クレジットカードには、”一般カード”よりも質の高いサービスが提供される”ゴールドカード”があります。
一般カードの年会費が無料〜1250円程度なのに対して、ゴールドカードは10000円程度の高額な年会費となります。ゴールドカードの中には20代向けのカードもあり、その年会費は2000円から5000円となっています。
しかし、サービスの質が高い本格的なゴールドカードは、年会費が10000円以上というのが相場です。
年会費が高いとゴールドカードを作ろうと思っている人も、ためらってしまうかもしれません。ここでは年会費が無料にできて、なおかつサービスも質が高いゴールドカードをご紹介します。
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年会費格安のゴールドカード
楽天ゴールドカード
2016年9月より新たに誕生した楽天ゴールドカードは、年会費2000円+税別という格安のゴールドカードです。
通常の楽天カードからプチリッチになっていますね。ざっくり表にするとこんな違いです▼▼
楽天カード | ゴールドカード | |
年会費 | 無料 | 2000円+税 |
ポイント還元率 | 1% | 1% |
楽天市場でのポイント | ポイント4倍 | ポイント5倍 |
利用可能額 | 最高100万 | 最高200万 |
空港ラウンジ | なし | 国内主要空港など年2回無料 |
付帯保険 | 海外旅行保険:最高2000万
カード盗難保険 |
海外旅行保険:最高2000万
カード盗難保険 |
その他特典 | 家族カード
楽天Edy ETC |
家族カード
楽天Edy ETC |
公式サイト | 楽天カード | 楽天ゴールドカード |
簡単に言うと、楽天カードに+2000円(年会費)で空港ラウンジ特典が付いたカードです。
国内主要空港とハワイホノルル・韓国仁川の空港ラウンジが年2回まで無料で使えるようになります。
その他の点はあまり楽天カードと変わりません。
楽天市場での買い物でポイント5%還元になりますが、通常の楽天カードでも4%還元になるので、1%の差に年間2000円払えるかどうか……この辺りは楽天でどれだけ買い物しているかによります。
スペックで見ると空港ラウンジ以外は通常の楽天カードとそう変わりませんが、通常の楽天カードがすでにハイスペックなので、楽天ゴールドカードも十分スペックは高いです。
- 基本還元率1%
- 楽天市場なら5%
- 空港ラウンジもつく
- 電子マネー(楽天Edy)もつく
- 海外旅行保険もつく
これだけ揃って年会費2000円ですから、十分に優秀かつ手頃なゴールドカードです。
>> 楽天ゴールドカード公式サイトはこちら-
【おすすめ?】楽天ゴールドカードのメリットを楽天カードと比較してみる
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三井住友VISAゴールドカード
三井住友カードの発行するクレジットカードは、「WEB明細書サービス」を利用することで年会費が割引になります。ゴールドカードの場合は1000円が割引になります。
さらに、「マイ・ペイすリボ」の登録と併用すると、年会費は半額になります。
コース別年会費 | ゴールドカード年会費 |
---|---|
WEB明細書+マイ・ペイすリボコース | 税抜4,000円+税 |
マイ・ペイすリボコース | 税抜5,000円+税 |
WEB明細書コース | 税抜9,000円+税 |
いずれもご指定なし(通常年会費) | 税抜10,000円+税 |
「マイ・ペイすリボ」とは、自動的にリボ払いで請求されるサービスです。リボ払いの手数料を支払うのが嫌な人は「全額支払い」の支払いコースにすれば手数料がかかりません。
また、年間の支払金額に応じて年会費を割引または無料にすることもできます。年間利用金額が100万円から300万円未満は20%割引、300万円以上であればゴールドカードの年会費が無料となります。
三井住友VISAカードは、20代専用の『三井住友VISAプライムゴールドカード』も発行しています。20代の若者であれば、こちらのゴールドカードの方がさらにおトクです。
20代はこちら三井住友VISAプライムゴールドカード
JCBゴールドEXTAGE(29歳以下限定)
三井住友VISAに続き、JCBカードも20代限定(学生除く)の格安ゴールドカードを発行しています。
JCB GOLD EXTAGEは年会費3000円+税。初年度は無料です。こちらも文句ナシに安いですね。
銀行系JCBカードとあってステータス性もありますし、旅行保険も海外国内ともに最高5000万円が付帯します。
電子マネーQUICPayも搭載なので利便性も高いです。Apple Payとの相性も抜群。
30歳の更新で自動的にJCBゴールドカードに昇格するので、20代のうちにJCB GOLD EXTAGEを作っておけば、着実にJCBのステータスの階段を登っていけます。
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年会費を無料にできるゴールドカード
年会費を無料にできるゴールドカードは、年間利用金額が一定金額以上という条件が付くケースがほとんどです。
普段から年間100万円以上は利用するというヘビーユーザーはチャレンジしてみてはどうでしょうか。
イオンゴールドカード
イオンゴールドカードは、申込することができない招待制のゴールドカードです。
