クレジットカードを選ぶにあたり、私は「ポイント還元率」と「ポイントの交換先(使い道)の充実度」を何よりも重視しています。
私は月々の出費が平均30万円かかっているので、ポイント還元率が高ければ高いほどポイントがザクザク貯められます。せっかく貯めてもコレといった交換先がないと意味がないので、ポイント交換先の豊富さも重要です。
そんな私がいま愛用しているのが、「Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)」です。
- 年会費無料
- ポイント還元率1%以上
- ポイントの使い道も豊富
とまさに3拍子揃っており、ネットの評判ランキングでも年会費無料カードでは必ず上位に入ってくる1枚です。
実際に1年くらい使っていますが、使えば使うほどポイントが貯まりますし、貯まったポイントはAmazonで買い物に使えるので最強です。
この記事では、私が実際にOrico Card THE POINTを使ってみて感じたメリットと気になったデメリットを紹介します。
公式サイト オリコカード・ザ・ポイント
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オリコカード・ザ・ポイントのスペック
まずは、Orico Card THE POINTのスペックをザッとまとめてみました。
年会費 | 永年無料 |
申込資格 | 18歳以上の方(高校生不可) |
ポイント還元率 | 通常1% 入会後6ヶ月間は2% |
国際ブランド | MasterCard、JCB |
追加カード | 家族カード:3枚まで(年会費無料) ETCカード:1枚まで(発行手数料・年会費無料) |
旅行傷害保険 | なし |
電子マネー | iD、QUICPay、Apple Pay |
公式HP | オリコカード・ザ・ポイント |
ざっと見ても、年会費無料カードとしては最高クラスのスペックです。
追加カードも含めて年会費永年無料
まず最も大事なポイントとしてOrico Card THE POINTは、
- 本会員カード
- 3枚まで発行できる家族カード
- 1枚発行可能なETCカード
これら全てが年会費永年無料です。費用が一切かかりません。
年会費が有料だと元を取るためについつい無駄な買い物をしてしまいますが、Orico Card THE POINTなら年会費が永年無料なので「持ってるだけで儲けもの」みたいな感覚です。
後払い電子マネー「iD」「QUICPay」にダブル対応
オリコカード・ザ・ポイントに搭載されている「iD」「QUICPay」は、”ポストペイ型”の電子マネーであり、要するに後払いタイプの電子マネーです。
従来のプリペイド型とは反対に、使った金額がそのクレジットカードに後から請求されてきます。なのでPASMOのように事前チャージをしておく必要がありません。
「iD」「QUICPay」はコンビニやスーパーにも普及しているので、こうした少額決済を電子決済すると、会計が超ラクで超早いです。
さらに、こうした決済もクレジットカードの明細に載るので、クラウド会計と連携すれば経費の管理も格段に効率化できます。使い慣れてしまったら、もはや財布や小銭を持って買い物に出かけるのが億劫になるほど便利なんです。
Apple Payにも対応
また、iPhoneユーザーであれば今流行りのApple Payにも対応しています。
iPhoneにオリコカード・ザ・ポイントを登録しておけば、カードを出すまでもなくスマホ決済ができるので便利ですよ。
申込資格は18歳以上(高校生以外)/審査基準
Orico Card THE POINTは18歳以上(高校生除く)の人が申し込めます。年会費無料カードなので、カード審査もそこまで厳しくありません。
正社員などの安定した職種ならまず問題ないと思いますし、私はフリーランスという立場で発行できたのである程度ちゃんと収入を得ていれば安心して申し込めるカードです。
申し込みサイト オリコカード・ザ・ポイント
Orico Card THE POINTを使ってみて感じたメリット
実際にカード利用している私が、オリコカード・ザ・ポイントのメリットとして恩恵を受けている面を紹介します。
通常1%、入会後6ヶ月間は2%還元という高いポイント還元率!
