この記事では、エポスが発行するプリペイドカード「エポスVisaプリペイドカード」について詳しく書いていきます。
先に言っておくと、エポスVISAプリペイドカードは、 エポスカード を持っている人でないと作れません。
「クレジットカード持ってるのにプリペイドカードを持つ意味は?」という疑問が湧くところですが、エポスカードで貯めたエポスポイントをプリペイドカードにチャージ可能なので、エポスポイントを現金同様に買い物などで好きに使えるようになるのが大きなメリットです。
(エポスカードでポイント貯めてるけど、交換景品とか微妙で使い道がないんだよなぁ……)
そんな人は、エポスVISAプリペイドカードを作っておけば買い物で自由に使えるようになるのでおすすめです。
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エポスVISAプリペイドカードの基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイント | 0.5%キャッシュバック |
チャージ上限金額 | 100,000円 |
オートチャージ | あり。クレジットチャージでのポイント付与はなし |
有効期限 | なし |
申込資格 | エポスカード を持っている方 |
エポスVISAプリペイドカードは、年会費無料のプリペイドカードになります。
VISA加盟店で使えるので、まぁクレジットカードが使えるお店ならどこでも使えると思っておいていいですね。ネットショッピングなんかにも使えます。
一つ注意点として、残高チャージに エポスカード が必要なので、 エポスカード を持っている人でないと申し込みできません。エポスカードについても後述で紹介しますが、年会費無料の超人気カードなので、持っていない人は作っておいてまず損はありません。
エポスカードをお持ちの人は、WEB公式サイトから簡単に申し込めます。
公式サイト:エポスVISAプリペイドカード
エポスVisaプリペイドカードの使い方・チャージ方法
残高のチャージ方法/エポスカードからのクレジットチャージ
プリペイドカードなので、カードを使うには事前にお金をチャージをしておく必要があります。
エポスVisaプリペイドカードのチャージ方法は以下の2種類のみです。
- エポスポイントからの移行
- エポスカードから1,000円単位で入金(クレジットチャージ)
繰り返しますが、基本的には エポスカード からクレジットチャージして使うので、エポスカードが必要になります。
試しに、エポスカードに貯まっていたポイントをエポスVISAプリペイドカードにチャージしてみます。
エポスNetアプリや、ブラウザ上のマイページにログインすれば、「ご利用メニュー」からのチャージができます。
残高もマイページへログインすればすぐに確認できます。
今月は81ポイント貯まっていたので、入力しました。
「ポイント移行する」を選択します。
クレジットカード側の認証コードを入力します。
これでポイント移行が完了しました。
見ての通り、残高が増えています。
1ポイントからチャージできる
エポスVisaプリペイドカードは「最低1ポイントから1ポイント単位」でチャージできます。細かい単位からチャージできると持て余さないのでメリットです。
dカード プリペイドやオリコプリペイドカードなど、他社プリペイドカードはポイントが一定以上(500ポイントなど)貯まっていなければチャージに使えないものもあります。
私なんかは複数のクレジットカードを併用しているので、ポイントが分散して少額ずつ貯まりがちです。そうした時に、中途半端な細かいポイントまで余さず処理できるので助かっています。
エポスカードでオートチャージも可能
エポスVisaプリペイドカードは、オートチャージもできます。
「オートチャージ」とは、プリペイドカードの利用可能残高があらかじめ設定した残高を下回った場合、登録したチャージ金額がクレジットカードから自動的にチャージされるサービスです。
あらかじめチャージ用のクレジットカードを登録しておけば、プリペイドカードのデメリットである「残高不足」の問題に悩まされることがありません。
オートチャージの設定についてもエポスNetから行うことができます。
オートチャージ設定のルール
- プリペイドカード残高の設定額は50,000円が上限。
- オートチャージの設定額はプリペイドカード残高の設定額以上。
- プリペイドカード残高の設定額とオートチャージの設定額の合計は100,000円を超える設定はできません。
- エポスカードからクレジットチャージした場合、エポスカードへのポイント付与はなし。
注意点として、クレジットチャージによるポイント付与はありません。
エポスカードからのチャージでポイント還元できれば、プリペイドカードの使用ポイントと合わせて二重取りができたのですが、さすがにそこまで美味しいことはできません。
チャージした金額はAmazonやコンビニなど様々な場所で現金同様に使える
エポスVisaプリペイドカードはVISAブランドなので、カード決済できるお店ならおよそどこでも使うことができます。コンビニやスーパー、ネットではAmazonや楽天でも現金同様に使うことができますよ。
エポスカードで貯めたエポスポイントは、こまめにエポスVISAプリペイドカードに移行してコンビニでの買い物など少額決済で使ってしまうのが一番手っ取り早くておすすめです。
エポスカードと同じ0.5%還元(キャッシュバック)あり
エポスVISAプリペイドカードは、利用金額の0.5%が翌月中旬のチャージ残高にキャッシュバックされる仕組みになっています(200円につき1円)。
つまり0.5%還元というわけで、これは エポスカード のポイント還元率と同じです。
普通、プリペイドカードはクレジットカードより還元率が低くて0.25%くらいのカードも多いのですが、エポスに関してはクレカもプリペイドも同じ還元率なので優劣なしです。
一時停止や通知メールでセキュリティも万全
