安定感・信頼性・ステータス性といった「ブランド力」を持つクレジットカードと言えば、銀行系カードです。
日本で銀行系カードというと、
- 三井住友銀行の「三井住友VISAカード」
- JCBの「JCBカード」
が2強であり、どちらも絶大な人気があります。
好みで選んでOKですが、世界で最も利用率の高いVISAブランドを選ぶなら三井住友VISAカードです。
一般的なイメージだと、銀行系カードは審査に厳しいと思われがちですが一概にそうとも言えません。
国内屈指の人気クレジットカードです。アルバイトやフリーターの人だって審査に通るなら三井住友VISAカードが欲しい人だって多いはず。
そこで、アルバイトやフリーターの人でも銀行系カードである三井住友VISAカードを作ることができるのか、ネットの口コミなどを覗いて見ました。
その結果……。
公式サイト三井住友VISAカード
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三井住友VISAカードはアルバイトフリーターでも審査に通る。決め手は若さか?
結論からいうと、アルバイトフリーターの人でも三井住友VISAカードを作ることはできます。
ただ、実際に審査に通ったという人の声を見ると、年齢的に若い人が多い傾向にあることが分かりました。
具体的にいうと、20代前半が最多。20代後半でも複数人見つけましたが、30代以上のフリーターで審査に通った人は見つけられませんでした。
やはりアルバイトフリーターという身分は、年齢を重ねるほど社会的信用の部分が重くのしかかるのでしょう。
30代以上でアルバイトフリーターの人はやっぱり、年会費無料で会員数も圧倒的に多い楽天カードやイオンカードあたりを持っている人が圧倒的に多い印象です。とくに楽天カード率が半端じゃないですね。やはり楽天カードは、クレジットカード審査に通らない人の「最後の希望」なのでしょうか。
さて、三井住友VISAカードに話を戻しますが。
クレジットカードの審査というのは、職種だけを見て決まるわけではありません。同じく年収だけでもありません。
審査の項目
- 年収
- 職業
- 勤務先
- クレジットカードの利用実績
- 消費者金融などの利用有無
- 手持ちカードの総利用枠
などなど総合的に見ながら審査をします。
何か一つが欠けているからといって落ちるわけではないし、何か一つ(例えば年収)に自信があるから必ず通るというわけでもありません。
そして、銀行系カードの特徴として、
「若さ」
も結構大きなポイントになります。
これには理由があります。
銀行系カード(三井住友VISAカード)は若者を優遇している?
そうなんです。三井住友VISAやJCBなど銀行系カードというのは、若者会員の獲得にかなり積極的になっています。
その証拠に、三井住友VISAは18歳~25歳以下の若者限定カードや、20代限定のゴールドカード「三井住友VISAプライムゴールドカード」発行しています(後述)。
なぜ三井住友VISAカードが若者に積極的にカードを発行するかというと、
将来性に投資しているから。
です。
銀行系カードというのは、スタンダードカードの上に、ゴールドカードやプラチナカードといった上級カード(有料カード)があります。当然、年会費が高くなる上級のカード会員ほど、カード会社にとっては優良顧客です。
つまり三井住友VISAカードが若者に積極的にカードを作らせる理由は、将来的にゴールドカードやプラチナカードといった有料会員に育ってくれるのを期待しているためです。
日本人は、一度作ったクレジットカードを5年〜10年は使い続ける人が多いという調査結果が出ています。本当に同じカードをずーーっと使い続ける人が多いんですね。
なので銀行系カードとしては、初めてクレジットカードを作る機会が多い18歳〜20代前半のうちに、是が非でも自社のカードを作らせたいという強い狙いがあるのです。
まだ20代の若者であれば、アルバイトフリーターであって三井住友VISAカードは十分作れる可能性があります。それは三井住友VISAが、まだ若いその人が将来安定職に就き、カードを利用し、ゴールド(有料)会員になってくれる可能性に期待しているからです。
⇒新卒は審査に有利!?新社会人向けのおすすめカードを作れるボーナスタイム
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三井住友VISAカードの種類はどれがおすすめなの?