Orico Card THE POINTは、100円の利用につき1%のオリコポイントが貯まります。年会費無料カードは平均0.5%還元が多いので、標準でポイント還元率1%の時点で高還元率カードと言えます。
さらに、入会後6ヶ月間はポイント還元率が2倍の2%還元になるのも見逃せません。私も最初の半年でたくさんポイントを貯めさせてもらいました。実際に2017年11月(2017年8月の入会から半年以内)にOrico Card THE POINTを利用した明細がこちら。
11月獲得分のポイントは、以下の画像のとおり。
119,900円分のショッピングで、(通常1199ポイントが貯まるはずですが)2倍の2398ポイントが付与されています。
付与されたポイントは、即日Amazonギフト券に交換して買い物に使いました。
Orico Card THE POINTは通常買い物時・入会直後どちらもポイント還元率の高さが魅力です。私は作って半年間はOrico Card THE POINTを徹底的に使い、累計10,000ポイント以上獲得できました。
ネットショッピングはオリコモールでポイント還元率アップ!
Orico Card THE POINTをネットショップで使う際は、専用サイト「オリコモール」を経由するとポイント還元率がさらにアップします。これが大変便利に感じています。
ポイントアップ率は対象サイトによって違います。Amazonから楽天まで豊富に揃っているので、私はAmazonでOrico Card THE POINTを使って買い物をする際によくオリコモールを利用しています。
明細にはしっかりとポイントアップした分も反映されています。
2月利用の1850円分のAmazonでの買い物に対して、オリコモール利用によるポイントが付与されています。
2月支払いのポイントが5月に反映するので、付与される時期が遅めなのは難点ですが、オリコモールの経由だけで通常よりもたくさんポイントをもらえるのはありがたいです。
貯まったポイントは500ポイントからAmazonギフト券などに交換できる
ポイント還元率が高かったところで、交換先が充実していないと宝の持ち腐れです。しかしOrico Card THE POINTは交換先が豊富なので、ポイントの使い道に困ったことはありません。
Amazon、iTunes、Googleplayなど、大体誰でも使っているサービスで使えます。
私は基本的に、貯まったポイントを何でも買えるAmazonギフト券と交換しています。
Amazonギフト券との交換なら500ポイント貯まれば即日・その場で交換手続きを済ませられるので、待ち時間が短いのが嬉しいです。
ポイント移行だと1000ポイント以上貯めなければいけない交換先もあるので、あまり使ったことはありません。
アプリやブラウザからすぐに利用料金やポイントの明細を確認できる
私は他にも沢山クレジットカードを持っていますが、明細が見にくいカードが意外に多いものです。利用明細をわざわざブラウザで確認しなければならなかったり、しかもスマホ表示に対応していなくて外出先で確認しづらいものもあります。
その点、Orico Card THE POINTの明細はとても見やすいです。アプリやブラウザのスマホ表示対応サイトですぐに利用料金やポイント明細を確認できるので、外出先で手間取らずに済んでいます。
「Orico Pointゲートウェイ」はログインすればすぐに手持ちのポイントが表示されるので、現在の獲得ポイントが一目でわかるのが良いですね。
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Orico Card THE POINTのちょっと気になったデメリット
総合的に満足度の高いオリコカード・ザ・ポイントですが、強いて挙げるなら……というデメリットもあります。
ポイントの有効期限が1年と短い
Orico Card THE POINTで貯まるオリコポイントは、1年間で有効期限が切れます。
とはいえ、500ポイント(通常5万円の買い物)ですぐにAmazonギフト券などと交換できるので、私自身はそこまで有効期限を考えたことはありません。
ただ、人によっては有効期限の短さはデメリットでしょう。
- クレジットカードの利用金額が少ない
- たくさんポイントを貯めてからまとめて交換したい
こんな人にはちょっとイタいですね。
私は数千円分くらい貯まったらすぐにAmazonで使ってしまうので問題ありません。
カードの発行までの日数が長かった
Orico Card THE POINTは通常最短8営業日で発行できるクレジットカードですが、私の場合は実際に届くまで4週間程度かかったと記憶しています。
