電子マネー

ネットショッピングで電子マネーは使えるの?支払い方法は?全部解説します。

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Alexas_Fotos / Pixabay

キャッシュレスの決済方法はクレジットカード以外にもデビットカードプリペイドカード電子マネーが普及していて非常に便利になりましたよね。

これらの決済手段は実店舗では使える加盟店が豊富ですが、ネットショッピングでも国際ブランド付きであれば利用することができます。

しかし、電子マネーはネットショッピングで使えるのでしょうか?

まだまだクレジットカードはできるだけ使いたくないという人も多いので、そんな人はネットでの買い物も電子マネーが使えたら嬉しいですよね。

今回は、電子マネーをネットショッピングで利用する方法について解説します。

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ネットショッピングでの電子マネー支払い方法

電子マネーはコンビニやスーパーなどでの少額利用には、決済スピードが早く、おつりがないので小銭も増えずに便利です。

しかしそのシステムはICチップの情報を電波で読み取るという方式なので、ネットショップではそのまま利用することはできません。

ではどうやって支払うのでしょうか?

パソコンでカードリーダーを使った支払い方法

日本の電子マネーは「FeliCa(フェリカ)」と呼ばれるICチップを利用しています。

このICチップの読み取りができる「FeliCaポート(パソリ)」を購入して、パソコンに接続すると、ネットショップでも支払うことができます。

パソリ自体はそれほど高額ではなく、2,000円前後で購入できます。

また、自営業者や個人事業主の方は確定申告をネットで行えるe-Taxでも利用できるので、1台持っていても損はしません。

ただし、この支払い方法はカード型の電子マネーでしか利用できません

おサイフケータイやスマーフォンには、アプリを使った支払い方法があります。

アプリを使った支払い方法

おサイフケータイやスマホで電子マネーを利用する場合には、専用アプリをインストールする必要があります。そのアプリを利用すると簡単に電子マネー決済ができます。

スマホやおサイフケータイで買物をした後、支払い方法の選択画面で対応する電子マネーを選択します。

アプリを立ち上げてから金額によっては暗証番号を入力するなど、指示に従うだけで決済が完了します。パソコンと違いパソリといった機器は不要なので簡単です。

ただしどちらの場合も、ネットショップが電子マネーの決済に対応している必要があります。

主な電子マネーが利用できるネットショップ

電子マネーでインターネットショッピングをする場合は、ネットショップで電子マネーを使えることが前提となります。

実店舗ではほとんどのコンビニやスーパーで電子マネーが利用できますが、ネットショップではどのくらい使える加盟店があるのでしょうか?

主な電子マネーが使えるショップを簡単に紹介しますので、自分が持っている電子マネーが使えるお店を確認してみましょう。

樂天Edy

樂天市場内でも使えるネットショップは限定されているので、ショッピングする前に必ず確認しましょう。

代表的なショップ

  • 楽天市場
  • Amazon
  • Nissen On-line
  • DMM.com
  • HMVオンライン

そのほか使えるネットショップ → https://edy.rakuten.co.jp/search/site/

Suica

代表的なショップ

  • 楽天市場
  • Amazon
  • えきねっとショッピング
  • DMM.com
  • NHKオンデマンド
  • 電子書籍Renta
  • Qoo10

そのほか使えるネットショップ → https://www.jreast.co.jp/suicainternetservice/use/shopping/shop.html

iD

代表的なショップ

  • Amazon
  • タワーレコード
  • 総合書店honto
  • Shop Japan
  • Joshin
  • マンガカプセル

使えるネットショップ
→ http://id-credit.com/search/site.html

 

nanacoやWAONといった流通系電子マネーは、同じグループのネットショップ以外はほとんど使えません。

また後払い方式電子マネーにはiDとQUICPayがあります。

iDはネットショップの加盟店獲得に積極的ですが、QUICPayは実店舗での展開だけのようです。

⇒電子マネーはポストペイ型がおすすめ!iDとQUICPayの特徴まで比較!

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主なネットショップで支払いできる電子マネー

反対に、人気どころのネットショップで使える電子マネーを調べてみましょう。

利用者が多いネットショップではどんな電子マネーが利用できるでしょうか?

