デビットカード・プリペイド

4機能が1枚に!三井住友銀行デビットカード「SMBCデビット」の使い方・メリットデメリット

更新日:

今までゆうちょ銀行をメインバンクにしていた私ですが、引越しで家賃の引き落としに使えなくなってしまったため、メインバンクを三井住友銀行に変更しました。

三井住友銀行のデビットカードは「SMBCデビット」という名前で、「キャッシュカード」「VISAデビットカード」「電子マネーiD決済」の機能が1つにまとまった多機能さが特徴です。

メインバンクで三井住友銀行を使っている人なら、非常に有用なカードになります。

この記事では、実際にSMBCデビットを活用している私が、SMBCデビットの便利な使い方やメリット・デメリットを紹介したいと思います。

スポンサーリンク

4機能が1体に! 三井住友銀行の「SMBCデビット」とは?

公式HPSMBCデビット

「支払い」にも使えるキャッシュカード

三井住友銀行のSMBCデビットは、以下の4つの機能が一つになったカードです。

4機能が1枚に

  • 三井住友銀行のキャッシュカード
  • VISA加盟店で支払いに使えるVISAデビットカード
  • iD加盟店で支払いができるiD(電子マネー)
  • Visa payWaveで支払い可能

デビットカード+電子マネー付きのカードに、キャッシュカード機能も付いた一体カードという感じですね。

補足として「デビットカード」について説明しておくと、カードを使ったら即時に銀行口座から利用金額が引き落とされるカードのことです。

クレジットカードと違って、銀行預金残高の内でしか使えず、使った瞬間に引き落としなので現金と同じ感覚で使えるカードですね。クレジットカードのように身の丈以上の金額を使ってしまうこともないので、クレカに抵抗感のある人に好まれるのがデビットカードです。

審査不要で15歳以上で作れる!ポイント還元もあり。

そんなデビット機能が付いたSMBCデビットの基本情報は、以下にまとめた通りです。

年会費 無料
国際ブランド VISA
ポイント還元率 SMBCポイント:0.5%/キャッシュバック:0.25%
電子マネー iD、Visa payWave
保険 ×
申し込み資格 15歳以上・三井住友銀行の普通預金口座をお持ちの方(中学生を除く)

年会費はもちろん無料です。

またクレジットカードではないので発行審査は不要です。15歳以上(中学校を卒業済み)で三井住友銀行の口座を持っていればすぐに発行可能です。子供に、クレジットカードを持たせる前にデビットカードを持たせておくのもアリでしょう。

その代わり、クレジットカードではないので保険などの細かい特典はありません。

そしてポイント還元に関してSMBCデビットは、

  • 0.25%還元のキャッシュバック
  • 0.5%還元のポイント

この2つから選んで利用できます。

初期設定では還元率が低い0.25%キャッシュバックに設定されています。0.5%ポイント還元にしたい場合にはSMBCダイレクトから変更可能です。

カードマン
当然ながら還元率は高いに越したことがないので、私はポイント還元に切り替えて使っています。

ポイントは毎月20日頃に付与されますよ。

SMBCデビットのデザインは4種類から選べる

SMBCデビットデザイン

公式HPSMBCデビット

SMBCデビットのカードデザインは上記4種類から選べます。

私は一番無難なベーシックを使っていますが、この辺はお好みでどうぞ。

スポンサーリンク

SMBCデビットを使ってみてわかったメリット

カードマン
SMBCデビットはメリットが多くてかなり良カードだと感じています。

SMBCデビットは支払いの利便性は高く、還元率も一般的なクレジットカード並みです

VISA決済や電子マネー対応で使い方は豊富、スムーズな支払いが可能

SMBCデビットはVISAデビットカード機能搭載なので、VISAの加盟店でクレジットカードのように支払いができます。

デビットカードの使い方は簡単で、クレジットカードと同じようにレジで「カードで」と伝えてSMBCデビットを店員さんに手渡すのみです。代金は即口座から引き落とされるので、残高以上の支払いはできません。

後払いのクレジットカードだと起こりがちな「使いすぎ」を防げるので、安心ですね。

さらにSMBCデビットは、「iD」や「Visa payWave」の加盟店での支払いにも対応しています。

電子マネー決済では「iDで」と使う電子マネーをレジで伝え、カードをリーダーにタッチするだけで支払いを終えられます。

iDやVisa payWaveならカードをレジで手渡したり、サインをしたりする手間・時間をかけず即座に支払えるので、よりスムーズです。

私はスーパーやコンビニで少額決済するときは、よくSMBCデビットのiD決済機能で支払いをしています。

(電子マネーiDについては下記記事も参考してください)

