20代・30代の人は賃貸物件に住んでいる人が多いと思います。毎月毎月、数万あるいは十数万の家賃の支払いに悪戦苦闘している人も珍しくないでしょう。
都内ならワンルームでも8万以上とかザラですからね。山手線内だと1K8畳くらいで普通に10万超えてくる物件も普通にあるので東京は恐ろしい街ですよ。
さてそんな、毎月の支出の中でも1位2位に入る高額固定費であろう家賃ですが、皆さんはどうやって払っていますか?
普通の人なら口座引き落とし、面倒くさがり屋は口座振り込みあたりでしょうか。
しかし現在、クレジットカードで家賃が支払える物件が増えているのをご存知ですか?
そうなんです。カード払い可の物件がどんどん増えているんです。
ということは?
そうなんです。家賃でポイントがガンガン貯まっていくんです。
家賃をただクレジット払いにするだけで、年間1万円分のポイントが勝手に付くとしたら? コレ結構ありがたいプレゼントだと思いませんか。
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メリット大!家賃はクレジットカード決済がおすすめな理由
ポイントが貯まりまくる
誰でも分かりますよね。家賃をクレジットカードで払えば毎月どんどんポイントが貯まっていきます。
筆者の私は都内在住なので東京基準で申し訳ないですが、都内なら20代の若者でも家賃5万円以上の物件に住んでいる人がかなり多いでしょう。
20代後半から30代になれば10万以上の家賃もザラです。既婚の夫婦2人暮らしなら、東京をちょっと超えて埼玉まで行っても10万は超えてくるのではないでしょうか?
間をとって平均家賃8万円だとしても、ポイント還元率1%でクレジットカード決済にすれば、
80000円 × 1% × 12ヶ月 = 9600P(=約1万円相当)
年間で1万円相当のクレジットポイントが貯まることになりますね。
「たった1万円かよ」と思うことなかれ。
ポイントを貯めるために何かを出費したわけではないのです。もともとあった出費を、支払い方法を変えるだけで年1万円がプレゼントされるんです。
こちらにリスクやコストはありません。タダ同然に1万円もらえて喜ばない人いますか? もしいたとしても、そういった属性の人はこのページには来ないでしょう。
入居時の初期費用が分割払い・リボ払いにできる
もう一つ侮れないメリットは、多額の初期費用を分割払いあるいはリボ払いにできるということです。これは貧乏人にはかなり嬉しい。
またまた東京基準ですが、一般的に引越し時の初期費用は家賃×6ヶ月分を想定しておくべきと言われます。
▼入居時の初期費用内訳▼
- 契約月の家賃を日割りで支払い(1日〜1ヶ月分)
- 契約の翌月分の家賃先払い(1ヶ月分)
- 敷金(1〜2ヶ月分)
- 礼金(1〜2ヶ月分)
- 不動産屋の手数料(1ヶ月分)
合計:家賃の約6ヶ月分が必要に(あくまで目安です)
敷金・礼金が少ない物件を探せば負担を軽減できますが、仮に家賃8万円の物件に移り住もうとすれば初期費用で40万〜50万近い額が必要になるのです。引越し費用を別途上乗せすればさらに……ですね。
正直、数十万もかかる初期費用が払えないから引越しを我慢している人もかなり多いのでは?
そんな人にこそ朗報です。
クレジットカード払いにすれば、分割払いやリボ払いで初期コストを大幅に軽減することができますよ。最初のハードルが格段に低くなれば、引越し意欲も湧いてきますよね。
ただし、リボ払いは返済地獄に陥るので原則止めた方がいいです。ポイント還元率が高いからとリボ払い専用カードを使うのはやめておきましょう。
一括払いでの負担がキツければ、おすすめは分割払いですね。
⇒リボ払いと分割払いの違いとは?手数料・利子を比較すればどちらがお得かは明白
ただし、分割払いに対応しているかは不動産会社とカードの決済ブランドにもよります。下記に紹介する大東建託の「いい部屋ネット」は対応しているのでおすすめします。
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クレジットカード決済可能な物件が探せる不動産サイト
大東建託の「いい部屋ネット」
大東建託では、2013年からグループ会社で管理運営する物件を対象にクレジットカード払いが可能になっています。
対応している国際ブランドは「VISA」「マスターカード」「JCB」「アメックス」「ダイナースクラブ」と、ほぼ全てカバーしているので安心です。
入居費用に限り分割払い・リボ払いが可能になっており、分割は3回・6回・12回から選ぶことができます(ダイナースブランドのみ分割不可)。
もちろんリボ払いも可能ですが、リボは計画性なく利用すると泥沼の返済地獄にはまる恐れがあるので注意しましょう。
また、家賃の支払いは一括払いのみです。
いい部屋ネットではクレジットカード払い可の物件を検索できますが、下記の専用検索ページで検索する必要があります。
普通のいい部屋ネットの検索ではカード払い可を条件として探せないようです。条件検索で「カード払い可」みたいな項目は見つかりませんね……。専用ページでなく、一般検索の条件項目に入れてくれると探しやすいと思うのですけどね。
とはいえ、入居費用の分割払いができるという点で最もおすすめな不動産サイトですね。
アパマンショップ
アパマンショップもカード払い可の物件検索が可能です。ただし、いい部屋ネットと同様に一般検索からの条件選択では項目がないので、カード払い可物件検索の専用ページで検索する必要があります。
利用可能なカードブランドは、
- VISA
- マスターカード
- JCB
- アメックス
- ダイナースクラブ
- UFJ
- ニコス
- DC
