ドライバーの方ならば、あるだけで安心感がもてるロードサービス。運転中のあらゆるトラブルに対応してくれ、自動車をよく運転する人には必須のサービスといっても過言ではありません。
有名どころでは最大手のJAF(日本自動車連盟)を中心に、JRS(日本ロードサービス株式会社)や株式会社レスキューネットワークなどもロードサービスを提供しており、すでにこれらの会員である方も少なくはないかと思います。
しかし、実はクレジットカードにもこのロードサービスを提供しているカードがあるのはご存知でしたか?
中には年会費無料でロードサービスが付くカードや。ロードサービスのみならず事故が起こった後の宿泊費や帰宅費用アフターフォローが充実しているクレジットカードもあります。
現在ロードサービスを利用していない人、あるいは有料でロードサービスを契約している人も、クレジットカードを1枚作るだけで事足りてしまうんです。
下記では、ロードサービスの基本知識と、ロードサービスが付帯するおすすめクレジットカードを紹介して行きます。
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ロードサービスの具体的なサービス内容
「ロードサービス」という言葉から何となくイメージは付くけど、具体的に何のサービスを提供しているのかはわからない人も多いと思います。なのでまずは基本知識を簡単におさらい。
ロードサービスというのは簡単にいうと、車の救急車のようなサービスです。車の不具合に対して、救急スタッフが駆けつけてあらゆるサービスを提供しています。
一般的なロードサービスとしては下記のようなサービスがあります。
- バッテリー上がり ケーブルに接続しエンジンをつけ、走行できる状態に復旧
- タイヤのパンク スペアタイヤの交換
- キー閉じ込み 開錠作業
- レッカーサービス レッカー車が近くの提携修理工場まで無料で輸送
- ガス欠 給油作業
- クイックサービス 故障車や事故車の応急処置で走行可能な状態にする
- 転落車引き上げ 軽度な引き上げであれば無料で対応
それなりに車を利用している人であれば、今までに一度は上記のトラブルにあったことがあるのではないでしょうか?
上記サービスはいずれもロードサービスに加入していなければかなりの費用がかかってきてしまいます。
一般的なロードサービスといえばJAF(日本自動車連盟)が代表的なサービスですが、入会金として2,160円(税込)、年会費として4,320円(税込)の費用がかかってきてしまいます。
合計6480円(税込)です。
この6480円、自動車を利用するから仕方ない支出だとして諦めている人もいるかもしれませんが、次で紹介するクレジットカードを利用することで大幅な格安料金にすることができます。
中には年会費無料のクレジットカードや、会費がJAFよりも安いのに付帯サービスが充実しているカードもあるくらいです。
ロードサービスが目当てであれば、同じ「入会」をするなら確実にクレジットカードの方がお得ですよ。
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おすすめのロードサービス付きクレジットカード
年会費(実質)無料ならENEOS Sカード
ガソリンカードとして有名なENEOS Sカードは、ロードサービス付帯のクレジットカードとしても有能です。
クレジットカードの中にはロードサービス付帯させると別途年会費がプラスになるカードも多いのですが、このENEOS Sカードの場合は最初からロードサービスが無料付帯しています。
ただし無料で付いてくる代わりとして、
- 対象となる範囲が会員の運転する四輪自動車のみ
- 無料レッカーサービスが10kmまで
- アフターサービスがない
など、サービスの手厚さはさすがに年会費有料のクレジットカードよりも落ちます。充実したサービスが欲しい方は年会費が有料のカードを選択するのが良いでしょう。
ちなみにENEOSカードには「カードS」「カードP」「カードC」の3種類があります。
カードPとカードCは年会費がかかってきてしまうので、「ロードサービスがお買い得」という点ではSカードがおすすめですが、ガソリンカードとしても併用したい場合は還元率の高いPカードも良いですね。
公式サイト ENEOSカード
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充実したサービスならロードサービスVISAカード
その名の通り、ロードサービスが非常に充実しているクレジットカードです。
年会費2,160円(税込)とJAFの半額で提供しており、さらに初年度の年会費は無料。それでいながら、JAFのロードサービス以上のサービスを提供しています。
ロードサービスを提供している会社は日本ロードサービス(JRS)で、三井住友トラストカードと提携してサービスを提供しています。
特徴的なのは、会員が運転する車両のみならず会員が同乗する車両もサービス対象としている点や、JAFが行っていないサービスであるアフターフォローサービスも付帯しています。
具体的には下記のサービスが付帯してきます。
- レッカーサービスが通常10kmまでのところを15kmまで
<アフターサービス>
- 宿泊費用 1名15,000円限度
- レンタカーサポート 無料で24時間以内の利用(24時間超えた場合は20%以上割引)
- 帰宅費用 1名21,000円限度
- 修理車両搬送費 50,000円限度
サービスの範囲が広く、アフターサービスも付帯しています。
ロードサービスはJAFより充実していますので、車をよく利用する方にはおすすめの1枚ですね。いまJAFを利用している人でも、こちらに切り替えれば年会費コストを半額にできます。
公式サイトロードサービスVISAカード
年間10万円以上の利用で最強にお得なCLUB AJカード
年間10万円以上クレジットカードを利用する方であれば、特におすすめしたいのがCLUB AJカードです。
こちらジャックスカードが全国オートバイ協同組合連合会と提携して発行しているカードで、年会費が通常2,160円(税込)かかりますが、年間10万円以上利用すると年会費無料になります。
さらにこのCLUB AJカードがすごいのは、10万円以上使えば年会費無料でありながら、上記のロードサービスVISAカードをさらに上回るレベルのロードサービスを提供しているというところです。
特徴的なのが、無料レッカーサービスで50kmまで無料で輸送してくれることです。
通常のロードサービスでは10kmや15kmが無料で、それ以上は有料の場合が多いので、50kmまでというのは大きなメリットとなっています。
またアフターサービスもロードサービスVISAカードに同等程度のサービスが付帯してきます。
また30分程度の軽修理も無料で頼めますし、年会費、サービスの充実性からみてロードサービス付きクレジットカードの中でも最もおすすめできるカードです。
年間10万円なんて1ヶ月1万円使えば余裕でクリアですから、ぜひ年会費無料で持ちましょう。
公式サイトCLUB AJカード
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JAFの保有が必ずしも悪いわけではない
以上のように、クレジットカードの中にはJAFの会員になるよりも年会費が安かったり、充実したサービスを受けたりすることができるカードが数多くあります。先述の通り、ロードサービスが目当てであればクレジットカードの方がお得です。
ただし、JAFの会員にはロードサービス以外での数多くの優待が付帯しており、グルメ、ショッピング、レジャーなど全国およそ40,000店舗で割引や特典を受けることができます。
コロワイドグループやすき家、ロイヤルホスト、道の駅など普段利用するお店でも優待を受けることができるかもしれませんので、JAF会員は全員クレジットカードに乗り換えた方がいいわけではありません。
ロードサービスだけで見ればクレジットカード保有の方がコストも軽いですが、JAFを退会する場合にはグルメなどの優待特典の恩恵も考慮した方がいいですね。
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