エポスVisaプリペイドカードは、エポスNetから一時的に利用を停止させたり、利用時に通知メールを送信する設定ができたりします。
セキュリティ対策も万全なので安心して使えるカードです。
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エポスVisaプリペイドカードのデメリット・使いづらい点
エポスVisaプリペイドカードは、あくまでエポスカードの補助カードとしては非常に使えるカード。
エポスカードを持っている人にはおすすめできるのですが、プリペイドカード単体での活用はできないのがイタい点です。
エポスカードが必須で、コンビニや銀行でのチャージができない
まず第一に、エポスカードでしかチャージできない点が最大のデメリットです。エポスカードを持っていない人は使えません。
他社プリペイドカードであれば、クレジットカードによるチャージ以外にもコンビニや銀行口座から直接チャージできるので、同社のクレジットカードを持たない人でもプリペイドカードだけで活用できます。
「クレジットカード使いたくないからプリペイドが良いのに……!」
という人は、dカード プリペイドなんかの方が選ぶのがおすすめです。dカード持ってなくても、コンビニや銀行から現金チャージすればプリペイドカードだけで使えるので(しかもチャージ手数料無料!)。
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Apple Payなどの電子マネーでは登録できない
エポスVisaプリペイドカードは、Apple Payやおサイフケータイに登録できません。
クレジットカードのエポスカードならApple PayでQUICPay決済として使えたり、モバイルSuica等の支払いに登録できたりします。電子マネーを使うならエポスカード側で活用しましょう。
18歳以下の子供は作れない
本来プリペイドカードは、(クレジットカードが作れない)子供でも作れるというのが大きなメリットです。親が子供に持たせるカードとしてもプリペイドカードはニーズがあります。
クレジットカードは年会費無料カードでも18歳以上(高校生除く)が申し込み条件ですが、プリペイドカードなら満12歳以上の中学生でも作れるカードが多いです。dカード プリペイドやオリコプリペイドカードも12歳以上の子供でも作れます。
しかし、エポスVISAプリペイドカードはエポスカード所有が条件なので、エポスカードが作れる18歳以上でないと実質作れません。中学生・高校生の子供向けに作れないのはデメリットですね。
エポスVISAプリペイドカードの豊富なデザイン/後からデザイン変更も可能
エポスVISAプリペイドカードの特徴として、70種類以上の豊富なデザインがあります。
柄デザインや風景デザインなども豊富に揃っているほか、
人気アニメキャラクターのデザインカードも豊富に揃っています。
カードデザインは後からでも変更が可能です。気に入ったデザインの1枚を手に入れましょう。
ただし、デザインは時期によって発行停止になったり新しく増えたりすること、またデザインの種類によっては発行手数料500円がかかることに注意しましょう。
デザインについては公式サイトに一覧が載っているので、そちらで詳しくチェックしてみてください(ちなみに私は標準デザインにしました)。
【最後に】エポスカード持っていない人は、使わなくても作っておくだけでおすすめ
エポスカードを持っていないがためにエポスVISAプリペイドカードの作成を迷う人もいると思いますが、エポスカードは”買い物で使わなくても”作って持っておくだけでかなりメリットが多いです。
というのも、エポスカードは年会費無料ながら特典・機能が素晴らしく、
- 年会費無料で海外旅行保険が自動付帯
- 全国5000店以上のお店や施設で割引特典あり
という2つの豪華すぎる特典サービスが付帯しているからです。
まず、年会費無料で海外旅行保険が付いている時点で素晴らしいのですが、特筆すべきは「自動付帯」であることです。つまり持ってるだけで保険適用となります。
海外旅行の時は財布に入れておくだけで補償額を合算できるので、海外旅行にエポスカードは必須です。
そしてもう一つ、エポスカードの最強特典は、提携している全国5000店舗以上のお店を優待価格で利用できるという優待特典にあります。
レジャー、映画館、カラオケ、ホテル、ファミレス、飲食店などあらゆる場所で割引が受けられます。
テーマパークはめちゃお得!
- 富士急ハイランド:大人5700円⇨5300円
- サンシャイン水族館:大人2000円⇨1800円
- 大江戸温泉物語:大人2480円(平日11時〜)⇨1986円
- 鴨川シーワールド:100円引き
- ハウステンボス:パスポートや飲食代全て7%引き
(※ 割引店舗や割引内容は時期によって異なります)
詳しくは下記記事でもまとめています。
恋人や友人、家族でお出かけに行くときは、エポスカードを財布に入れておくだけでこれだけの割引が受けられます。
私も土日祝日に外出するときエポスカードの出番です。ファミレスやカラオケとか超安くなりますからね。たまにいく遊園地や水族館だってめちゃくちゃお得に利用できます。
年会費無料カードでこれだけの特典付いているカードは、言うまでもなくエポスカード以外にありません。まさに最強のサブカードです。
ちなみに、エポスカードは年間50〜100万円くらい使うと、エポスゴールドカードへのインビテーション(招待状)が届きます。
エポスゴールドは通常年会費5000円ですが、インビテーションによって昇格すると年会費無料のまま持つことができます。ゴールドになると空港ラウンジ特典なども付くのでめちゃくちゃお得ですよ。
なので、エポスカードを作ったら最初1年間で50〜100万くらい使い、サクッと年会費無料版エポスゴールドに昇格させておくのがおすすめですね。
などなど、エポスカード自体がかなりおすすめできる人気カードなので、エポス系を持っていない人はぜひエポスカード + エポスVISAプリペイドカードを作ってみてはどうでしょうか。