と、いい部屋ネットよりは豊富に揃えています。
ただし、アパマンショップには入居費用の分割払い・リボ払い対応の案内は見えないので不可だと思われます。この点は大きなデメリットですね。
ピタットハウスはカード指定あり
ピタットハウスも同様にカード払い可の物件検索できる専用ページがあります。
しかし、ピタットハウスは使えるクレジットカードが「夢なびVISAカード」という専用カードに限られます。
わざわざ専用のカード作るのは面倒すぎるのですが、一応それなりのメリットを用意していますね。
▼夢なびVISAカードで家賃クレジットカード払いすると▼
- 手数料などは全て無料に
- 家賃払っている間は年会費無料
- 電気代・ガス代はポイント2倍
- 年間50万円以上のショッピングでボーナスポイント
などなど。入居時の分割払いやリボ払い可の記載はありません。
メリットといえばメリットですが……わざわざ新規カードを作ってまで欲しい内容ではないかなぁというのが個人的な感想です。あと「夢なびVISAカード」というネーミングセンスが残念。
とはいえ、興味のある人は参考に。
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家賃支払い用クレジットカードはポイント高還元の1枚を選ぼう
せっかく高額な固定費でポイントが貯められるのだから、家賃支払い用のクレジットカードはポイント高還元なカードを使いましょう。
一押しは1.2%還元のリクルートカード
最も汎用性がありポイント還元率が高いおすすめカードは、リクルートカードですね。
リクルートカード | おすすめポイント |
年会費永年無料 ポイント常時1.2%還元 nanacoチャージで公共料金でもポイント貯まる 旅行保険(海外2000万、国内1000万) ショッピング保険:年間200万 家族カード・ETCカード無料 |
|
申し込みサイト | リクルートカード |
リクルートカードは年会費永年無料でありながら、常時1.2%ポイント還元という還元率の高さが素晴らしい。旅行保険もしっかり付くので、デメリットらしいデメリットがない非常に優れたカードです。
リクルートカードは非常に多くの電子マネーに対応しており、中でもnanacoチャージでポイントが貯められる貴重なカードの1枚なので、税金や公共料金の支払いでもポイントを貯めることができます。
⇒公共料金の支払いでポイント貯める方法。nanacoチャージを活用しよう!
これにより、リクルートカード1枚でポイントが貯められる出費はざっと、
- 家賃
- 光熱費(電気、ガス、水道)
- 住民税
- 自動車税
- 固定資産税
- 国民健康保険
- 国民年金
- スマホ代
- 固定電話代
- インターネットプロバイダ代
- NHK受信料
- 新聞購読費
これだけあります。クレジットカード決済スゴいですよね。
これらを全て、1.2%還元のリクルートカードで支払えば一体どれだけのポイントが還元されるのかぜひ計算してみてください。おそらく、貯めたポイントで自分に結構贅沢なプレゼントができるはずですよ。
リクルートポイントはちょっと使いづらいのが弱点ですが、Pontaポイントと交換可能なので使い道はかなり広がるはずです。
公式サイトリクルートカード
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リクルートカードの国際ブランドはVISAとJCBどっちがおすすめ?審査基準やサービスの違いを比較
年会費永年無料かつ、ポイント還元率1.2%と超高く、連携できる電子マネーが豊富で、旅行保険まで完備しているという弱点なしの最強リクルートカード。 年会費無料カードとして当サイトでもおすすめNo1として ...
ポイント還元率1%以上、nanacoチャージで公共料金が払えるカードは?
リクルートカード以外で、
- ポイント還元率が高い(1%以上)
- 公共料金全般でポイントが貯められる(nanacoチャージで貯まる)
という2つの条件を満たすカードは、「楽天カード」と「Yahoo!JAPANカード(YJカード)」です。
どちらのカードも基本スペックはほとんど同じですね。
- 年会費永年無料
- ポイント還元率1%
- nanacoチャージでポイント貯まる(JCBのみ)
両カードの選択基準はシンプルに、楽天ユーザーかYahoo!ショッピングユーザーかです。自分がよく使う方のカードを選べばOKです。
ただし一点注意!
nanacoチャージでポイントが貯められるのは、両カードともにJCBブランドに限られます。カードを申し込む際は必ずJCBを選びましょう。
どちらのカードも、学生やフリーターでも安心して申し込めるのはメリットですね。
公式サイト楽天カード
公式サイト Yahoo! JAPANカード
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公共料金の支払いでポイント貯める方法。nanacoチャージを活用しよう!
nanacoは、イトーヨーカドーグループで使える前払い式(プリペイド)の電子マネーです。イトーヨーカドーはもちろん、セブンイレブンやデニーズ、ヨークマート、ヨークベニマルで使うことができます。 このn ...
まとめ
しっかりと自分のお金を管理できる人が使えば、クレジットカードはこれ以上ない有能なアイテムです。手間も一切不要なうえ、家賃分だけで年間1万円近い価値がプレゼントされるのだから見逃すわけにはいきません。
さらに、どうせなら今回紹介した3枚のカードを使って、全ての公共料金の支払いを一枚化してポイントを総取りしてみましょう。本当にバカにできない額のポイントが貯まると思いますよ。