電子マネー

5分で分かるApple Payとは?仕組みから使い方、日本で使えるカードまで解説

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日本では、現金払い以外の決済手段としてはクレジットカード、電子マネーが主流です。特に電子マネーはICチップが搭載できればカードの形状でなくても利用できるので、スマホや携帯電話に搭載したおサイフケータイもおなじみですよね。

日本ではアップルが開発したiPhoneが圧倒的人気ですが、これまでのiPhoneにはこうした決済手段が利用できないという欠点がありました。

しかし日本でのiPhone人気の高まりを受けてか、2016年10月下旬より、ようやくアップルもiPhoneに電子マネー機能「Apple Pay」を導入しました。

今まで画期的なシステムを導入してきたアップルだけに、今までにないメリットが期待できます。

今回は、アップルがiPhone7・Apple Watch Series 2に日本で初めて導入した決済手段「Apple Pay」の仕組みや使い方から利用できるクレジットカードまでご紹介しましょう。

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Apple Payの仕組み

まずはイメージをチェック

詳しく話す前に、まだApple Payのイメージも把握していない人は、下の1分で分かるプロモーション動画を見てみてください。

余計な言葉を用いず、映像だけで伝えるところがアップルらしいですね。スゴい製品やサービスは、その素晴らしさを伝えるのに言葉はいりません。

「これからの時代は現金要らず!」とか言ってプリペイド型の電子マネーが普及したのも最近の話なのに、もう電子マネーすら持ち歩く必要がない世界が到来しようとしています。

というわけで、そんな画期的な決済システム「Apple Pay」の詳細をチェックしましょう。

Walletアプリに電子マネーやクレジットカードを登録して使う

http://www.apple.com/jp/apple-pay/getting-started/

http://www.apple.com/jp/apple-pay/getting-started/

日本ではiPhone7から使えるようになったApple Payですが、今回初めて日本の規格に対応したということになります。2016年10月下旬から無料のソフトウェア・アップデートが開始されます。

Apple Pay自体は電子マネー等の名称ではなく、電子マネーやクレジットカードを登録するシステムの名称になります。つまり、Walletアプリに電子マネーやクレジットカードを登録して使うことになります。

コンビニでちょっと買い物をしたり、駅の改札を通ったり、スマホでネット注文したりと、その全てがiPhone一つでできてしまうわけですね。恐ろしく便利な世の中になってきているのを実感します。

登録や利用にあたって、とくにアップルに支払う手数料がかかることもありません。利用した金額はすべてクレジットカード会社から請求されるので、その場合にカード会員手数料がかかる可能性はあります。

カード請求も基本的には1回払の請求となるので手数料はかかりませんが、自動リボなどの場合はかかることがあります。その辺りはApple Payではなくクレジットカードとカード会社の問題なのでここでは省略します。

Apple Payに登録できるサービス

Apple pay

Apple Payに登録できるクレジットカードや電子マネー等は下記のとおりです。

クレジットカード

  • 国際ブランド
    ⇨アメリカン・エキスプレス、JCB、マスターカード(VISA、ダイナースクラブ未対応
  • 国内ブランド
    ⇨イオンカード、au、オリコ、クレディセゾン、ソフトバンク、TSキュービック、dカード、ビューカード、三井住友カード、MUFGカード 以上国内ブランド

電子マネー

iD、QUICPay、Suica、(楽天Edy、nanaco、WAONとSuica以外の交通系は未対応

ここで注意が必要なのは、国際ブランドのVISAが登録できないことです。

もちろんVISAブランド付きのセゾンカード、オリコカードなどは登録できますが、VISAブランドの楽天カードは登録できません。さらに楽天Edyも登録できないので、楽天カードは利用できないことになります。

まずは自分が持っているクレジットカードが登録できるか確認してみましょう。

またApple Payが利用できる店舗は、Apple Payマーク、iD、QUICPay、Suicaのマークがある加盟店となります。

Apple pay

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Apple Payの登録方法と使い方

登録方法

クレジットカードを登録するのは超簡単。カメラ機能を利用して自動的にクレジットカード情報を読み取ってくれます。

また、Suicaなどの非接触型のICチップFeliCaを搭載した電子マネーは、iPhone7の下に置くだけで登録が完了します。このシンプルさたるやさすがアップルですよね。

Apple Payはクレジットカードを使うというよりクレジット機能を使う

Apple Payに登録したクレジットカードで直接決済する事はできないようです。クレジットカードの情報を読み取るには特殊な端末機が必要で、日本では普及していません。

アメリカではクレジットカード会社が無償で加盟店に配布しているようなので、近い将来はクレジットカード決済が可能になるかもしれませんが、日本はちょっと待ちましょう。

現状ではFeliCaチップに対応して決済を可能にしているので、iD、QUICPay、Suicaでの決済となります。

登録したクレジットカードによって使える電子マネーが選択される

iD

  • 三井住友カード
  • イオンカード
  • dカード
  • ソフトバンクカード

QUICPay

  • JCB
  • オリコカード
  • クレディセゾン
  • ビューカード
  • 三菱UFJニコス
  • アメックス
  • au WALLETクレジットカード
  • TS CUBIC CARD

