クレジットカードには、カード会社が他社企業と提携して発行する「提携カード」があります。そうした提携カードは発行会社のサービスだけでなく、提携企業もサービスを提供しているのでお得感が倍増ですよね。
今回紹介したい「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」は、この長い名称からわかる通り、
- クレディセゾン(発行会社)
- アメックス(提携の国際ブランド)
- ヤマダLABI(提携)
- ANAマイレージクラブ(提携)
と、非常に多くの企業が提携しているクレジットカードです。当然、ヤマダ電気が提供するお得サービスも、ANAマイルサービスも付帯しています。
実に4社もの企業が合わさった「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」の詳細を下記でまとめていきますので、ヤマダ電気好きやANAマイラーはチェックしてみてください。
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ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カードのスペック
「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」では少し長いので、ブランド名は省略して「ヤマダLABI ANAマイレージカード」と表記しますね。
まずはカードのスペックからご紹介します。
ヤマダLABI ANAマイレージカード | スペック |
年会費:税別500円(初年度無料。年1回の利用で次年度も無料) 国際ブランド:アメリカン・エキスプレス カード発行会社:クレディセゾン 提携先:ヤマダフィナンシャル・ANA ポイントサービス:永久不滅ポイント・ヤマダポイント・ANAマイル 申込対象:18歳以上(高校生は除く)で連絡が可能な方で銀行口座を持っている方(専業主婦・学生可)。 |
上記の通りだれでも入会しやすく、実質年会費は無料、さらに2つのポイント+ANAマイルが貯まるという3拍子そろった良クレジットカードですね。
その代わり海外旅行傷害保険といった付帯保険がないのがたまにキズですが、ポイントとマイルを貯めるカードと考えると申し分ありません。
次はポイントサービスについてもう少し詳しくみてみましょう。
2社のポイントを貯められる!
ヤマダLABI ANAマイレージカードは、
- クレディセゾンの「永久不滅ポイント」
- ヤマダ電気の「ヤマダポイント」
と、2つのポイントを貯められるという稀有な特徴を持っています。それぞれのポイントについて解説していきます。
永久不滅ポイント(カード発行会社クレディセゾンのポイント)
ヤマダLABI ANAマイレージカードは、基本的にはクレディセゾンの永久不滅ポイントが貯まり、それをヤマダポイントやANAマイルに移行するシステムです。
永久不滅ポイントは1,000円で1ポイント貯まり、ポイント還元率は0.5%と標準的なものの、名前の通りポイント有効期限がないのがメリットです。ポイントの失効を気にすることなく時間をかけて大量ポイントを貯めることができるというところが便利ですね。
ANAマイルは有効期限が3年と決まっているので、細かくポイント移行するのではなく、無料航空チケットに交換できるくらいポイントを貯めてから交換するという方法がベストです。そうするとANAマイルの期限切れを心配せずに、無料航空チケットに交換できますよ。
ヤマダポイント
ヤマダ電機でヤマダLABI ANAマイレージカードを使うと、ヤマダポイントと永久不滅ポイントのどちらも貯めることができます。
通常、ヤマダポイントは現金購入で10%、クレジット購入は8%のポイントが付きますが、ヤマダLABI ANAマイレージカードで決済すると現金と同じ10%が付きます。
そこへさらに永久不滅ポイントの還元率0.5%がプラスされるので、現金払いよりクレジットの方がお得になるというのが、ヤマダLABI ANAマイレージカードの最大のメリットですね。
どれくらいお得になるか、簡単に計算してみましょう。
ヤマダ電機で10万円の買物をしたとすると、ヤマダポイントが10,000ポイント(10%還元)まず貯まります。
同時に永久不滅ポイントは500ポイント(0.5%還元)貯まりますが、永久不滅ポイントは200ポイントを1,000ヤマダポイントに移行できます。
つまり、ヤマダ電気で10万円買い物すれば合計12,000ポイント獲得できるので還元率は12%という超高還元率が実現できますね。
さらに、これをもっと効率よくする方法もありますよ。
永久不滅ポイントを1,000ポイント単位でヤマダポイントに移行すると、1.2倍になるんです。通常5,000ポイントが6,000ポイントになるので最大の効果が得られますね。
