初めてのクレジットカードとして、VISAカード発行枚数国内最大手の三井住友VISAカードを検討している人は多いと思います。
テレビCMもバンバン流れていてブランド力があるし、日本で初めてVISAカードを発行したという歴史もあり、消費者にとっては信頼と安心感が持てますよね。
三井住友VISAカードのスタンダードカードであるクラシックカードは、審査も厳しくなく、初めてのクレジットカードにはオススメの1枚ですが、
女性の方には、女性限定の『三井住友VISAアミティエカード』が用意されています。
こちら、通常のクラシックカードよりもお得になっている点がありますので、女性の方はクラシックカードよりもアミティエカードを作る方がオススメです。
では、三井住友VISAアミティエカードはクラシックカードより何がメリットで何がデメリットなのか?
その辺りをまとめて見ていきましょう。
公式サイト三井住友VISAアミティエカード
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【1分で分かる】記事の内容をざっくり言うと……
三井住友VISAアミティエカードは、通常のクラシックカードから旅行保険額がアップしており、国内旅行にも最大2500万が付くようになります。また一応、スマホ代でポイント2倍になるおまけつきです。
クラシックカードと比べてデメリットはないので、カードデザインの好き嫌いを除けば、女性はアミティエカードの方がおトクです。
年会費は1250円かかりますが、リボ払い登録で無料にもできます。小技(後述)を使えばリボにせず年会費無料も可能。
電子マネーiDも付きます。必要な機能はほぼ揃っており、オールラウンドに使えるスタンダードカードです。
25歳以下の人は「デビュープラスカード」の方が確実に良いので、そちらへ。
公式サイト三井住友VISAアミティエカード
三井住友VISAアミティエの基本スペック
三井住友VISAアミティエカード | おすすめポイント |
※女性限定のカードです。
条件付きで年会費無料にできる(通常1250円 / 初年度無料) ポイント還元率0.5% 旅行保険が海外・国内ともに充実 海外旅行保険:最高2500万(自動) 国内旅行保険:最高2500万(自動) ショッピング保険:最高100万 スマホ代の支払いでポイント2倍 |
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申込サイト | 三井住友VISAアミティエカード |
三井住友VISAアミティエカード(以下アミティエカード)の基本スペックはこんなところでしょうか。
まずは、通常のクラシックカードとは何が違うのかというところから見ていきます。
アミティエカードとクラシックカードとの違い
旅行保険が手厚くなっている
アミティエカードは、旅行傷害保険が通常のクラシックカードより手厚く補償されます。
クラシックカード | 国内旅行保険:なし 海外旅行保険:最高2,000万(利用付帯) |
アミティエカード | 国内旅行保険:最高2,500万(自動付帯) 海外旅行保険:最高2,500万(自動付帯) |
旅行傷害保険とは、旅行中に事故に遭ったりケガを負った際に補償してくれる保険のことです。クレジットカードでは定番の保険ですが、年会費実質無料のカードで国内外ともにこれだけの金額を補償されるのは嬉しいです。
特にクラシックカードと違い、国内旅行にも保険がつくところがお得になっています。旅行会社から勧められる保険に加入せずとも、カードを持っているだけで保険が適用できるので旅行の強い味方になります。
また、アミティエカードは旅行保険が自動付帯します。
「自動付帯」とは、旅行代金の支払いにおけるカードの利用の有無に関係なく適用されるという意味です。
コレに対して「利用付帯」とは、旅行代金の一部をカードで支払った場合にのみ適用されることを意味します。
⇒利用付帯・自動付帯って何?クレジットカード海外旅行保険の基本解説
携帯電話料金のポイント還元が2倍になる
毎月の携帯電話料金をアミティエカードで支払うことでポイントが2倍になります。基本還元率は0.5%なので倍の1%になります。
一応、この特典を受ける条件として「カードご利用代金WEB明細書サービス」に登録することが必要ですが、とくに面倒なわけではありません。
小さなポイントアップかもしれませんが、特にリスクはないのでタダなら嬉しい所です。
カードデザインが女性らしいピンク
通常のシルバー基調のカードデザインに、女性らしい淡いピンク色が施されています。
女性のみんながみんなピンクが好きとは限りませんが、少なくとも男性からみたら女性らしさを感じますよ。
そこまでコッテコテのピンクではなく上品さもあるので、大人が使っても恥ずかしさはありません。
以上の3点が、通常のクラシックカードとの違いになります。
クラシックカードと比べてアミティエカードにデメリットあるの?