上記の組み合わせで決済する電子マネーが選択されます。

登録するクレジットカードにiDやQUICPayが搭載されていなくても、Apple Pay に登録することで電子マネーの利用が可能となる仕組みです。

Suicaの場合はApple PayにクレジットカードとSuica、MySuica、Suica定期券を登録しておけば、改札口で自動的に残高を補填するオートチャージが可能になります。

Apple Pay

もう、Suicaのカード自体は持ち歩く必要がありません。Suicaの上にiPhone7を置くだけで、一瞬でSuicaの情報がiPhone7に転送され、iPhone7の中にSuicaが移動します。

登録してあるクレジットカードでオートチャージも可能なので、残高不足のたびに精算機や券売機までチャージに行く必要ななくなります。

この便利さたるや!!

VISAブランドが使えないのはiD・QUICPayに対応できないから?

VanimaMela / Pixabay

VanimaMela / Pixabay

VISAは以前、三菱UFJニコスと提携してVISA TOUCH(ビザタッチ)という後払い方式の電子マネーを発行していました。これは三菱UFJニコスの開発したSmartplus(スマートプラス)という電子マネーのシステムを応用したものです。

しかし、三菱UFJニコスの電子マネー事業の撤退とともに、VISA TOUCHも廃止となっています。その為システム的に対応できないかとも思いましたが、三菱UFJニコスがApple Payに参加しているのでそれはなさそうです。

参加するメリットを感じなかったのかはわかりませんが、ユーザーからしたらVISAが参加していないだけでApple Payに魅力を感じない人もいるはずですよね。この点はちょっと残念です。

とはいえ、Apple Payはまだ始まったばかりですから将来的には参加の可能性があるので期待しましょう。

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Apple Payのセキュリティ

pixelcreatures / Pixabay

pixelcreatures / Pixabay

Apple Payのセキュリティー性能は非常に高く、クレジットカードを携帯して利用するよりも安全だといえます。

クレジットカードもカード盗難保険などがありセキュリティー対策は十分ですが、カード加盟店にクレジットカード情報が残るので漏えいのリスクがあります。Apple Payはこの漏えいのリスクにも対応しているので優秀です。

Apple Payでは実店舗でもネットショップでも利用が可能ですが、クレジットカード情報は独自の番号に置き換えられるので、アップルでも加盟店でもクレジットカード情報はわからない仕組みです。

また、iCloud.comや「iPhone を探す」アプリにサインインすると、iPhoneをなくしてもその位置を特定したり、デバイスをロックしたり、個人情報を消去したりといったことができます。万が一紛失してしまった時のガードが非常に堅いので安心できます。

また、後日に消去したSuicaの残高を回復することも可能です。素晴らしい。

Apple Payにおすすめのクレジットカード

Apple Pay

Apple Payに対応しているクレジットカードであれば基本的にはどのクレジットカードでも構いませんが、なるべく電子マネーと相性が良いカードが良いでしょう。

おすすめを一つ挙げるとすると、JCBカードですね。Apple PayのプロモーションでもサンプルとしてJCBカードが使われています。

JCBカード おすすめポイント
JCB一般カード

条件付きで年会費無料(通常1250円)

旅行保険もバッチリ完備

ステータス性・安定感がある

上を目指せるステータスカード

海外・国内旅行保険:最高3000万

海外ショッピング保険:最高100万

ETCカード

QUICPay

家族カード(年会費400円)

申し込みサイト JCBカード公式サイト

電子マネーQUICPayを開発・運営しているのがJCBです。その理由もあってApple Payのプロモーションサンプルに使われているのかしれませんね。

JCBカードは銀行系カードとしての信頼と安定性もあり、何より最上級ブラックカードまで存在するブランド力のあるカードです。学生や主婦の方なら一般カードから、社会人でちょっとステータス性も欲しい人はJCBゴールドがおすすめですよ。

公式サイトJCB一般カード/ゴールドカード

学生や新卒にJCB一般カードをおすすめする理由はプレミアへのインビテーションにあり

日本で唯一国際ブランドを持つクレジットカード会社であるJCB。その最もスタンダードなカードである「JCB一般カード」は、それ単体では他カードに勝る特別な魅力はありません。 では、それでもなぜJCB一般 ...

まとめ

当記事の執筆時点ではソフトウェアの無料配布が開始されていないので詳細がわからない部分もありますが、今回のApple Payは日本向けの対応であることは間違いありません。

日本の電子マネーの仕様は海外とは大きく違っているので、どうも日本のクレジットカード会社や国際ブランドとの調整に時間がかかったようですね。

Apple Payは現在わかっている時点では、電子マネーやクレジットカードのすべてに対応していないため、すぐに電子マネーに取って代わるという状況ではありません。

今の時点でもっともメリットがあるのはSuicaユーザーのようです。

QUICPayやiDはもともと電子マネー市場ではまだまだシェアが低いので、楽天Edyやnanaco、WAONといった前払いの電子マネーに対応できない限り、当面決済市場に大きな影響はなさそうですね。




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