電子マネー
電子マネーはポストペイ型がおすすめ!iDとQUICPayの特徴比較

年々、普及が進んでいる電子マネー。お金という存在は現金から電子データへと急速にシフトし始めていて、私たちのサイフから小銭やお札は必要なくなってきています。 電子マネーの代表格である「PASMO」や「S ...

続きを見る

SMBCポイントは三井住友VISAカードとの連携に強い

SMBCデビットで貯めたSMBCポイントは、5ポイントごとにワールドプレゼント1ポイント(5円相当)へ等価交換できます。

ワールドプレゼントは、三井住友カードの利用で貯まるポイントです。

私は三井住友カードが20代専用に発行しているゴールドカード「 三井住友VISAプライムゴールドカード 」を使っているので、クレジットカードとSMBCデビットを使い分けながら同じポイントを貯められて満足しています。

公式HP 三井住友VISAプライムゴールドカード

関連記事評判高い!20代専用の三井住友VISAプライムゴールドカードでモテる男に【ステータス重視】

クレジットカードとデビットカードで同じポイントが貯まれば、ポイントを景品に交換できる金額(ワールドプレゼントは200ポイント)まで貯めるスピードを縮められて助かります。

なお金曜15時までに申し込んだポイントが翌週末に反映されるので、待ち時間は長めであることにご注意ください。

ATMなどを使っていればポイントが貯まっていく

この記事を書きながら調べていて初めて知りましたが、SMBCポイントはiDやVISAデビット決済以外でもどんどん貯まります。

例えば、以下のような利用シーンでどんどんポイントが貯まります。

  • SMBCダイレクトへのログイン:毎月1回5ポイント
  • 三井住友銀行ATMでの入出金:毎月3回まで、1回10ポイント
  • SMBCポイントパック申し込み時:300ポイント
  • 外貨預金の預け入れ・自動積立による引き落とし:SMBCダイレクト利用時に15ポイント(店頭では2回目以降15ポイント)
  • 投資信託の購入や自動積立による引き落とし:SMBCダイレクト利用時に15ポイント(店頭では2回目以降15ポイント)

私はSMBCダイレクトへのログインや、ATMでの入出金でポイントを貯めています。

確認したところ見ての通り、デビット決済に加えてログインや入出金でもポイントが貯まっていました。

SMBCデビットを一切使っていない月でも、とりあえずSMBCダイレクトへのログインで5ポイントは貯まるのが良いですね。

カード利用時にはメールが来るので、不正利用対策も万全

SMBCデビットを使うと、即座に「カードを利用しました」という確認メールが届きます。

クレジットカードだと不正利用時に、「いつの間にか知らない請求が来て、しかも既に引き落とされている!」といったトラブルに発展する可能性がありますよね。

SMBCデビットならすぐに利用確認メールが来るので、不正利用を見逃さずに済むので安心して使えています。

ジャパンネット銀行と資金を無料で相互移動できる

三井住友銀行とジャパンネット銀行は、同名義の口座間において資金を手数料無料で移動できます。

デメリットの項目でも触れますが、三井住友銀行はコンビニATMを月3回までしか無料で使えません。

しかし、一旦ジャパンネット銀行を経由すれば、1,000円単位なら事実上何回でも無料でお金を出し入れできます。(ジャパンネット銀行は3万円以上の入出金が常に無料)

地方に住んでいても、ジャパンネット銀行の口座があれば預金額のやり取りにかかるコストを削減できるので、私は今までATMの利用料を支払ったことはありません。

海外ATMから手数料108円で現地通貨を引き出せる

SMBCデビットは、海外のVisaまたはPlusマーク付きATMから現地通貨を引き出せます。空港で両替などの手間をかけずに、手数料108円で現地通貨を引き出しが可能。

私は海外旅行はさほど行かないのですが、今後行った際は活用したい機能ですね。

スポンサーリンク

SMBCデビットの改善してほしいデメリット・注意点

カードマン
SMBCデビットを使っていて、ちょっとイマイチに感じた部分もあります。 いずれも極端に大きなデメリットではありませんが、今後の改善に期待したいですね。

