イオングループの店舗において割引・ポイントアップ特典が目白押しなイオンカード。「 イオンカード(WAON一体型) 」をスタンダードカードとして数十を超える種類がありますが、
その中でも、利便性で言えば最もおトクなのが『イオンカードセレクト』です。
通常のイオンカードとの違いは明白で、キャッシュカード機能が新たに追加されていること。
通常のイオンカードは、【クレジットカード + 電子マネー(WAON)】が合体したカードです。
対してイオンカードセレクトは、
【クレジットカード + 電子マネーWAON + 銀行キャッシュカード】
の三役が1枚に合体しているので、さらに高機能かつ財布もスリムになります。
詳しい特徴やメリットは以下に説明していきますが、ひとまず予め言えることは、
イオン銀行の口座を持っている人は迷わずイオンカードセレクトを選びましょう。
公式サイト イオンカードセレクト
逆に、イオン銀行の口座を持っていない人はイオンカードセレクトを持つ意味はなく、以下を読む必要はありません。そんな人はスタンダードな「イオンカード」で十分。下記記事の方をお読みください。
参考田舎や地方で最強!?イオンカードは電子マネーWAON一体型がおトク!
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【1分で分かる】記事の内容をざっくり言うと……
イオンカードセレクトは、数多くの種類があるイオンカードの中でも最も人気のひとつ。特徴は、イオン銀行のキャッシュカードが一体になっていること。
イオンカードセレクトを持てば、イオン銀行口座の普通預金金利が年0.12%に跳ね上がります(参考:メガバンクの金利0.001%)。
その他、ATM手数料が無料になったりするので、イオン銀行に口座を持っている人は間違いなくイオンカードセレクトがおトクです。
年会費無料なので、普通預金金利をおトクにするためだけにイオンカードセレクトを作る人も多いです。
⇒ イオンカード公式サイトを見るイオンカードセレクトの基本スペック
イオンカードセレクト | おすすめポイント |
年会費無料 イオンカードにキャッシュカード機能が追加 普通預金金利上乗せ ATM手数料無料 公共料金支払いでWAONポイントなど |
|
付帯保険 |
ショッピング保険 カード盗難補償 |
その他特典 |
毎月20日と30日は買い物5%オフ 毎月5のつく日はポイント2倍 毎月10日もポイント2倍 毎月15日は55歳以上限定で5%オフ 電子マネーWAON搭載 家族カード無料 ETCカード無料 |
申し込みサイト | イオンカードセレクト |
イオンカードとの違いは「キャッシュカード機能」にアリ!
イオンカードセレクトは、その1枚で3種類のカードとして機能します。
- クレジットカード
- 電子マネー(WAON)
- キャッシュカード(イオン銀行)
通常のイオンカードにもWAONは搭載されているので、違いはキャッシュカード機能の有無です。
キャッシュカード機能が付くと何が良いのかというと、イオン銀行と連携することで様々な特典が受けられるという点です。
その特典の数々をざっくりとご紹介します。
イオン銀行の普通預金金利が0.1%上乗せ
まず大きなメリットとして、イオンカードセレクトを所有している人は、普通預金金利が年0.1%上乗せされます。通常金利が0.02%なので、合わせて0.12%です。
通常金利:年0.02% ⇒ 上乗せ後金利:年0.12%
メガバンクの普通預金金利が0.001%だということを考えたら、これがどれだけおトクかが分かると思います。イオン銀行を使っている人はコレを利用しない手はありません。
「金利がおトク」というだけで、イオンカードセレクトを作る価値があります。というより実際に、金利アップ目当てでイオンカードセレクト作っている人も大勢いますしね。
イオンカードセレクト自体は年会費無料なので、作って持ってるだけで金利が大幅にアップすると考えれば絶大なメリットがありますよ。
⇒ イオンカード公式サイトを見るイオン銀行ATM手数料が無料に
銀行系カードは一般的にポイント還元率があまり高くない代わりに、それを補って余りあるメリットとしてATM手数料が無料になります。
ATM手数料が無料になる金額分をポイント還元に換算すれば、高還元率カードで数万円レベルの買い物をした場合に匹敵します。
ATM手数料無料にはそれほどの恩恵があるため、メインバンクのクレカは必ず持っておくべきと言われているわけですね。
イオン銀行を給料振込口座にすると毎月10WAONポイント
給与所得者の方は、給料振込口座にイオン銀行の口座を指定するだけで、毎月10WAONポイントがプレゼントされます。
10ポイントでもタダで貰えるに越したことはありません。毎月確実に貰っておけば地道に貯まっていくので、ぜひ給料の振込み用にイオン銀行口座を使いましょう。
公共料金の支払い1件につき5WAONポイント
さらに、各種公共料金を支払うと、”1件”につき5WAONポイントがプレゼントされます。これも毎月必ず出る固定費なので、ポイントの確実な貯めどころです。
最低でも水道代、電気代、ガス代、スマホ代はイオンカードセレクトで支払うよう手続きしておきましょう。
電子マネーWAONのオートチャージでポイントの2重取りが可能に!
