JCB THE CLASS(ザ・クラス)はJCBカードの中で最上位(ブラックカード)となるクレジットカードです。
その年会費はざっと5万円。
いわゆるプレミアムカードという区分になるカードで、入会申込さえすることができません。一定の条件をクリアして初めてJCBから招待状が送られてきます。
これ以外にザ・クラスを手にする方法はないので、ステータスの面でも最上位となるクレジットカードです。
ここでは具体的な入手方法の他に、ザ・クラスだけの特典やサービスをご紹介します。
いつかは最上位のクレジットカードを持ってみたい人は是非ご覧ください。
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「JCBザ・クラス」の入手方法はインビテーションのみ。その条件とは?
「ザ・クラス」の入手方法は一つしかありません。それはJCBからのインビテーション(招待状)を手にするというものです。
一体どうすればそのインビテーションを受け取ることができるのでしょうか。
JCBゴールドカードに申込する
まずは、JCBゴールドカードを手にする必要があります。
この時点で平均的な20代の方には難しいと思いますが、すでに一般カードで実績を積んでいれば、20代でもJCBゴールドカードを作れる可能性はあります。
一般カードを持っていない場合は20代向けのゴールドカード「JCB GOLD EXTAGE」に入会すれば、30歳になると自動的にJCBゴールドカードに切り替わります。
JCBゴールドカードを手にすること自体はさほど難しいことではないでしょう。
申込基準も20歳以上となっている上に、「JCB GOLD EXTAGE」を経由するという方法もあります。
しかし、難しいのは入会してからで、JCBゴールドカードを集中して利用して実績を積むことが重要です。
もちろん支払い遅延などがあれば、そこで「ザ・クラス」はあきらめるくらいの覚悟は必要になるでしょう。
公式サイトJCBゴールドカード
JCBゴールドカードザ・プレミアを手にする
JCBゴールドカードを2年連続で100万円以上利用すると、年1回JCBゴールドカードザ・プレミアに招待されるチャンスがあります。
この招待を受けて「ザ・プレミア」を手にしたら、さらにカードショッピングを利用して実績を積むことになります。ザ・プレミアへの招待条件を考えると、年間100万円以上の利用はキープする必要があります。
また、ザ・プレミアのサービス料として年5000円(税別)かかりますが、年間利用金額100万円を維持すれば無料になります。
JCBゴールドカードザ・プレミアでさらに実績を積んでようやく「ザ・クラス」への招待状を手にすることができます。
ゴールドカードを手にしてから、おそらく3年以上はかかると思われますが、それだけ苦労しても「ザ・クラス」のサービスは期待を裏切らないでしょう。
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メリット絶大!JCB「ザ・クラス」の特典サービス
プレミアムカードと呼ばれるクレジットカードのサービスは、富裕層向けのハイクラスなサービスが多いという特長があります。
しかし、JCBカードは東京ディズニーリゾートの公式クレジットカードとなっている関係で、ザ・クラスにもディズニー関連の特典が数多くあります。家族サービスにも利用できる庶民的な特典が特長ですね。
メンバーズセレクション
「ザ・クラス」の年会費は税別年50000円ですが、毎年贈られてくる「メンバーズセレクション」は2万円相当のカタログギフトです。
もちろん、冠婚葬祭でよくもらうカタログギフトにはない特典があります。
特に、JCBが公式クレジットカードとなっている東京ディズニーランド関連の特典は、人気が高いでしょう。
- 東京ディズニーリゾート・パークチケット 4枚組(27600円相当)
- 東京ディズニーランド ペアランチとパークチケット2枚組
上記のような特典を選ぶことができますが、ペアランチのチケットは「クラブ33」で利用できるチケットです。
ディズニーランド内にあるクラブ33は会員制のレストランで、会員の紹介がなければ利用できず唯一アルコールを提供するレストランです。
残念ながら2016年から抽選でなければ手にすることができなくなり、子供は有料でも入店できなくなったようです。人気がありすぎて子供連れが増えて雰囲気を損なうようになったからかもしれません。
もちろんディズニー関連以外にも「厳選ギフトコース」「テーマパーク&トラベルコース」「グルメ&ステイコース」の中から好きのものを選ぶことができます。配偶者や恋人へのプレゼントとしても喜ばれるでしょう。
ザ・クラス・コンシェルジュデスク
プレミアムカードを持つ人にとって最も便利と言われているのが、365日24時間対応のコンシェルジュサービスです。まるで執事や秘書を持っているようなきめ細かいサービスを受けることができます。
予約の取りにくい老舗の飲食店の予約や、繁忙期のホテル、旅館の予約といったこともできるのが「ザ・クラス」のコンシェルジュサービスです。まさに会員のわがままを聞いてくれるサービスとなっています。
プライオリティ・パス
「ザ・クラス」は、世界の空港ラウンジが利用出来る会員制サービス・プライオリティ・パスの最高級プレステージ会員に無料で登録することができます。
最高クラス「プレステージ会員」の通常年会費399ドル(約4万円程度)が無料になります。
プライオリティ・パスは誰にでもメリットのあるサービスではありませんが、海外旅行や出張が多い人ほどカード年会費が気にならなくなるほどメリットのあるサービスでしょう。
東京ディズニーランド・シーにあるJCBラウンジ
東京ディズニーランドとディズニーシーの一部アトラクションには、スポンサーラウンジがあります。
JCBも公式スポンサーとなっているのでJCBラウンジと呼ばれる施設を持っています。ザ・クラスの会員は年1回・同伴者4名まで、このJCBラウンジを利用することができます。
「スター・ツアーズ ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」と「ストームライダー」にJCBラウンジがありますが、利用するにはメンバーズデスクに連絡して「ラウンジ招待チケット」を発行してもらいます。
さらに、ディズニーランドやディズニーシーに予約をすることでアトラクションに並ぶことなく楽しむことができます。
⇒ディズニー好きならJCBカード必携!優待からスポンサーラウンジまでお得すぎる特典を紹介
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「ザ・クラス」は年会費以上の価値がある
JCBのプレミアムカード「ザ・クラス」はゴールドカードと比べても、高額な年会費5万円という最高級プレミアムカードです。
しかし、年会費と比べてもそれ以上のサービスが提供されているクレジットカードと言えるでしょう。
毎年送付されてくるカタログ「メンバーズセレクション」だけでも2万円以上の価値があります。
さらに海外旅行の多い人には、年会費4万円相当のプライオリティ・パスが無料になるというサービスだけでも年会費分の価値はあるでしょう。
ザ・クラスを手にする手段は、JCBのゴールドカードやゴールドカードザ・プレミアを何年も使い続けるという根気がいるものです。
しかも、最低でも年間100万円以上のショッピング利用が必要なので、だれでも手にすることができるというわけではありません。
しかし、一般のサラリーマンでも手にしている人がいることを考えると、ゴールドカードを持てるくらいの収入があれば不可能ではありません。
興味のある方は、クレジットカードの利用はJCBだけに集中させることで、「ザ・クラス」への道が開けるかもしれません。
公式サイトJCBカード