地方在住だとATMを無料で利用できる場面が少ない

東京などの都心では三井住友銀行の支店がたくさんありますが、地方ではATMを設置しているお店が少ないです。私は現在は仙台に来ていますが、わざわざ仙台駅まで行かなければ本支店ATMを使えなくなってしまいました。

コンビニATMが月3回しか無料で使えないので、あまりこまめに預金ができないのはイマイチに感じています。

三井住友銀行は、同じメガバンクのみずほ銀行や三菱UFJ銀行と比べてもATMの設置台数が少ないのがちょっと不満ですね。

電子マネーiDは自販機で使えない

iD対応のdカード プリペイドなども同様ですが、クレジットカード以外のiDは自動販売機で支払いに使えない傾向にあります。

せっかく手軽に小銭を使わず支払えて便利なのに、特に役立つ場面となる自販機で使えないのは辛いです。

スマホのアプリでデビットの明細が見られるが使い勝手が微妙

SMBCデビットの利用明細は、三井住友カードの明細や三井住友銀行の入出金明細と合わせて「SMBCネットワークアプリ」でスマホからチェックできます。

見ての通り、利用店名までチェックできて便利です。

しかしながら、アプリの作りに若干ストレスが……

まずUI(ユーザーインタフェイース)の問題で、iPhoneのホームバーと下のタブの表示が被っています。デビットカードの明細を見ようとするとホーム画面に戻ることがあるなど、仮にも大手銀行のアプリでこの作りは良くないと思います…。

また、デビットカードの利用明細を見るのが手間です。以下の2つの手順を済ませなければいけません。

  • Moneytreeへの登録
  • 「SMBCデビット」のWEBサイトの会員登録(SMBCダイレクトとは別です)

もう少しアプリの使い勝手を向上させてほしいですね。

Apple Payには非対応

SMBCデビットは、Apple Payへ登録できません。

クレジットカード以外でApple Payを使いたなら、プリペイドカードである「dカード プリペイド」や「au WALLETプリペイドカード」は登録できますよ。

Apple Payについては下記記事を参考に。

詳しく解説
5分でわかるApple Payの仕組みと使い方|ポイント貯まるおすすめカード5枚を紹介

iPhoneユーザーにはもうお馴染みだと思いますが、Apple PayとはiPhoneやApple Watchを使って決済を行えるサービスです。 Apple Payを使うと、iDやQUICPayを使っ ...

続きを見る

まとめ

三井住友銀行をメインバンクにするなら、SMBCデビットはぜひ利用しましょう。クレジットカードのように支払いに使えてポイントも0.5%還元で貯まりますし、キャッシュカード機能もついているので財布の中のカードを減らせます。

合わせてクレジットカードは三井住友VISAカードを持っておくと、ポイントを倍速で貯めやすいのでおすすめです。

公式HPSMBCデビット

厳選おすすめ記事5選

1

年会費無料のクレジットカードは、クレジットカード初級者のメインカードとしても、中〜上級者のサブカードとしてもニーズがあります。 つまり、誰でも最低1枚は持つことになるカードでしょう。 ここでは、年会費 ...

2

ビジネスマンがクレジットカードに求めるものは、シンプルに”ステータス性”ではないでしょうか。 やはり仕事上の付き合いでカードを出すときは、さらっとハイクラスな出して「カッコ良さ」を演出したいもの。腕時 ...

3

女性は男性に比べて購買意欲が高いため、クレジットカード会社は女性の顧客を非常に大切にしており、女性のためのクレジットカードを用意している会社もあります。 一般的に女性には流通系(デパートやショッピング ...

4

30歳を超えてくると、そろそろゴールドカードの1枚も持っておいていい頃です。 一般カードに比べると年会費のコストは増しますが、それ相応のゴールド特典が多数ついたり、何より「ステータス性」がグンと上がり ...

5

ビジネスでも観光でも、旅行にいく際にはクレジットカードが必需品になります。 もちろんカードの種類によるわけですが、海外へ持っていきたいクレジットカードの特徴は以下3つです。 旅行保険やショッピング保険 ...

-デビットカード・プリペイド

Copyright© 【クレカノート】おすすめのクレジットカード情報マガジン , 2024 All Rights Reserved.