カード会員数1200万人を超える楽天カード。楽天市場で買い物をすることがある人は多くが持っていると思います。
私も昔はAmazonばかりで買い物していたのですが、楽天市場や楽天ポイント加盟店で買い物する機会が増えてきたので、楽天カードを作ってみました。
楽天カードは庶民的なイメージが持たれがちなのですが、実際に持ってみると「年会費無料カードながら基本スペックがめちゃ高い優秀なカード」であることが実感できます。
楽天ユーザーだけでなく、初めてクレジットカードを作る人にもぴったりな1枚でしょう。詳しくはこの記事で紹介していくので参考にしてください。
公式サイト 楽天カード
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楽天カードのスペックは高い
まずは楽天カードのスペックを表にまとめてみました。
年会費 | 永年無料 |
申込資格 | 18歳以上の方(高校生不可) |
ポイント還元率 | 通常1% |
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB、AMEX |
追加カード | 家族カード:5枚まで、年会費無料 ETCカード:年会費500円(税別) |
旅行傷害保険 | 【海外旅行保険】最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy、Apple Pay |
年会費無料ながら通常ポイント還元率が1%という時点で、文句なしの高スペックカードです。
楽天カードは条件無しで年会費永年無料!
楽天カードは年会費無料カードの代表格でしょう。無条件で永年無料です。
所有コストが一切ないので、楽天市場で買い物するときや楽天Edy用のサブカードとして持っておくだけでもOK。持っておいて損はないカードです。
18歳以上で高校生以外なら申し込める
楽天カードは18歳以上で高校生以外なら申し込めるので、初めて作るクレジットカードとしても人気です。大学生でも楽天カード持ってる人とても多いですよね。
他のクレジットカードにありがちな「安定した収入があること」などの細かい条件がないので、申し込みやすいのも楽天カードの魅力ですね。
私はネットの公式サイトから申し込んで、1週間ちょっとで審査も終えてカードが届きました。発酵スピードも結構早いと思います。
楽天カードを使って実感したメリット
楽天カードを使い始めてからもうすぐ1年になりますが、まず分かったのが”楽天スーパーポイントの貯めやすさと使いやすさ”ですよね。ポイントマニアならやっぱり楽天カードは必須だと実感しました。
年会費無料なのに還元率1%!
楽天カードの最大のメリットは、年会費無料ながら通常ポイント還元率1%と高いことです。利用金額100円ごとに1ポイント(1円相当)が貯まります。
年会費無料カードは還元率0.5%が普通なので、楽天カードはその2倍。しかも特別な条件もなく2倍です。年会費無料カードで楽天カードの1%を超えるのは、1.2%の リクルートカード くらいでしょうか。それほど、年会費無料で1%還元は素晴らしいスペックです。
私は楽天カードはサブで、メインカードではないものの、1年も経たずに結構なポイントが貯まっています↓
例えば2018年1月には533ポイントも獲得できていました。やはり、どこで使っても最低1%貯まるのは非常に大きいです。
楽天スーパーポイントは楽天市場だけでなく、町中で使える
貯まった楽天スーパーポイントは楽天市場など楽天系サービスで使えるだけでなく、ツルハドラッグやミスタードーナツなどの楽天スーパーポイント加盟店でも使えます。私はよく町中の加盟店で使っています。
楽天カードの良いところは、1ポイント(1円相当)から使えることです。
他社カードの場合、200ポイントや1000ポイントからなど、ある程度ポイントを貯めなければ使えないケースもあります。
楽天カードなら、貯まったポイントを1ポイントから楽天スーパーポイント加盟店で使えるので利用先は豊富、使い道に困ったことがありません。
楽天Edyや楽天スーパーポイントカード機能付きで1枚3役、Apple Payにも対応!
楽天カードはその1枚で、
- クレジットカード
- 楽天スーパーポイント
- 電子マネー楽天Edy
- Apple Pay
という4つの機能を付帯しています。
これだけで、財布の中身がカードだらけにならずに済むため助かっています。
Apple Payにも対応しているので、自動販売機などでQUICPay決済ができます。必要に応じて私も活用しています。
QUICPay加盟店なら、iPhoneがあればApple Payで支払いができます。もしカードを忘れてしまった時もiPhoneがあればApple Payが使えるので便利です。
専用アプリは明細を確認できるなど機能が豊富
楽天カードには専用アプリがあります。このアプリが見やすくて便利です。
私はよく利用明細やポイント付与額を確認しています。
楽天カードアプリの素晴らしいのが、利用明細にその月に獲得したポイントが記載される点です。
他社だと利用明細とポイント明細が分かれていて二度手間になるケースがありますが、楽天カードは利用明細と合わせてポイントも確認できるため手間がかかりません。
ちなみに、楽天のポイントクラブマイページにも獲得したポイント数が表示されるしくみです。楽天市場などの利用で貯めたポイントを合わせて確認したい時は、ポイントクラブを確認するようにしています。
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楽天カードを使ってみてイマイチだったデメリット・注意点
楽天カードは、ポイントの貯まりやすさはまさに最強のカードですが、システム面では少々デメリットも感じました。
利用可能額が復活するまで待ち時間が長い
楽天カードは毎月27日に利用額が口座振替で引き落とされますが、引き落とし口座が楽天銀行以外だと、引き落とし後に利用可能額が復活するまでに時間がかかるのがイマイチです。
楽天銀行なら当日から翌営業日には利用可能に引き落とし分と同額が回復されますが、私のように他社の口座を引き落とし口座にしていると2~4営業日経たなければ回復しません。楽天カードをメインカードにするなら楽天銀行の口座を持っておいた方がおすすめです。
