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【比較】クレジットカードとデビットカードの違いと使い分け方。

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現金を持たずに買い物ができるカードとして代表的なのが、「クレジットカード」と「デビットカード」。どちらもキャッシュレスの買い物ができるので便利です。

クレジットカードはお馴染みだと思いますが、「デビットカードって何?」という人は多いと思います。日本ではまだまだデビットカード普及していませんが、カード大国のアメリカではデビットカードの方が主流だったりします。

ざっくり言うと、
デビッドカードとは、使った瞬間に金額が銀行口座から即引き落としされる仕組みのカードです。

クレジットカードのように数ヶ月後の引き落としではないので、「借金」にはなりません。口座残高以上の決済はできないようになっているので、身の丈を超える買い物をしてしまう心配もありません。

察しの通り、ほぼ現金と同じように使えるカード

それがデビットカードの特徴です。

クレジットカードとデビットカード。似て非なるカードです。どちらにもメリットがあり、どちらにもデメリットがあります。

そこでこの記事では、この2つのカードの違いや使い方を徹底的に比較してみます。それぞれの特徴を理解して使い分けができるようになると、もっと効率的にカードを使えるようになれます。

公式サイト 三菱UFJ-VISAデビット

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クレジットカードとデビットカードの違いを比較

公式 三菱UFJ-VISAデビット

デビットカードというと、以前はクレジットカードに比べて利用できる店が少ないという致命的な欠点がありました。しかし2005年にスルガ銀行がVISAデビットカードを発行してからは、VISA加盟店で利用できるデビットカードとして普及しています。

つまり、今ならVISA加盟店ならどこでもVISAデビットカードを使えるので、クレジットカードが使えればほぼデビットカードも使えるイメージでOKでしょう。

という前置きをした上で、
デビットカードとクレジットカードの違いを見ていきます。

カードデザインの違いは「エンボス加工」の有無

三菱UFJ-VISAデビット ですが、外見上はクレジットカードとほとんど変わりないように見えます。

お店でデビットカードを出しても、ほぼ100%「支払い回数は?」と聞かれます。「いや、それデビットカードです」と言い返すのも面倒なので、いつも「はい」と受け流しています(笑)。

デザイン上で唯一の違いは、「エンボス加工」がないという点です。

エンボス加工はプラスティックのカードの表面に文字を浮き上がらせた加工方法で、クレジットカードの場合はカード番号、有効期限、氏名などにエンボス加工が施されています。点字のようにボコッと浮き出た加工になっているはずです。

デビットカードのカード番号などにはこのような凹凸加工はありません。

そもそも、クレジットカードがエンボス加工を必要としたのは、「インプリンター」という小型の印刷機器で複写式のカード伝票を印刷するためにありましたが、日本ではすでにクレジット端末機が普及したのでエンボス加工の必要性はなくなっています。

ただ、世界にはまだインプリンターが使用されている地域もあるため、国内カードにもエンボス加工が残されているという背景があります。

決済システム(仕組み)の違い

すでにお分かりと思いますが、少し詳しく説明を足しておきます。

まずご存知のクレジットカードは「後払い方式」や「立て替え払い方式」と呼ばれていて、加盟店で買い物をするとクレジットカード会社がカード会員に代わって加盟店に支払います。カード会員は後日クレジットカード会社からの請求に基づいて後払いをする仕組みです。

これに対してデビットカードは、基本的には銀行のキャッシュカードです。加盟店で買い物をすると同時に銀行口座から代金が引き落とされるシステムなので、ATMで現金を引き出す手間がありません。

デビットカードは後払いではなく同時に支払いをするので、ほとんど現金で買い物をするのと代わりありません。そのためクレジットカードのように分割で支払うことはできず、常に1回払いのみとなります。

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クレジットカードとデビットカードはどっちがお得?

クレジットカードとデビットカードはどちらもメリットがあるので、どちらがお得かというのは一概に言えません。

しかしサービス面や安全面で比較することはできます。

ポイント還元率を比較

デビットカードはポイントが付くものもあれば、ポイントがないカードもあります。

例えば楽天デビットカードは1000円で2ポイントの楽天スーパーポイントが付与されます(ゴールドは5ポイント)。還元率は0.2%~0.5%で、現金と比較するとお得ですがクレジットカードの還元率よりも低く、それ以上ポイントアップできるサービスもありません。

⇒ポイント還元率1%の楽天デビットカードはメインカードにもOK!JCBなら年会費永年無料です。

一方のクレジットカードはポイントプログラムがほとんどすべてのカードで提供されていて、ポイント還元率は最低でも0.5%です。さらにポイント還元率を高くできるサービスも有り、クレジットカードによっては基本還元率1%以上のカードもあります。

⇒ポイント高還元のおすすめクレジットカードランキングBEST5!