フリーランスということで審査が長めになってしまったのかもしれませんが、もう少しスムーズに発行してもらえれば嬉しかったですね。小さいことですが。
マイページへログインする時のセキュリティ認証が手間
情報を不正に入手されると大変なので、利用明細などを確認できるマイページへログインする際はセキュリティ対策がなされているに越したことはありません。
しかし「eオリコ」は、ログイン時にわざわざ「画面に表示された見づらいひらがな3文字」を入力しなければいけないのでかなり手間がかかります。
度々読み間違えて認証エラーを起こしてしまうので、何か別の方式にしてくれたら嬉しいなぁ……と思うこのごろです。
オリコカード・ザ・ポイントの充実した国内旅行の特典
私は旅行ではあまりオリコカード・ザ・ポイントは使わないのですが、一応旅行関連のサービスも付帯しているので紹介しておきます。
ツアーが最大5%割引になる「国内パッケージ旅行サービス」
国内旅行を検討中だけど行き先を決めかねている方は、オリコカードの国内旅行パッケージ旅行サービスを見てみるのがおすすめです。
これは、ANAスカイホリデーやJALパック、HISなど各旅行会社のパッケージツアーに申込すると最大5%割引になる特典です。
人気ツアーランキングやおすすめ情報までわかりやすく記載されており、行き先を決める上でも役に立つでしょう。
さらにこの旅行代金は、オリコカード・ザ・ポイントで得たポイントを利用できます。
中にはクルーズでの旅行もあったりと豪華な旅行ツアーが豊富に取り揃えられているので、彼女や家族など大事な人との旅行をきっと満足いくものにしてくれます。
航空券をお得に手配!「国内格安航空券サービス」
航空券を予約するときは、オリコの国内格安航空券サービスから予約するのが良いです。国内の全空港の発着を取り扱っており、航空会社で予約するよりも安い金額で利用することができます。
搭乗当日1時間前からでも予約することができますので、急な出張でも対応できるのがサラリーマンには嬉しいところですよ。
航空券を予約するときは、オリコからお得に予約しましょう。
車で移動したいときは「レンタカー予約サービス」
旅行でいろいろな場所を見て回りたい時にはレンタカーは必須ですよね。そんなときは、レンタカー予約サービスをおすすめします。
オリコカードで優待を利用する旨伝え、決済するとレンタカー会社によって約5%または20%の割引になります。
- ニッポンレンタカー:約5%オフ
- 日産レンタカー:5%オフ
- タイムズレンタカー:5%オフ
- オリックスレンタカー:5%オフ
- 三菱レンタカー:20%オフ
中でも特に、三菱レンタカーは20%もの割引率となりますのでレンタカー代が大幅に節約できますよ。
ホテルや旅館も勢ぞろい!「国内旅行ホテル予約サービス」
ホテルや旅館を予約するときは「国内旅行ホテル予約サービス」を利用しましょう。HISのオリコカード限定サイトで検索することができ、おすすめの温泉宿、プランなども記載されています。
扱っている宿の種類もホテル、ビジネスホテル、旅館、温泉、露天風呂など幅広いので、きっと気に入った宿が見つかりますよ。
>> オリコカード・ザ・ポイント公式サイトはこちらスポンサーリンク
海外旅行も幅広くサポートしてくれる特典の数々
パッケージ旅行、格安航空券サービス、レンタカー予約サービスは海外旅行でも利用できる
このオリコカード・ザ・ポイントの旅行特典は国内旅行だけではありません。海外旅行ではさらに充実した特典を提供しています。
まず、先に国内旅行特典で紹介した「パッケージ旅行」「格安航空券サービス」「レンタカー予約サービス」は海外旅行でも利用することができます。
できるどころか、同じサービスでも海外だとよりお得になったりします。
- バリ島専門店のレインボーツアーで予約すると代金がなんと8%OFF
- レンタカー予約サービスではハーツレンタカーで5%OFF、ダラーレンタカーで15%OFF
これだけでも十分お得なのですが、海外旅行の場合はさらに、下記で紹介する新しいお得特典が付帯されてきます。
憂鬱な荷物持ちもこのサービスで快適に!「手荷物宅配優待サービス」
海外旅行に行くと、ついつい荷物が多くなりがちですよね。大きなスーツケースや荷物を運び歩くのはそれだけで疲れてしまいますよ。
そんなときは、この手荷物宅配サービスを利用しましょう。
これは指定の場所から空港へ、そして空港から指定の場所への手荷物宅配を、オリコ優待価格で請け負ってくれるサービスです。
出発、到着時に成田空港で10%OFF、関西空港で100円引きの割引価格で利用できますよ。
行き(指定場所から空港へ)はWeb予約、帰り(空港から指定場所へ)は空港カウンターで手続きできます。
お土産の手配もしっかり安心「海外お土産宅配サービス」