公式に発表している条件は、通常のイオンカードで年間利用金額100万円以上というものです。招待されるためにはイオンカードを作って年間100万円以上利用しなければいけませんが、これは発行条件であってゴールドカード自体の年会費は無料です。
公式サイトイオンカード(WAON一体型)
イオンゴールドカードの特典としては、最高3000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯)と国内旅行傷害保険(利用付帯)の付帯と、300万円のショッピング保険付帯、羽田空港ラウンジとイオンラウンジの利用無料となります。
本格的なゴールドカードのサービスに比べるとやや物足りなさを感じますが、ゴールドカードの年会費が永年無料ということを考慮すると、十分満足できるでしょう。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、自ら申し込むことができるゴールドカードです。もしくは、エポスカードを年間50万円以上ほど利用していると招待状(インビテーション)が届き作ることもできます。
ただし、自ら申し込む場合は年会費5000円がかかります。
通常のエポスカードから招待(インビテーション)によって昇格した場合に限り、年会費が無料のままゴールドカードになります。
インビテーションのハードルは年間50万円程度のカード利用とハードルは低いので、通常のエポスカードを作ってから招待によって無料ゴールドカードにするのが得策です。
イオンゴールドカードのように年会費は招待によって無料にできるので、空港ラウンジサービス(主要国内空港と海外2空港)が無料になるサービスしか提供されていません。
エポスカードを利用している方への特別サービスといった意味が強いゴールドカードです。
年会費を超えるサービスを受けられる楽天プレミアムカード
先に紹介した楽天ゴールドカードのもう1つ上のグレードにあるのが楽天プレミアムカードです。プレミアムカードという名称ですが、サービス内容から実質的にはゴールドカードの扱いになります。
楽天プレミアムカードは、ゴールドカード特典にある空港ラウンジサービスのハイグレード版に当たる「プライオリティ・パス」が目玉です。
年間4万円相当のプライオリティパスが無料に
楽天プレミアムカードには、空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」のプレステージ会員の年会費が無料になるというサービスがあります。
プライオリティ・パスのプレステージ会員になると、年間何回でも世界中の空港ラウンジを無料で利用することができます(同伴者は27ドル)。
さらに、通常の空港ラウンジ特典と違い、空港によってはビジネスクラスやファーストクラスのラウンジが利用できるようになります。
【プライオリティ・パス会員別年会費】
会員クラス | 年会費 | ラウンジ利用料 | 同伴者 |
---|---|---|---|
スタンダード会員 | 99ドル | 27ドル | 27ドル |
スタンダード・プラス会員 | 249ドル | 10回まで無料(以降27ドル) | 27ドル |
プレステージ会員 | 399ドル | 無料 | 27ドル |
上記のように、最高クラスである「プレステージ会員」の年会費は399ドルと約40000円相当となります。
楽天プレミアムカードの年会費は10,000円(税別)なので、このプライオリティパス特典だけで約30000円もおトクになっている計算になるのです。
ただし、いくらプライオリティ・パスのプレステージ会員が無料で入会できるといっても、使いこなせなければまったく意味がありません。
普段から海外旅行や出張が多い人でなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
プライオリティ・パスのプレステージ会員になることを検討中に人におすすめのゴールドカードです。
公式サイト楽天プレミアムカード
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数多の旅行サイトで「海外旅行に絶対に持っていきたいクレジットカード」として紹介されている楽天プレミアムカード。 なぜ楽天プレミアムカードが旅行用カードとして激推しされているかというと、世界中の空港ラウ ...
まとめ
年会費が割引になったり、無料になったりするゴールドカードは意外にたくさんあるものです。ゴールドカードが欲しいと思っている方はまずは年会費を無料にできて入会しやすいゴールドカードも検討してみてはどうでしょうか。
もちろんステータスの高い銀行系のゴールドカードが欲しいという人もいるでしょう。そうした場合も年会費の軽減ができるサービスもあるので、うまく活用してみましょう。
以前はゴールドカードと言えば30歳以上で年収500万円以上という申込基準が一般的でしたが、現在のゴールドカードは多様化していて年会費はもちろんサービス内容もそれぞれ違っています。
ゴールドカードを作りたいと思っている人は、その目的がサービス利用なのか、ステータスなのかをはっきりさせてから選ぶ必要があります。ゴールドカードを手にしてから思っていたサービスが付帯されていなかったということは、現在のゴールドカードでは十分にありえることです。
今回提供した情報を参考にして、ぜひ自分に合ったゴールドカードを見つけてください。
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