他社のクレジットカードだと、引き落とし日の翌日には利用可能額が復活することも多いので、この点はぜひ改善して欲しいです。
ポイントアップシステム「SPU」がちょっと複雑
楽天カードは「SPU(スーパーポイントアップ)」というプログラムによりポイント還元率が上がるしくみがあります。が、このSPUが複雑でわかりづらいです。
公式サイトの説明によると以下↓
SPUとは
SPU(エス ピー ユー)は、Super Point Up Program(スーパーポイントアッププログラム)の略で、楽天の各サービスを使うことで、ポイント倍率があがるお得なプログラムです。通常ポイント1倍に加えて、
- 楽天市場アプリ当月1回以上ご購入で+1倍
- 楽天カードご利用で+2倍
- 楽天プレミアムカードまたは楽天ゴールドカードご利用で+2倍
- 楽天モバイルご利用で+2倍
- 楽天ブックスまたは楽天Koboで月に合計1,000円以上ご購入で+1倍
- 楽天ブランドアベニュー月1回以上ご購入で+1倍
- 楽天TVのNBA Specialまたは パ・リーグSpecialご加入・契約更新で+1倍
- 楽天トラベルのご利用で+1倍
- 楽天ビューティのご利用で+1倍
を合わせると、いつでもポイント最大13倍になります。
公式サイト 楽天カード
要するに、楽天系列のサービスを一緒に使えば使うほどポイント還元率が階段上にアップしていく仕組みなのですが、説明を読んでも「結局どのくらいポイントが貯まるの?」と分かりにくさMAXです。
楽天カードだけでなく「市場アプリ」の利用や対象サービスの利用など、組み合わせによりどんどん還元額が上がっていくしくみなので具体的に○○%還元と説明できないと考えられますが、なんともわかりづらいですね。
SPUのポイントアップ率は、時期によって変動することがあります。詳しくは公式サイトで確認しましょう
詳細 楽天カード
楽天カードはJCBブランドで作るのがおすすめ
楽天カードは国際ブランドを「VISA」「MasterCard」「JCB」「AMEX」の4つから選べますが、個人的にはJCBブランドを選ぶことをおすすめします。
理由は2つあります
1:nanacoチャージでポイント満額付与
まず楽天カードでJCBブランドを選ぶ一番のメリットが、nanacoチャージでポイントが満額付与されるということです。
楽天カードのポイント付与は100円につき1ポイントですから、チャージした金額の1.0%そのまま楽天スーパーポイントが付与されます。年会費無料の上、ポイント還元率が高めでなおかつ満額付与ですからこれほどうれしいことはありませんね。
これがVISAやMaster Cardの場合、ポイント付与はおろか、nanacoにチャージすることすらできません。
nanacoチャージができるだけでなく、チャージでポイントが満額付くというのが大きなポイントなのです。
nanacoチャージが可能なクレジットカードは数ありますが、実はポイントが付かなかったり、付いても還元率が半減したりするので、チャージ可能かつポイントも満額付与される楽天カード(JCB)はnanacoチャージに関して非常に優遇されたカードの一つと言えます。
nanacoは非常に便利な電子マネー
国民年金、電気や水道などの公共料金、自動車税など、通常は電子マネーやクレジットカードで支払うことができない支払いをnanacoなら支払うことができます。
セブンイレブンで上記の納付書が届いてnanacoで支払おうとしたときに店員に「ポイントは付与されませんがよろしいですか?」と聞かれた方も多いと思います。
確かにnanacoにはポイントは付与されませんが、nanacoにチャージした時にクレジットカードにポイントが付与されますので、実質的にはポイントが付与されるということになっています。
nanacoに現金で払っていた方も少なくないかと思いますが、特に上記のような支払いは固定費な上に、金額もある程度大きいものが多いですよね?
国民年金も年間に換算するとおよそ20万近い金額いきますし、水道光熱費なども年間に換算するとかなりの金額になってきます。
この支払いにポイントを付与できるのは非常に大きいです。
楽天カードの国際ブランドをJCBにした場合の大きなメリットといえるでしょう。
2. JCB提携先のディズニー関連のキャンペーンがある
JCBは東京ディズニーリゾートの公式スポンサーであるため、JCBブランドを選ぶとディズニーリゾートのキャンペーンにエントリーすることができます。
利用金額に応じた口数の応募をすることができ、応募の中から抽選で当選します。景品はパーティーチケット、ホテル宿泊、旅行パッケージなどが過去に提供されていましたね。
ディズニーリゾートは誰もが行きたいと思うようなアトラクションを用意していますが、旅行でいくとなると費用も結構高額になりがちで、気軽に行けるものではありません。
そんな人は日頃からこうした楽天カード(JCB)のキャンペーンにエントリーしてみて、当選を狙ってみると良いですよ。
※詳細は公式サイトでご確認ください。
詳細 楽天カード
ただし、海外で使いたい場合はVISAがおすすめ
JCBブランドの弱点は、海外だと使えない場所が多いことです。
世界で最も普及しているのはVISA、2位がMasterCardです。なので、海外に行く機会が多く、海外でも楽天カードを使いたい場合はVISAブランドにしておくのがおすすめです。VISAなら世界中で利用可能です。
海外にはほとんどいかない、あるいは海外では海外向けのクレジットカードを持っている……という人は、楽天カードはJCBが一番おすすめです。
楽天カードは、作成後のブランドの変更はできないので注意しましょう。
関連記事楽天カードの国際ブランドはJCBがおすすめな理由。違いを説明します。
まとめ
おすすめポイントまとめ
- 年会費無料
- ポイント還元率1%以上
- 電子マネーも使える
- JCBならnanacoチャージも可能
庶民的なイメージを持たれがちな楽天カードですが、実はとても高機能なクレジットカードです。大学生や20代の若者でも安心して申し込めますし、楽天ユーザーのみでなく初めてのクレジットカードにもぴったりです。