最後に、アルバイトフリーターでも申し込める三井住友VISAカードを2枚紹介します。
三井住友VISAカードも種類が色々ありますが、一般クラスのカードならこのどちらかで間違いありません。
【スタンダード】三井住友VISAクラシックカード
三井住友VISAクラシック | おすすめポイント |
VISA最大手のブランド 条件付きで年会費無料 基本ポイント還元率0.5% 海外旅行保険:最高2500万 国内旅行保険:最高2000万 ショッピング保険:最高100万 ポストペイ電子マネーiD・PiTaPa |
|
申込サイト | 三井住友VISAクラシックカード |
まず、三井住友VISAのスタンダードカードが「三井住友VISAクラシックカード」です。
スペック的には堅実な印象。とくに目立った強みはないものの、旅行保険や電子マネーなど必要なところはしっかり抑えています。ゴールドカードなど上級クラスへのステップアップカードですね。
年会費が通常1250円かかりますが、下記2つの条件をクリアすれば無料にできます。
- 年1回以上のカード利用
- マイ・ペイすリボ(リボ払いコース)の登録
年1回以上のカード利用はいいとして、問題なのはマイ・ペイすリボ、つまりリボ払いコースへの登録です。
リボ払いは金利が高いのでできるだけ避けたいところですが、実はちょっとした一手間でリボ払い登録しつつも一回払いで返済することが可能です。
それは、「毎月の返済額をカード限度額に設定する」という方法です。
毎月の返済額がカード限度額と同額であれば、イヤでも1回で返済することになります。マイ・ペイすリボは初回手数料が無料なので、初回で全額返済できれば手数料(金利)もかかりません。つまり、1回払いと同じにできるということです。
最初に返済額を設定する手間がありますが、年1250円の年会費を節約したい人はサクッと設定しておきましょう。
【25歳以下は絶対こちら】三井住友VISAデビュープラスカード
三井住友VISAデビュープラス | おすすめポイント |
※18〜25歳以下限定のカードです。
年1回カード利用で年会費無料(通常1250円 / 初年度無料) 基本ポイント還元率1% 入会から3ヶ月間は2.5%還元 26歳でプライムゴールドへ自動昇格 |
|
付帯保険 | ショッピング保険:最高100万 |
その他特典 |
ポストペイ電子マネーiD 交通系電子マネーPiTaPa |
申込サイト | 三井住友VISAデビュープラスカード公式 |
三井住友VISAが18歳〜25歳以下の学生・若者限定に出しているカードが「三井住友VISAデビュープラスカード」です。
もし25歳以下の人であれば、問答無用でクラシックカードよりデビュープラスカードの方がおすすめです。
まず年会費。通常1250円ですが、初年度無料に加え、年1回利用するだけで翌年も年会費無料にできます。クラシックカードのようにリボ払い登録は不要です。年会費実質無料と捉えてOKです。
そしてポイント還元率。クラシックカードを含め三井住友VISAカードは基本還元率0.5%ですが、デビュープラスカードだけが2倍の1%還元になります。
さらに、入会から3ヶ月間はポイント5倍の2.5%還元になるので、新生活など大きい買い物はこのボーナス期間にしておくといいでしょう。
最後にステータス性。
デビュープラスカードの最大のメリットは、26歳になるとワンランク上の「三井住友VISAプライムゴールドカード」に自動で昇格することです。
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評判高い!20代専用の三井住友VISAプライムゴールドカードでモテる男に【ステータス重視】
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デビュープラスカードを持っておけば、20代半ばにしてゴールドカードを所有でき、三井住友VISAカードのステータスの階段をエスカレーター式に上がっていけるというわけです。
もし25歳以下で三井住友VISAカードを手にしたいのであれば、デビュープラスカードを選ばない理由がありません。
まとめ
個人的に、三井住友VISAカードはカードデザインが最も好きなブランドです。とくにゴールドカード以上になるとデザイン的にも重厚感があって品格を感じます。
品があってステータス性もあり、どこで出しても恥ずかしくないカードブランドでありながら、一般庶民の手に十分届くところが三井住友VISAカードの人気の理由でしょう。
銀行系カードは、審査において「若さ」が大きな武器になり得ます。そう考えると、銀行系カードほど若いうちに作っておいた方が確実に良いですよ。