現在、私は 三井住友VISAプライムゴールドカード を利用しているのですが、三井住友カードで貯まるポイント「ワールドプレゼント」は、ポイントがある程度貯まってないと景品に交換できなかったり、使える場所が限られる提携ポイントだったりで、ポイントの使い道にやや不便していました。
そんな中で知ったのが、ワールドプレゼントを200ポイント(1000円相当)以上貯めれば、プリペイドカードの「三井住友VISAプリペイド」にチャージできることです。
貯めたポイントをプリペイドカードにチャージできれば、チャージしたプリペイドカードを普段の買い物で利用してポイントを消化できるので使い道がシンプルで助かります。
そんなわけで三井住友VISAプリペイドを発行・使ってみました。
実際に使ってみると、デメリットも多いものの「クレジットカードの補助」として使うなら十分なサービスだと感じました。
この記事で詳しく紹介したいと思います。
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三井住友VISAプリペイドの基本情報
名前の通り、三井住友VISAプリペイドは三井住友カードが展開しているプリペイドカードです。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 0.25%(利用金額2000円につき1ポイント) |
付帯保険 | なし |
チャージ方法 | クレジットカード、ネットバンキング、ポイント |
カード残高上限 | 5万円 |
申込資格 | 満18歳以上の方 |
公式サイト三井住友VISAプリペイド
ちなみに、デザインカラーは3色あります。私はブルーを選びました。
三井住友VISAプリペイドは年会費無料で持ちやすいカードですが、ポイント還元率は0.25%と非常に低いので日常のメイン支払い用として使うのはおすすめできません。
私としての主な使い道は、三井住友VISAカードで貯めたポイントを三井住友VISAプリペイドへの残高チャージに使うこと。
しかし三井住友VISAプリペイドは、200ポイント以上を貯めなければ残高チャージ不可であり、さらに有効期限は2年間という縛りがあります。
つまり、クレジットカードのポイント交換に使うには、ますプリペイドカードの方で40万円程度を2年以内に使い込んで200P貯める下準備が必要になります。
三井住友VISAプリペイドの使い方・チャージ方法
チャージはクレジットカードやワールドプレゼントなどから行える
三井住友VISAプリペイドへの残高チャージは、以下の3つの方法で行なえます。
- クレジットカード
- インターネットバンキング
- 三井住友カードで貯めたワールドプレゼント(200ポイント以上・1ポイント単位)
クレジットカードやインターネットバンキングでチャージする場合は、1回のチャージにつき3,000円〜29,000円までチャージできる設定です。上限29,000円となります。
マイページへログイン後、「チャージ」ボタンを押して指定のチャージ方法を選択すれば入金できます。
実際にポイントをチャージしてみた
私は貯めたワールドプレゼントを三井住友VISAプリペイドにチャージする目的でカードを発行しているので、実際に貯まったポイントをチャージしてみました。
三井住友カードの会員サイト・vpassにおけるワールドプレゼントの交換で「三井住友VISAプリペイド」を選択、「お申し込みはこちら」からポイントチャージ手続きを開始します。
交換に使うポイント数を指定します。
1回の交換が200ポイント以上になっていれば、端数も1ポイント単位でチャージできますよ。
合わせて三井住友VISAプリペイドの番号の入力を求められるので、フォームに入力します。
まだ三井住友VISAプリペイドを持っていない方は、ポイントチャージ前にカードを発行しておかなければいけないことにご注意ください。
あとは交換を確定させれば、1週間ほどでチャージ額が反映されました。
三井住友VISAプリペイドマイページの利用明細にも、チャージの利用日時や金額が記載されました。
VISA加盟店で「クレジットカード払い」を希望・提示すれば使える
三井住友VISAプリペイドは、VISAのクレジットカードに対応するお店で支払いに使えます。
コンビニなどではクレジットカードと同じく「カード払い」を希望してカードを提示すればOK、ネット上ではクレジットカード払いを選んで、カード番号を入力すれば支払えます。
VISAはネット・リアル店舗、世界中のどこでも広く採用されているので、カード払いができる店ならほとんどどこでも使えるはずです。
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三井住友VISAプリペイドのデメリット・使いづらいと感じた点
三井住友カードで貯めたポイントを使えたり、支払いに使える場所が多かったりとメリットもある三井住友VISAプリペイドですが、デメリットも多いです。
正直、普段から支払いに活用するのはあまりおすすめできないので、あくまで三井住友カードの補助として以上の使い方はしないつもり。
プリペイドカードを普段の支払いで使いたいなら、セブン銀行から無料チャージができて0.5~2%の還元を受けられるLINE Payカードや、常時2%還元のKyash(キャッシュ)などがおすすめです。
カードデザインが簡素過ぎる
自由にカラフル・派手なデザインを選べるエポスプリペイドカードやLINE Payカードと違い、三井住友VISAプリペイドは水色や銀などの単色で地味です。
さすが銀行系というか……お堅いイメージそのままですね(笑)。
あまりにもシンプルすぎて、本当に正式なカードなのか疑わしく感じてしまうほどです。
支払いに使えればOK・こだわりがない人は問題ありませんが、カードを持ち歩く楽しさは皆無です。
Apple PayやiDなどの電子マネーには非対応
三井住友VISAプリペイドは、Apple PayやiD(アイディ)といった電子マネーへの登録ができません。
同じ三井住友カードが発行しているプリペイドカード「dカード プリペイド」であればiD標準対応で、カードをかざして支払えたり、iPhoneのApple Payに登録してスマートフォン決済ができたりします。
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いわば「本家」のプリペイドカードである三井住友VISAプリペイドの方が、dカード プリペイドに比べてサービスの充実度で劣っているのは残念です。
プリペイドカードやデビットカードでiDを使いたい人は、下記記事も参考になります。
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カード発行やチャージに手数料がかかることも
三井住友VISAプリペイドは、なんとカードの発行(購入)とチャージに手数料がかかるケースがあります。
三井住友VISAプリペイドの発行手数料
支払い方法 | 手数料 |
三井住友カードなどのVJA・オムニカード協会加盟各社発行Visaカード・Mastercard | 発送手数料440円 |
その他のVisaカード・Mastercard | 発行手数料200円、発送手数料440円 |
インターネットバンキング |
三井住友VISAプリペイドのチャージ手数料
支払い方法 | 手数料 |
三井住友カードなどのVJA・オムニカード協会加盟各社発行Visaカード・Mastercard | 無料 |
ポイントチャージ | |
その他のVisaカード・Mastercard | 200円 |
インターネットバンキング |
この通り、三井住友カードなどの対象カードを持っていないと、カードの発行やチャージに手数料がかかります。
カードの発送手数料は三井住友カードユーザーでも支払う必要があるのはちょっと残念ですね……。
【まとめ】ポイントの使い道としては三井住友VISAプリペイドはおすすめ
正直、プリペイドカードとして比較すると三井住友VISAプリペイドはおすすめできるカードじゃありません。それならdカード プリペイドやLINE Payカードの方がよほど優秀です。
三井住友VISAプリペイドの使い道は、やはり三井住友VISAカードの方で貯まったポイントを移行して普段使いで消化するために限りますね。