クレジットカードには「借金」というマイナスイメージがある分、ポイント面は遥かにお得です。

付帯保険で比較

VISAデビットカードにはカード盗難保険は付帯されていますが、海外旅行傷害保険といったクレジットカードには付帯されている保険サービスはほとんどありません

さらにクレジットカードには優待サービス、海外旅行向けサービス、海外旅行傷害保険と言った付帯保険もあり、サービス面でもクレジットカードの方が明らかに豊富です。

使い方にリスクがある分、クレジットカードの方がお得なサービスを付けるのは当然です。もしデビットカードがクレジットカードと同レベルにお得になったら、誰もクレジットカード使わなくなりますからね。

安全面・セキュリティを比較

クレジットカードもデビットカードも、カード盗難保険が付帯されています。しかし、クレジットカードの方が遥かに厳重にセキュリティ監視されています。

クレジットカード会社は不正利用検知システムを導入して、不正利用されていないかというチェックを随時行っています。対してデビットカードの方は、たんに残高があるかどうかのチェックにとどまります。その為不正検知システムもありません。

その代わりデビットカードは利用枠を自由に設定できます。ショッピングをするとき以外はデビットカードの利用を停止することも可能なので、クレジットカードに比べれば自分でリスク管理ができる側面もあります。

とはいえ、どちらのカードも盗まれてしまえばリスクは同じで、安全面への配慮もなされているのでそれほど大きな差はありません。

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クレジットカードとデビットカードを上手な使い分け方

これまでクレジットカードとデビットカードの違いを解説してきましたが、どちらも持って使い分けすることはできるのでしょうか。

お互いのメリットを活かすことができる使い分け方を解説します。

海外旅行時の使い分け方

Unsplash / Pixabay

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海外旅行では基本的にクレジットカードが便利です。なぜならクレジットカードには海外旅行傷害保険による補償があり、高額な現金を持ち歩くリスクがなくなるからです。

しかし、いくら海外ではクレジットカードが使いやすいといっても、全く現金を持って行かないわけにはいきません。そんな時こそ、デビットカードが非常に役立ちます。

VISAデビットカードであれば、海外ATMから現地通貨を引き出すことができます。クレジットカードでもキャッシングができますが、デビットカードは預金を引き出すだけなので金利がかかりません。為替レートはかかりますがそれはクレジットカードも同じです。

つまり海外では、

  • 大きな買い物はクレジットカードを使い、
  • 現金が必要なときは必要なだけデビットカードで引き出す。

という使い分けが有効です。両替手数料もかからないので便利ですね。

普段の買い物はデビットカード、大きい買い物はクレジットカード

クレジットカードはある程度利用枠が大きいうえに後払いなので、金銭管理能力に相当自信がない限りは、誰でもつい使いすぎてしまうリスクがあります。

その点、デビットカードはほとんど現金と同じなので口座残高以上の利用はできません。つまり、使いすぎの心配がありません

そのため、普段は計画的に買い物をするためにデビットカードの利用をメインにするといいでしょう。

  • 日常生活の買い物はデビットカードで。
  • 大きい買い物はクレジットカードでポイント貯める。

実際に私もそうした使い分けをしています。コンビニや外食など数百円くらいの細かい支払いはデビットカードが圧倒的に手軽ですね。一度慣れてしまうともう現金払いには戻れません。

ただし、クレジットカードで大きい買い物をする時はリボ払いに注意です。

リボ払いがあると大きな買い物でも気軽に使ってしまいますが、それを繰り返しているとすぐにカード利用枠が一杯になってしまいカードが使えなくなってしまいます。返済時も地獄になることが多く、金利が膨らんで消耗する未来が見えています。

⇒クレジットカード破産はリボ払いが原因

なので、クレジットカード利用もなるべく1回払いをメインにして、デビットカードと併用しながら計画的に使いましょう。

どうしても分割で支払いたい場合は、せめてリボ払いではなく分割払いを利用しましょう。支払い回数がはっきりしているので計画的に利用できます。

⇒リボ払いと分割払いの違いとは?手数料・利子を比較すればどちらがお得かは明白

まとめ

デビットカードもVISAデビットカードが発行されるようになってから、知名度も高くなり利用する人が少しずつ増えている実感があります。そして最近ではVISAだけではなくJCBもデビットカードを発行しているので、ますます選択肢が増えて使いやすくなっています。

クレジットカードをつい使いすぎてしまう人や、海外旅行の予定がある人などは、デビットカードを持っておいて損はありません。

審査もないのですぐに誰でも作れますし、使う分にはクレジットカードより遥かに安全(使いすぎリスクの意味で)ですよ。

その代わり、ポイントや付帯保険などクレジットカードより恩恵は少ないので、うまく使い分けていくことが大切です。

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