イオンカードセレクトは、搭載の電子マネーWAONで買い物した場合に200円利用で1WAONポイントを貯めることができますが、さらにWAONへのオートチャージでも同額のポイント貯める事ができます。
つまり、WAONへのチャージによるクレジットポイント(ときめきポイント)と、WAON支払いよる電子マネーポイント(WAONポイント)の2重取りが可能になるということです。
電子マネーチャージができるクレジットカードは多いですが、チャージでポイントを貯められるカードは貴重です。
どちらのポイントも還元率は0.5%と低めですが、2重取りすることで還元率1%となるので銀行系カードとして高い還元率を実現できます。
⇒イオンで最大18%割引+ポイント還元!イオンカードを使ったお得技の全て
【結論】イオン銀行を利用する人は迷いなくイオンカードセレクト
以上のように、キャッシュカードとしてイオン銀行と連携できる点が、イオンカードセレクトと通常のイオンカードの違いです。
イオンカードセレクトがイオンカードより劣る点はこれといってないので、イオン銀行を利用する人、あるいはキャッシュカードも一体化して所有カードを減らしたい人などは、イオンカードセレクトを選んでおいて間違いありません。
無料お申込み イオンカードセレクト
ここからは、全イオンカード共通の基本スペックや特典情報をまとめていきます。
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イオンカードで貯められるポイントは2種類ある
イオンカードは、クレジットカードと電子マネーWAONが合体したカードです。
なので、クレジットカードのポイント『ときめきポイント』と、電子マネーのポイント『WAONポイント』を1枚で貯めることができます。
素敵商品と交換できる「ときめきポイント」
こちらは、クレジットカードの利用額に応じてポイントが貯まります。
カード利用200円につき1ポイント。ポイント還元率で言うと0.5%です。
ポイント還元率としては正直高くありませんが、イオンカードが支持される理由は還元率ではなく、この後紹介するセール特典の多さなのでご容赦。
貯めたときめきポイントの使い道は以下の通り。
- バラエティ豊かな商品に交換
- WAONに交換
- 寄付・募金に使う
- ネットショッピングで使う
コレといった交換先がなくても、ひとまずWAON(電子マネー)に交換できるので助かりますね。考えるのも面倒な人は電子マネーに変えときましょう。
ただ弱点としては、1,000ポイント貯めないと交換できないこと。
還元率0.5%で単純計算しても20万円分の買い物をしないと貯まらない基準なので、やや使い勝手は悪いかなとう印象です。
もちろん、ポイント2倍アップデーなどを有効利用することでもっとも早く貯めることは可能です。
WAONの買い物で貯まる「WAONポイント」
WAONポイントは、クレジット機能ではなく、搭載された電子マネーWAONを使った時に貯まるポイントです。
利用200円につき1ポイント。ポイント還元率はこちらも0.5%と決して高くはないですが、イオンのキャンペーンを利用すれば2倍ずつ貯めていくことができます。
貯めたWAONポイントの使い道は以下の通り。
- WAON(電子マネー)と交換してお買い物に使う
- 提携するほかポイントへ交換
- 寄付・募金に使う
- JALマイルへ交換
電子マネー(WAON)に交換して買い物に利用したり、提携ポイントと交換して使います。また、JALマイルは1対1のレートでWAONと交換が可能なので、陸マイラーはマイルと交換することも選択の一つ。
イオングループでの割引・ポイントアップキャンペーンまとめ
毎月20・30日のお客さま感謝デーは買い物5%オフ
毎月20日と30日はお客さま感謝デー。この日は全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、サンデー、ビブレ、ザ・ビッグなどの店舗でのイオンカードのクレジットまたはWAONご利用で、買い物代金が5%OFFとなります。
大型の買い物はぜひお客さま感謝デーを狙いたいところです。
5のつく日はお客さまわくわくデーでポイント2倍
こちらも、全国のイオングループ店舗でのイオンカードのクレジット利用でときめきポイント、WAON利用でWAONポイントがそれぞれポイント2倍にアップします(※一部対象外店舗あり)。
毎月10日のときめきWポイントデーでもポイント2倍
毎月10日のときめきWポイントデーでは、ときめきポイントが2倍もらえます。こちらはWAONポイントは対象外なので、クレジット機能でお支払いをした場合のみになります。
55歳以上限定、毎月15日のG.G感謝デーは商品5%オフ
55歳以上の方は、毎月15日のG.G感謝デーに商品5%オフでお買い物ができます。こちらはクレジット支払いでも電子マネー支払いでも関係なく5%オフが適用されます。
以上のように、イオングループでは1ヶ月のうちに大量の割引・ポイントアップデーを設けています。無料で持てるカードでここまでの特典を受けられるのはかなりおトクです。