結論からいうと、女性ならアミティエカードにしてもデメリットと言える部分はありません。
旅行保険額が500万アップしますし、何より国内旅行にも保険がつくのでメリットの方が遥かに大きいです。
中には、いかにも女性っぽいピンクのカードデザインが嫌だという人もいるかもしれませんが、そこが気にならなければアミティエカードにしておいて損はないですよ。
ただし!25歳以下の学生・新社会人はデビュープラスカードの方がおトク
三井住友VISAは、25歳以下の若者専用に「デビュープラスカード」を発行しています。
25歳以下の人なら、男女問わず、問答無用でデビュープラスカードの方がおすすめです。
デビュープラスカードの何がおトクかをざっくり言うと、
- 年1回でもカード使えば年会費無料
- ポイント還元率が2倍の1%に
- 26歳時点で自動的に「プライムゴールド」に昇格可能
年会費無料な上に、ポイント還元率が2倍になります。これだけでデビュープラス一択でしょう。
さらに嬉しいのは、26歳になると同時にワンランク上のプライムゴールドカードに昇格できること。更新時に自動で昇格するので再審査もありません。
さらにさらに、プライムゴールドは30歳時点でゴールドカードに昇格するので、
- (〜25歳)デビュープラス
↓自動昇格 - (26〜29歳)プライムゴールド
↓自動昇格 - (30歳〜)ゴールドカード
と、エリートへの階段をエスカレーター式に登っていけます。
現在25歳以下で三井住友VISAを選ぼうとしている人は、迷いなくデビュープラスカードにしましょう。
公式サイト三井住友VISAデビュープラスカード
アミティエカードは女性向けカードなので審査もさほど厳しくない
話をアミティエカードに戻しましょう。
申し込み資格には、「満18歳以上(の女性)高校生不可、未成年は親権者の同意)」とありますが、大体このような書き方をしているクレジットカードは、審査はさほど厳しくありません。
そもそも女性向けカードである時点で、そこまで経済力を求められるわけがありませんし。
比較的厳重に審査をするクレジットカードは、申し込み資格に「安定した収入のある方」といった条件を加えています。その記載がないということは、安定した収入が必ずしもない個人事業主や主婦などにも作成できるカードであると言えます。
発行スピードも早い
最短3営業日で発行できるので、1週間程度で手元に郵送で届くでしょう。旅行などで急にクレジットカードが必要になった際など、世界中で使えるVISAカードですし、アミティエはさらに旅行保険が充実しているのでよりおトクです。
お申込み三井住友VISAアミティエカード
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年会費は条件付きで実質無料も可能
通常、アミティエの年会費は、1,250円(+税)となっていますが、インターネットからの入会で初年度年会費が無料になります。
さらに次年度からも、2つの条件付きで年会費無料にすることができます。
条件:年1回以上のカード利用 + 「マイ・ペイすリボ」への無料登録
次年度からも年会費無料にする条件のひとつが、年1回以上カードを使うことです。わざわざカードを作ろうとしているのですから、年間1回も使わない人はそういないと思うので、この条件は問題ないでしょう。
もう1つの条件は、「マイ・ペイすリボ」への登録(無料)です。つまり、リボ払いのことですね。
通常、クレジットカードを利用する上でリボ払いは原則NGです。なぜなら、手数料が高く取られるからですね。リボ地獄なんて言葉もあるくらいなので、リボ払いはなるべくしたくありません。
では、どうすればリボ払いにせずとも年会費無料にできるのか?