旅行と言えば多くの人が必ず購入して帰るお土産。ただお土産には、
- 荷物が多くなりすぎるから買えない……
- 忙しくてお土産を買う時間がない……
みたいな時もありますよね。そんな時に使いたいのが「海外お土産宅配サービス」です。これは事前にお土産をネット購入しておき、帰国後に自宅まで届けてくれるサービスです。
しかもオリコカード会員であれば、全品10%OFFにてカタログから好きな商品を購入することができますよ。
お土産で荷物が多くなる心配もいりませんし、旅行中の限られた時間をたっぷり観光にかけられるので使ってみてはいかがでしょうか。
旅行必需品も勢ぞろい「レンタルサービス」
普段あまり旅行に行かない人は、旅行に必需品のアイテムをわざわざ購入するのは面倒だし正直気がすすまないかもしれません。
例えばスーツケースや海外用の変圧器などなど。
そんな方は、オリコのレンタルサービスを利用して必需品はレンタルで揃えてしまいましょう。
スーツケース、海外用ドライヤー、変圧器、アイロンなど旅行に必要なものを一通り揃えられます。
オリコカード会員であれば15%OFFの割引価格でレンタルすることができます。わざわざ買い揃える必要がないので、貴重な海外旅行の時だけレンタルすれば負担も軽くなります。
Webから注文し、利用3日前に自宅へ届けてくれますよ。
困ったときの強い味方!「オリコトラベルデスク」
海外旅行で不安なのは、現地の言葉が分からない、現地の情報がわからないといったこと。特に海外旅行に慣れていない人は「わからないこと地獄」に陥る人が大半です。
そんな不安を解消するのが、オリコトラベルデスクです。
世界中に海外デスクが設置されているので、何かあった時にはデスクサポートに電話すれば日本語で対応してくれますよ。
さらにサポートデスクは、トラブル処理だけでなく、現地の観光情報からレストラン・ホテルの予約や案内、空港の案内や航空券の予約など、旅行に必要な情報の提供や予約などをしてくれます。
意外と使ったことのない人が多いデスクサポートですが、非常に便利なので積極的に使ってみてはいかがでしょうか。レンタカーやスポーツ観戦、エンタメショーのチケット予約までしてくれますよ。
>> オリコカード・ザ・ポイント公式サイトはこちら
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国内旅行保険と海外旅行保険が付帯されていない
ここまで紹介したように、オリコカード・ザ・ポイントは旅行で便利な特典が様々付帯してきます。なので旅行時には使い道が豊富で利用しやすいカードなのですが、一つだけ弱点があります。
それは、海外旅行保険や国内旅行保険が付帯されていないことです。
国内旅行ならまだしも、何が起こるかわからない海外旅行では保険加入は必須です。不慮な事故や突然の病などのトラブルに見舞われて多額の医療費が請求されることも多々ありますからね。
そんな時、旅行保険が付帯されているクレジットカードを持っておけば、わざわざ有料の保険に加入する必要がなくて助かるのですが、あいにくオリコカード・ザ・ポイントには旅行保険が付帯されていません。
※旅行保険については下記記事も参考に。
-
利用付帯・自動付帯って何?クレジットカード海外旅行保険の基本解説
クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険は、海外旅行によく行く人にはお得なサービスです。 通常なら、海外旅行に行くたびに損害保険会社に申込して保険料を支払う必要がありますよね。しかし、クレジッ ...
そのため海外旅行に行くのであれば、海外旅行保険が充実したサブカードをもう1枚持っていくことをお勧めします。
その場合のおすすめカードは リクルートカード です。年会費無料なうえに国内海外ともに旅行保険が付帯する高スペックカードですね。
その他、年会費有料カードであれば国内外ともに旅行保険が付くカードが多いです。
もしくは、カードを2枚持ちたくないという方はオリコカード・ザ・ポイントの上位カードであるオリコカード・ザ・ポイントゴールドを利用して見るのも良いでしょう。
年会費も1,950円(税込)とゴールドカードの中では極めて安く、海外旅行保険が最高2,000万円、国内旅行保険が最高1,000万円と付帯されてきます。
さらに海外旅行保険は自動付帯なので、旅行代金にカードを利用しなくても補償対象となります。
まとめ
Orico Card THE POINTで特に満足しているのは、やはりポイント還元率の高さです。どこで使っても100円につき常時最低1%もポイントがつきますし、貯めたポイントはAmazonで買い物に使えるので超ありがたいです。
評判通り、年会費無料カードの中ではかなりおすすめできる1枚です。