ちょっと嬉しい、イオンシネマで映画300円引き
ちょっと嬉しいのが映画割引。イオンシネマでは、イオンカードでチケット代を支払えば通常価格から300円引きしてもらえます。
また、毎月20日と30日はカード提示で1100円で映画鑑賞できます。可能ならこの日を狙っていくと良いですね。
カード会員だけでなく、同伴者1名(ただし大人に限る)も割引が適用されるので、恋人同士の映画デートに最適です。
ショッピング保険、盗難紛失補償付きで安心もある
もしもの事態に備えた保険もしっかり揃っています。
ショッピング保険では、イオンマークのカードでクレジット決済した1品5,000円以上の商品が偶然による事故や過失で万一壊れてしまった場合に、ご購入日から180日間商品を補償します。これだけでもショッピングはクレジットカードを使った方が良いとわかりますよね。
また、もしカードを紛失したり、盗難されて不正利用された場合にも損害額はちゃんと補償してもらえます。
海外でカードを失くしてしまった場合でも、イオンカードは世界14カ国25カ所にイオンワールドデスクの拠点があるので、海外旅行中のトラブルでも安心なのです。
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家族カード、ETCカードも無料発行&年会費無料
イオンカードは、ETCカードと家族用カードも発行手数料無料・年会費無料で持つことができます。
こちらも車社会である田舎や郊外地域にお住まいの人には非常に嬉しいポイントではないでしょうか。他のクレジットカードではETCに年会費がかかるカードも多いなか、完全無料で持つことができるのは大きなメリットです。
家族用のクレジットカードも完全無料なので、やはり家庭持ちのお母さんお父さんにピッタリの1枚です。
JCBブランドはディズニーデザインあり!
イオンカードの国際ブランドは、「VISA」「MasterCard」「JCB」の3つから好きなブランドを選ぶことができます。
その中でもJCBブランドのみ、「ディズニーデザインカード」があります。
こちら、デザインが違うだけで中身は他と変わらないので、ディズニー好きの人はぜひ可愛いディズニーデザインを検討してみて下さい。
⇒イオンカードディズニーデザインの違いはブランドにあり。切り替えは可能?変更したい場合の方法
ゴールドカードへのインビテーション(招待)にも期待!
イオンカードは、利用状況(つまりカード利用額)に応じて、ワンランク上のゴールドカードへのインビテーション(招待)を受けることができます。
イオンゴールドカードが発行されるには、以下の条件のいずれかを満たしている必要があります。
- 年間の利用額が100万円以上
- 年間の利用件数が120件以上かつ累計利用額が80万円以上
- 累計利用額が500万円以上
- イオン系列店での累計利用額が60万円以上
狙いどころとしては、年間100万円以上のカード利用でしょう。
月8万円程度なので、まず公共料金やスマホ代などの固定費をクレジット払いにし、普段の食料品や生活品の買い物もイオンカードを使うようにすれば難なく超えるハードルだとは思います。
ただ、それはあくまでイオンカードをメインカードとして使う場合の話。イオンカードはサブカードとして優秀なので、サブカードとして持っている人には年間100万利用はやや高いハードルかもしれませんね。
とはいえ、イオンゴールドカードは年会費無料で持てる貴重なゴールドカードです。イオンカードを持っているなら、同じ年会費無料のゴールドカードの方がおトクなことは言うまでもありません。
なので1年ほどイオンカードを意識的に使って利用実績を貯め、サクッとイオンゴールドカードのインビテーションを貰っておくべきでしょう。
⇒専業主婦でゴールドカードを持つならインビテーション狙い!招待の条件や目安とは?
イオンカードセレクトの審査基準はカード初心者向け
イオンカードの申込資格は、18歳以上(高校生除く)です。
とくに特別なハードルは設けていないので庶民でも作りやすいカードです。
メインターゲットが女性主婦層なので、審査基準は厳しくはありません。
専業主婦はもちろん、学生やアルバイトフリーターなどでも問題なく作れるカードです。
ネットからの申込なので書類の郵送や届け印は必要ありません。オンラインからのカンタン申込で完結できるので、忙しい人でもすぐにカードを申し込むことが可能です。
まとめ
ひとまず、イオンを利用する人であれば1枚はイオンカードを持っておくべき。
問題はイオンカードの中でもどの種類にするかという点ですが、イオン銀行の口座を持っている人であればイオンカードセレクトで間違いありません。
クレジットカードと電子マネーとキャッシュカードが1枚に集約されるので非常に便利かつ財布も薄くなって良いことしかありません。
三役一体となると、もし失くしたり盗まれた時に大変なことになる……と心配な人もいるかもしれませんが、解説した通り、イオンカードには紛失・盗難・不正利用で損害を被った場合の補償がしっかり付いていますので安心して大丈夫です。
年会費も無料なので、サブカードとして持っていてまず損はしないでしょう。
イオンカードセレクト