アマゾン

楽天Edy(Edyカード、Edyアプリ利用おサイフケータイに対応)

Suica(Suicaインターネットサービス、モバイルSuicaに対応)

iD(FeliCa搭載のおサイフケータイからのお支払いのみ対応)

楽天市場

樂天Edy(利用できない加盟店もある)

Yahoo!ショッピング

モバイルSuica、Yahooマネー

ポンパレ

樂天Edy、モバイルSuica、WebMoney

 

大手のインターネットショッピングサイトでは、あまり幅広く電子マネー決済を採用しているところはないようです。

基本的に少額決済が基本となる電子マネーなので、ネットショップではクレジットカード決済のほうが利用者も使いやすいのかもしれません。

プリペイドカードならネットショップでもっと使える

電子マネーを定義すると「金銭価値のある電子的データ」と考えることができます。

一般的に電子マネーと言われているのは、ICチップや磁気ストライプに使える金額をデータとして保存しています。

こう考えると、プリペイド式のカードも一種の電子マネーと言えますよね。

VISA・JCBプリペイドカード

プリペイドカードでも、VISAやJCBブランド付きのカードが発行されています。

電子マネーのようにチャージして繰り返し利用できる点を考えると、電子マネーと機能は同じです。携帯電話やスマホでは利用できないので、カード式の電子マネーと考えてもいいでしょう。

最大のメリットは、クレジットカードの国際ブランドが付与されている点です。

そのため、ほとんどのクレジットカード加盟店で利用することができるので、ネットショッピングでも決済することが可能です。

VISAプリペイドカードを発行会社

三井住友カード、三菱UFJニコス、ライフ、オリコ、クレディセゾン、アプラス、SBIカード、ジャックスなど。

JCBプリペイドカード発行会社

コメリキャピタル(アクアカード)、JTB(旅プリカ)、LINE(LINE Pay カード)、楽天銀行(楽天銀行プリペイドカード)、ローソン(おさいふPonta)など。

au WALLETプリペイドカード

au WALLETにもプリペイドカードがあり、マスターカードブランド付きです。

auの利用者であれば、携帯やスマホの利用料金で貯まったポイントをプリペイドカードに移行して、コンビニやネットショッピングで利用することができます。

au WALLETが使える加盟店よりもマスターカードが使える加盟店の方が圧倒的に多いので、プリペイドカードに移行したほうが使える加盟店の幅が広がります。

Apple Payも電子マネーの応用

http://www.apple.com/jp/apple-pay/getting-started/

2016年10月からApple Payが日本でも使えるようになりましたが、スマホで決済できる便利なサービスです。

iPhoneにクレジットカードを登録して決済しますが、実際にはカードに対応した後払い式電子マネー(iDまたはQUICPay)として決済されます。

クレジットカード情報も加盟店に残らず安全性が高い支払い方法です。

ネットショッピングとして使える加盟店は日本交通・じゃらん・TOHOシネマズ・出前館・giftee(ギフティ)などですが、今後増えていくことが期待できます。

電子マネーでネットショッピング決済をする場合はパソリが必要になるので、今後ネットショッピングが簡単にできるスマホで利用する人が多くなるかもしれません。

(Apple Payについては下記記事も参考に)

5分でわかるApple Payの仕組みと使い方|ポイント貯まるおすすめカード5枚を紹介

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まとめ

電子マネーは、実店舗では決済が早いという利点が大きいので便利ですが、ネットショッピングでは意外に使いにくいということがわかりました。

パソコンではそのまま利用することができず、使えるネットショップも限られています。

電子マネーは利用できる金額もあまり大きくないので、少額決済に利用するという点と、ネットショッピングでの少額利用は配送料の負担が大きいというデメリットがあるため、利用者も少ないのではないでしょうか。

今後は、少額のネットショッピングはApple Payに代表されるスマホ決済に移っていく可能性があります。

それでもネットスーパー等の少額利用がメインの買物では、電子マネーが利用できると便利ですね。

流通系の電子マネーでは同じ系列のネットスーパーでも使えて、貯まったポイントも電子マネーに移行することができるので活用しましょう。

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