そこで1つの小技を使います。
リボ払いの支払い設定金額を限度額にするという技
リボ払いとは、毎月の返済額を一定額に設定できるという返済方法です。
「マイ・ペイすリボ」は、リボ払いの初回手数料がないので、初回で全額を返してしまえば手数料はとられません。
なので、リボ払いの毎月の返済額を、カード限度額と同額に設定しておきます。そうすれば、リボ払いの初回返済で全額を返す事ができ、無駄な手数料をとられずにすみます。
基本ポイント還元率は0.5%
三井住友VISAカードでは、「ワールドプレゼント」というポイントが付与されます。
基本は利用額1,000円でワールドプレゼント1ポイント。1ポイントは5円相当なので、還元率は0.5%となります。
前述した「マイペイすリボ」で支払うとポイント2倍となり、還元率1%になります。リボ払いの設定金額をカード限度額にしておけば、リボの手数料を取られずポイント2倍になるので非常にお得なカードになります。
さらに、三井住友カードが運営する「ポイントUPモール」を経由して買い物をすると、ポイントが2倍以上にアップします。Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどで買い物をする時は、必ずポイントUPモールを経由して買うことをオススメします。
ポイントの有効期限は2年です。ポイントの交換先はカタログギフトの他に、Tポイントやヨドバシのポイントなど他社のポイントに交換できるので、使い道にはまず困りません。
電子マネー「iD」が無料
アミティエカードももちろんですが、三井住友VISAカードはどのカードも電子マネーを非常に活用しやすくなっています。
特に利用していきたい電子マネーが「iD」です。
電子マネー「iD」
iDは、ドコモが始めた「ポストペイ型(後払いタイプ)」の電子マネーサービスです。
PASMOやSuicaと違って、先にカードにチャージしておく必要がありません。使った金額は、後からクレジットカードに請求されるようになるので、残高不足を心配する必要のない電子マネーです。
支払い方法は、iDが搭載されたカードを専用の端末にピッとかざすだけです。これだけで、一瞬で買い物が終わります。
電子マネー決済のラクさに慣れてしまうと、もはや現金での買い物が面倒クサくなるほどです。
iDで支払った分には全額ポイントがつくので、積極的に利用していきたい電子マネーです。
合わせて読みたい電子マネーはポストペイ型がおすすめ!iDとQUICPayの特徴まで比較!
関西圏で使える交通系ICカード「PiTaPa」
関西圏で普及している交通系ICカード「PiTaPa(ピタパ)」もチェックしておきたい電子マネーです。
駅の改札や売店などでピタッとタッチするだけで使える便利なICカードですが、PASMOやSuicaなどと違うところは、支払い金額が後から三井住友VISAカードに請求されるという点です。
要するに「カードにチャージしておく」という必要がないので、より時短できて手間を省けます。
PiTaPaの支払いでもポイントは貯まるので、関西圏の方はぜひ有効利用していきたい電子マネーです。
まとめ
以上、アミティエカードの特徴をざっと見てきました。
ひとまず言えることは、三井住友VISAクラシックカードを作りたいという女性は、アミティエカードにした方が確実にお得です。クラシックカードに比べてプラスになる面はあれど、マイナスになることはないからです。
強いて言うなら、デザイン的にピンクはちょっと……という方は、通常のクラシックカードか、25歳以下なら若者限定のデビュープラスカード一択です。
両カードを希望の方は下記記事を参考にどうぞ。
アミティエカードは還元率が0.5%とやや低いのが弱点ではありますが、年会費実質無料が可能なカードとしては旅行保険が充実しているので、旅行によく行く人にはとくに嬉しいクレジットカードとなっています。
何より、三井住友VISAカードは国内VISA最大手ですから、デスクサポートなども非常にしっかりしていますよ。
クレジットカードにより安心感・信頼を求めたい人は、歴史ある三井住友VISAを選んでおくと間違いありません。
公式サイト三井住友VISAアミティエカード
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