QRコード決済 電子マネー

iD(アイディー)とd払いってどっちがお得?特徴の違いや、併用でポイントが貯まるキャンペーンを紹介

更新日:

ドコモが運営するキャッシュレス決済サービスは、

  • 電子マネーの「iD(アイディ)
  • QRコード決済(スマホ決済)の「d払い

という2種類があります。

両サービスの違いとしては簡単に言えば「電子マネー」と「コード決済」の違いなのですが、おそらく読者のあなたは「そもそも電子マネーとコード決済の違いがわからないんだよ!」という気持ちだと思います。

そこで、毎日のようにiDとd払いを併用している私がiDとd払いって何が違うの? 結局どっちがお得なの?」という点を分かりやすく解説していきます。

展開中のポイントアップ特典も合わせて紹介するので、ドコモユーザーは一読の価値がありますよ。

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電子マネー「iD(アイディ)」とスマホ決済「d払い」の違いを比較してみる

まず最初に言っておくと、dポイントを貯めている人は「iD」も「d払い」も場所とシーンで使い分けられるようにどちらも持っておいた方がいいです。私もいつも使い分けています。

その上で、iDとd払いの違いを説明しましょう。

まずは主な違いを比較表にまとめてみました↓

iD(アイディ) d払い
利用条件 対応するクレジットカード、またはドコモ契約 dアカウントがあれば誰でも登録可能、
利用金額の引き落とし
  • 事前チャージ(プリペイド型)
  • 口座振替(デビット型)
  • 携帯料金との合算請求(ポストペイ型)
  • クレジットカード払い
  • ドコモの利用料金との合算請求
  • 現金チャージも可
ポイント還元率
  • カード・サービスごとに異なる
  • dカードのiDは1%
  • ネット:1%
  • 街のお店:0.5%

※クレジットカード払いならクレジットカード側でもポイント付与あり

支払いのやり方 iD付帯のカード、iDをインストールしたスマホをレジのリーダーにタッチ d払いアプリを起動し、表示されたバーコードをレジで読み取ってもらう
使えるお店 セブン、ローソン、ファミマ、イオン、マクドナルドなど ローソン、ビックカメラ、Amazon、メルカリなどなど10万店以上
公式サイト iD公式HP d払い公式HP

 

細かく挙げれば違いは色々あるのですが、選ぶ基準としては以下4つの点を見ておけばOKです。

  1. サービス利用に必要なもの
  2. ポイントの貯まりやすさ(還元率)
  3. レジで支払いするときの簡単さ
  4. 使えるお店

この4点についてもう少し詳細に説明を加えます。

 

1. サービス利用に必要なもの

  • 【d払い】:dアカウント(+スマホ)
  • 【iD】:iD対応カード、またはドコモと契約

d払いを使うのに必要なもの

d払いに関しては「dアカウント」を持っていればOK。ドコモユーザー以外でも使えます。あとはアプリをスマホにインストールすればすぐに使い始めることができます。

iDを使うのに必要なもの

一方でiDを利用するためには、以下の2つのうちどちらかが必要です。

  • iDに対応するカード
  • ドコモとの契約(ドコモの利用料金と合算請求になるおサイフケータイ向けサービス・dカード mini)

iDにはカード付帯のものと、おサイフケータイの「iD」アプリに登録して使えるものがあります。私は dカード GOLD をスマホに登録してiD決済をしています。

iD対応の主なクレジットカードと、デビットカード・プリペイドカードは以下の通りです。

iD対応のカード

<クレジットカード>

  • dカード
  • 三井住友カード
  • オリコカード
  • セディナカード
  • イオンカード(おサイフケータイのみ)
  • セゾンカード(おサイフケータイのみ)
  • ライフカード(おサイフケータイのみ)

<デビットカード・プリペイドカード>

  • 三井住友銀行(SMBCデビット
  • dカード プリペイド
  • ソフトバンクカード(iPhoneのApple Payのみ)
  • メルペイ(メルカリの決済サービス、おサイフケータイ登録でiDに対応)

スマートフォンでiDを使いたい場合は、おサイフケータイ対応のスマホが必要になります。

iPhoneならiPhone 7以降の機種、Androidの場合「おサイフケータイ対応」と書かれている、ドコモやSIMフリーの機種が対応しています。(メルペイ以のみ、auやソフトバンクのAndroidスマホにも対応)

 