またオンラインショップの「ヤマダモール」では、家電品と本以外の買物はポイント1%プラスとなるので活用しましょう。
さらにヤマダ電機以外でも、ヤマダポイントと永久不滅ポイントを同時に貯められる店舗もあります。
2つのポイントを最大効率で完璧に貯めるのは難しいかもしれませんが、ひとまずヤマダ電機での買い物がポイント12%還元になるだけで超お得ということだけ抑えておきましょう。
ポイントを同時獲得できる店舗
ヤマダ電機の他にも永久不滅ポイントとヤマダポイントを同時獲得できる店舗があるので、それらを利用するともっと効率よくポイントが貯まります。
- ANA航空券購入:200円1ポイント
- 出光SS利用:200円1ポイント
- 得タク利用:100円1ポイント
- コスモ石油SS利用:200円1ポイント
※ヤマダポイントの付与率
上記はヤマダポイントの付与率ですが、1,000円で1ポイントの永久不滅ポイントがさらに付きます。
ちなみに、アート引越センターを利用するとヤマダポイントは付きませんが、永久不滅ポイントが7倍になります。
上記以外にも優待加盟店は増えていく可能性があるので、優待加盟店情報はチェックしておきましょう。
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ANAマイルの貯め方
ヤマダLABI ANAマイレージカードのもう一つのメリットは、ANAマイルが貯まるという点ですね。
ただ、年会費実質無料のカードなのでそれほど大きな期待はできません。
ではどんな貯め方ができるのか、2つのポイントごとにチェックしましょう。
永久不滅ポイントをANAマイルに移行
まず永久不滅ポイントに関しては、ポイント有効期限がない点を最大に活かして時間をかけてマイルを貯めるのが一番です。中途半端に移行してしまうとマイルの有効期限(3年)も気にしなくてはいけませんので。
- 永久不滅ポイント200→625マイル(1ポイント3.125マイル)
一般的なカードが1ポイント3マイルなので、やや高い程度でほぼ標準的な換算率ですね。特別に有利という換算率ではないので、やはり時間をかけて貯めたほうが良さそうです。
しかし、ヤマダLABI ANAマイレージカードではヤマダポイントもANAマイルに移行できるので、そちらは短期で貯めることができそうです。
ヤマダポイントをANAマイルに移行
ヤマダポイントをANAマイルに移行する場合は次のレートになります。
- 4,000ポイント→1,000マイル
1,000マイル獲得するのに4万円かかることになりますが、永久不滅ポイントで1,000マイル貯めるためには計算上32万円かかります。
なので効率的にはヤマダポイントを活用したほうがANAマイルが貯まりますね。1万マイル交換するにはヤマダ電機で年間40万円の利用が必要になるということです。
そんなにヤマダ電機は利用しないという人でも、フライトマイルや永久不滅ポイントも利用すれば1万マイルを1年で獲得するのはそんなに難しくありませんね。
ただ、ヤマダポイントの有効期限は1年しかないのでポイントの失効には十分注意しましょう。失効させる前にANAマイルに移行しておけば、2年以内には無料航空券に交換できますよ。
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マイル移行以外のポイントの使い方
残念ながらヤマダポイントを永久不滅ポイントには移行できないので、ポイント有効期限は延長することができません。
そのため、ANAマイル移行以外では1ポイント1円としてヤマダ電機の買物に利用しましょう。
永久不滅ポイントは商品交換やヤマダポイントに移行して買物に利用するといった使い方もできます。
おすすめは、ポイント無期限を生かして高額商品や高額金券類に交換するという方法ですね。
時間をかけるほど高額商品を獲得できますが、セゾンポイントモールなどを利用してポイントをアップさせる工夫も必要ですよ。
まとめ
提携企業が多いので使い方もバリエーション豊かなヤマダLABI ANAマイレージカードですが、クレジットカードは自分の使い方にあっていないと使いこなせません。
ヤマダLABI ANAマイレージカードは、
- ANAマイレージを貯めていて
- ヤマダ電機の利用が多い人
ほどお得なカードです。
特にヤマダポイントを貯めて買物に有効活用しようという人にはピッタリのカードですね。
自分にあっていると思った人はさっそく申込してみましょう。
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ANAマイルの貯め方とカードの選び方。ショッピングで貯めて無料航空券をゲットしよう
日本でマイルを貯めると言えば、「ANAマイル」か「JALマイル」になります。もちろん海外の航空会社のマイルも貯めることはできますが、日常的に貯めやすいマイルはやはり国内の航空会社のマイルになります。 ...