楽天プレミアムカードを所有している人であれば、追加の年会費2,160円(税込み)でビジネス用カードである『楽天ビジネスカード』を発行することができます。
プライベートでの私的利用は楽天プレミアムカードで、ビジネスの経費支払いは楽天ビジネスカードで、という使い分けを目的としたカードで、楽天プレミアムカードとセットで所有すれば安い年会費で法人カードを持つことができます。
「ビジネス用のクレジットカードなんか持ってなきゃいけないのか?」という点は後述しますが、結論から言うと、法人代表者はもちろん、フリーランスや個人事業主であってもビジネス用カードは持っておいた方が良いと言えます。
楽天プレミアムカードを所有している事業主は、ぜひ検討してみて下さい。
公式サイト楽天プレミアムカード
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楽天ビジネスカードの基本スペック
年会費 | 2,160円(別途、楽天プレミアムカードの年会費10,800円) |
ポイント還元率 | 1% |
ETCカード | 複数発行可能(1枚目無料、2枚目以降は年額540円) |
申し込み資格 | ①20才以上の法人代表または個人事業主、②楽天プレミアムカード所有者 |
カードブランド | VISAのみ |
審査難易度 | 楽天プレミアムカードを持っているなら問題ないかと |
特筆すべき点としては、法人カードで還元率1%という高い還元率と、ETCカードを何枚でも発行できる点でしょうか。
法人カードは事業経費の支払いで利用されるので、利用金額は個人カードと比べてケタ違いに大きくなります。なので一般的に還元率は低く設定されるものですが、楽天プレミアムカードと同じ1%ということで、楽天スーパーポイントがより貯めやすくなりますね。
ETCカードの複数発行は、社員を複数雇っている人などにはありがたいサービスですが、個人で仕事している人にはあまりピンと来ないでしょう。
その他の特典や旅行保険などは、楽天プレミアムカードに付帯しています。
ビジネスカードを持つ意味、それは個人口座と事業用口座を分けること
楽天ビジネスカードに限らず、ビジネス用の法人カードを持つことの目的は、プライベートと事業用の口座を分けて管理することにあります。
個人カードで経費を落とすことは規約違反の恐れ
そもそも、一般的なクレジットカードはあくまで個人利用を目的としたクレジットカードなので、事業の経費を支払うことは本来できません。個人カードでの経費支払いはカードによって規約でも禁じられています。
その辺りのことは、こちらの記事『個人クレジットカードで事業経費や法人経費を支払うのは規約違反?』を参考に。
法人化していない個人事業主であっても、経費目的での利用金額を大きくなると、カード会社から警告を受けることがあります。最悪の場合はカード利用停止になるリスクもあるので気をつけましょう。
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事業用カードと口座を用意すれば、帳簿の管理がめちゃラク!!
事業用とプライベートでクレジットカードと口座を分けることの最大のメリットは、会計管理(帳簿記入)がラクになることです。
とくに事業規模の小さいフリーランスや個人事業主は、毎年の確定申告書類の作成を自分で行っている人がまだまだ多いと思いますが、プライベートとビジネスのお金の出入りがごっちゃに管理されていると非常に面倒クサいことになりますよね。
そんなときに、ビジネス用の専用口座でしっかり金額が管理されているとそれだけで非常にラクになるわけですが、さらに絶大な恩恵を受けられるのが、クラウド会計ソフトの活用です。
近年、「フィンテック」という言葉が流行しているように、クラウド会計ソフトが目覚ましい成長を遂げていますよね。クラウド会計ソフトを利用すれば、手持ちのクレジットカードとクラウド上で連携し、あなたのクレジットカードの利用データをクラウド会計ソフトが自動で勝手に集計してくれます。
簡単に言うと、これまで自分が手作業で行っていた帳簿管理を、クラウド会計ソフトが自動で処理してくれるようになります。これから数年をかけて、会計ソフトは従来のインストール型からクラウド会計に必ず移行するので、そうなった時にクラウド上で会計ソフトと連携するビジネス用クレジットカードは必須アイテムになるでしょう。
⇒【会社設立直後】初めての法人カードの作り方とおすすめビジネスカードまとめ
まとめ
以上、フリーランスや個人事業主でもビジネス用のクレジットカードを持っておいた方がいいよ、という話でした。
ビジネス用のクレジットカードは他にもいくつかありますが、すでに楽天プレミアムカードをお持ちの方でしたら、追加年会費2,160円の低コストでビジネスカード発行できるのでオススメですね。
カードデザインが楽天プレミアムカードと並んでゴールドなので、年会費2,160円ですが見栄えはゴールドカードです(笑)。
楽天プレミアムカードをお持ちでない人は、先にこちらを所有しておきましょう。
公式サイト楽天プレミアムカード