2. dポイントの貯まりやすさ

dポイントクラブ

  • 【d払い】
    →基本還元率;ネット1%/街のお店0.5%
    →カードと併用してポイント二重取り〜三重取りが可能
  • 【iD】
    →基本還元率:カードやサービスによって異なる

d払いのポイント還元

dポイントに関しては、d払いの方がポイントは貯まりやすいです。

d払いは単独だと通常0.5〜1%還元ですが、クレジットカードやポイントカードと併用することでポイント二重取り〜三重取りが可能になるからです。

私の場合、d払いの利用金額は dカード GOLD (還元率1%)で精算するよう設定しているので、

  • dカード GOLDの1%還元
  • d払いの0.5〜1%還元

合計1.5%〜2%還元でdポイントを貯めることができています。

さらにローソンのようなdポイント加盟店なら、「dポイントカードの提示ポイント」+「d払いの決済ポイント」+「クレジットカードの精算で貯まるポイント」の三重取りも可能なので、2%以上の還元率でポイントが貯まっていきます。

ただし、d払いの利用額をドコモスマホ代に合算して支払う場合は、クレジットカードとのポイント二重取りができないのでご注意ください。

iDのポイント還元率

iDは、使っているiD対応クレジットカードなどのポイント還元率で貯まる仕様。例えば私が dカード GOLD でiD決済をしている時は、クレジットカードの還元率と同じ1%が貯まっています。

ローソンのようなdポイント加盟店なら、iDのポイント還元にプラス、ポイントカード提示によるdポイントも貯められるので二重取りまでは可能です。

しかし、d払いのカード併用二重取りと違って使える店舗が限られてくるので、ポイントの貯まりやすさで言うとd払いよりは劣りますね。

 

3. 支払い方法はiDが圧倒的に早いし簡単

QRコード決済

  • 【d払い】:スマホアプリを開いてQRコード画面を出す必要がある
  • 【iD】:iD搭載のカードかスマホをレジのリーダーにタッチするだけ

支払いの簡単さでいうと、iDの方が圧倒的に早いし簡単です。

iDで支払う場合、付帯カードかスマホをレジの専用リーダーにピッとタッチするだけで支払えます。

 

一方で、d払いに限らずQRコード決済は支払い方がやや面倒です。

レジにて、まずスマホでアプリを立ち上げる必要があります。その上でスマホに表示された支払い用バーコードを読み取ってもらうという流れ。

光の加減やスマホ画面の明るさによっては、読み取りに手こずることがあったりして思いのほか時間がかかることも多いです。

カードマン
正直、コード決済はいちいち面倒に感じることも多々あります

 

4. 使えるお店

  • 【d払い】:ローソン、ビックカメラ、Amazon、メルカリなど
  • 【iD】:セブン、ローソン、ファミマ、イオン、マクドナルドなど

d払いとiDでは、単純に使えるお店が違います。なので両方持っておいて、お店によって使える方を使えるようにしておいた方がいいわけですね。

率直に言うと、iDの方が日常生活のなかで使えるお店は全然多いです。

サービス歴としては新しいd払いも急速に対応店舗を増やしていますが、iDに比べるとまだまだ少なく感じます。カフェや飲食店などでもあまり使えません。

一方で、iDはコンビニ3社で使えるしカフェや飲食店でも多く使えたりと日常的な買い物で使いやすいです。

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iDとd払いは結局どっちがお得なの?

メインは「iD」、使えるお店では「d払い」がおすすめ

率直に言って、”お得さ”ならd払いです。前述のようにポイントの二重取りが簡単にできますし、電子マネーに比べてスマホ決済はキャンペーンが多いという点もあります。

しかし、d払いは未だに使えるお店が少ないのが難点。コンビニや飲食店など、日常的に色々なお店で使えるのは圧倒的にiDの方です。

なので結論としては、

メインはiD、d払いが使えるお店ではd払いで。

ということでファイナルアンサーです。

iDとd払いの支払い方法は、dカードがおすすめ

dカードGOLD

(私は dカード GOLD を愛用)

iDやd払いといったドコモのキャッシュレス決済を使うなら、同じくドコモのクレジットカードである dカード dカード GOLD を併用することをおすすめします。

dカード/dカード GOLDはポイント還元率1%と高いので、iDでも1%貯まりますし、d払いを使えばポイント二重取りで1.5〜2%の超高還元になります。

dカードの特徴

dカード dカード GOLD
  dカード VISA dカード GOLD VISA
年会費 無料 10,000円(税抜き)
ポイント還元率 1% 1%
付帯保険 ショッピング保険:100万円 旅行保険(海外1億円/国内5000万円)
 その他特典 ケータイ補償最大1万円(1年間) ケータイ補償最大10万円(3年間)
国内空港ラウンジ無料サービス
申し込みサイト dカード dカード GOLD

ドコモスマホを使っている人であれば、私も愛用している dカード GOLD の方が圧倒的におすすめですね。

というのも、 dカード GOLD には毎月のスマホ代の10%のポイントが還元される特典があるので、月々のスマホ代が9000円もあれば毎月900P=年間10800Pが特典でもらえるので、年会費10,000円の元が簡単に取れるからです。

それでいて「ケータイ補償」が最大10万円つきますし、旅行保険や空港ラウンジサービスといったゴールドカード特典もつくので死ぬほどお得です。

また、dカード/dカード GOLDには、dポイントカード機能も搭載されています。なのでローソンのようなdポイント加盟店ではカード提示により、カード単体のポイントとさらに追加でdポイントを貯められます。

dポイントの貯め方

  • dカードの利用
  • d払いでのポイント二重取り
  • dポイント加盟店でのポイントカード提示
  • iD決済

iDやd払いを活用するなら、ドコモを契約しつつ dカード dカード GOLD を申し込んで、d払いやiDの支払い方法に設定するのがおすすめです。

⇒ dカード公式サイトを見る

⇒ dカード GOLD公式サイトを見る

 

iDとd払いの併用でお得になるキャンペーン「dポイントスーパー還元プログラム」

2019年6月10日より、d払いやiDでの支払いで最大+7%のポイント獲得ができる「dポイントスーパー還元プログラム」がスタートしています。

dポイントスーパー還元プログラム

dポイントを爆発的に貯められるチャンスタイムなので、ぜひ活用していきたいキャンペーンです。

まず先に注意点として、iD決済はdカード以外だと対象外になってしまいます。iD利用者の方は、やはり dカード dカード GOLD を持っておくことをおすすめします。

対象サービスの利用でポイント還元率が最大+7%にアップ!

dポイントスーパー還元プログラムでは、以下の対象サービスを申し込んでいることを条件にポイント還元率がアップします。

対象サービス 条件・月額料金 還元率
dポイントクラブのプラチナステージ 以下のどちらかを満たす

・ドコモを15年以上契約
・dポイントを6ヶ月間に10,000ポイント以上獲得

+1%
dカードでドコモの利用料金を支払う dカードやdカード GOLDで、ドコモの利用料金を支払う +1%
ドコモの月額課金サービスの利用(dTVやdアニメストアなど) (例)dヒッツ:月額300円 +2%
いちおしパック(約200種類のアプリ・クーポン+コンシェルジュアプリ+クラウド50GB) 月額500円 +1%
DAZN for docomo(スポーツ動画配信サービス) 月額980円 +1%
Disney DELUXE(Disneyの動画配信サービス) 月額700円 +1%

正直なところ、すべての条件を満たして+7%還元にするのは難しいです…。

とくに対象サービスの申し込みは月額料金がかかる(総額2,480円〜)ので、元を取るために無駄な支払いをしてしまう恐れもあります。

すべての条件を満たそうとせず、無理なく適用できる条件だけを満たしましょう。

私が常に満たしている「dポイントスーパー還元プログラム」の条件とプラスになる還元率は、以下のとおり。

合計+4%なので、これだけでもザクザクポイントが貯まっていきます。

まだプログラムが始まったばかりで、実際にポイントは付与されていませんが…

カードマン
ポイントアップ対象期間(毎月10日〜翌月9日)の翌々月末日に、ポイントアップ分のdポイントが付与されます。(例:7月10日〜8月9日分は10月31日)

キャンペーン開始以降、食料品は極力ツルハドラッグ(iDとd払い対応)で買うなど、できる限り高還元を受けるべく私も頑張っています。

dポイントを貯めている人はキャンペーンを利用してぜひ一緒に貯めまくりましょう。

他にも不定期に高還元キャンペーンが開催!

「dポイントスーパー還元プログラム」以外にも、不定期にd払いやiDに関連したポイントアップキャンペーンが開催されます。

2019年8月は、以下の2つが展開されました。

  • ローソンなどの対象加盟店において、dポイントカード提示でポイントが+3%還元になる「dポイントスーパーチャンス」(8月31日まで)
  • コンビニでd払いをすると、+20%還元(8月13日〜31日)

2019年時点では毎月豪華な高還元キャンペーンが展開されていて、d払いやdポイントの普及を進めていることが伺えます。

将来的に普及すればキャンペーンは減ってしまう可能性もあるので、お得にdポイントを貯めるなら今のうちでしょう。

dポイント公式サイトで最新キャンペーン情報をチェックし、どんどん活用してみてください。

 

まとめ

結論としては、d払いとiDはどちらも使えるお店が違うので、使えるお店で使える方を使えるように両方持っておくというのが一番です。

そしてもう一つ重要なのが、dカード。

dカードにはiD付帯されていますし、d払いで使ったお金をdカード精算にしておけばポイント二重取りで1.5〜2%還元で使えるようになります。

iDとd払い、そして dカード dカード GOLD を組み合わせて、お得にdポイントを貯めていきましょう。

カードマン
d払いの使用感については下記レビュー記事でも詳しく書きました
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