三井住友VISAプラチナカードは申込で作れる！インビテーションとどちらを狙うべきか

三井住友カードの最上位カードは、三井住友VISAプラチナカードです。

カードデザインがブラックなので「ブラックカード」と言われることも稀にありますが、一応階級としてはプラチナカードに属します。

とはいえ、銀行系クレジットカード会社として長い歴史を誇り、ステータスの高い三井住友カードの最高峰のプラチナカードは最上級のステータスを提供します。

さて、そんな三井住友VISAプラチナカードですが、実は申し込みが可能なことを知っていますか？

一般的にプラチナ以上のランクになるとインビテーション（招待制）が入会の条件なのですが、三井住友VISAプラチナカードは申し込みも可能なのです。

この記事では、そんな三井住友VISAプラチナカードを手にするための2種類の方法とメリットについて解説していきます。

三井住友VISAプラチナカードを手に入れる方法

基本的にプラチナカードは、インビテーション（招待状）によって入会するのが一般的です。

特に年会費5万円以上のプラチナカードは、プラチナカード会員にふさわしい人でなければ発行しないというコンセプトがあるので、ひとつ下のゴールド会員の中からふさわしい会員にインビテーションを発行するのです。

なので、三井住友VISAゴールドカードからインビテーションで昇格するのが正門ですね。

三井住友VISAプラチナカードもこの招待性を長らく続けていましたが、現在は申込窓口があり直接申込もことも可能となっています。

それではどちらの方法がプラチナカードを手にする確率が高いでしょうか？

直接申し込みの審査基準・年収基準

三井住友VISAプラチナカードのカード利用枠は、最低でも300万円となります。

この利用枠を考えると、年収が300万円～400万円ではとても審査は通過しそうもないことがわかります。

実際に利用枠いっぱい使うかどうかは別として、審査では利用枠を基準として返済可能かどうかを判断します。

少なくてもカード利用枠の2～3倍の年収が妥当なところでしょう。

同じ年収でも居住形態が自己所有・家族所有の持ち家か賃貸か、住宅ローンや他社利用の残高があるかどうかで審査結果は違うので、年収だけではもちろん判断できません。

クレジットカード審査では個人信用情報機関の情報も参照するので、他社利用の残高はもちろん過去の延滞状況もわかります。

過去に事故情報や延滞記録がないということはプラチナカードだけでなく、どのクレジットカード審査でも審査通過の絶対条件です。

以上をまとめると、

個人信用情報機関の記録に事故や延滞がない
年収は600万円～900万円
居住携帯・居住年数・勤務先・勤務年数の状況

この辺りを総合判断ということになります。

インビテーション（招待）の発送条件

インビテーションは三井住友VISAゴールドカードの会員に対して発送されますが、それにはもちろん発送条件があります。

直接申し込みとの大きな違いは、すでに会員としてクレジット利用実績がはっきりわかるという点です。

ゴールド会員入会時点で基本的な点はクリアしているので、後は支払実績が良好か、カード利用金額は多いかという点さえクリアすればインビテーションが発行されるでしょう。

ゴールド会員になったら、なるべく公共料金も含めてカード決済できるものはすべてゴールドカードで決済しましょう。

利用金額はもちろん多いほうがいいですが、メインカードで利用するという点もインビテーション発送には欠かせない要素です。

プラチナカードは、いわばお得意様に持ってもらうためのクレジットカードです。まずは三井住友VISAゴールドカードを最大限に利用していることをアピールして、インビテーションを待ちましょう。もちろん支払遅延は厳禁ですよ。

ゴールドはこちら三井住友VISAゴールドカード

三井住友VISAプラチナカードは、インビテーションと直接申し込みのどちらを選ぶか

インビテーションを待つのは時間がかかるというデメリットがありますが、カード利用の実績さえ積めば比較的確実にプラチナカードを手にできるというメリットもあります。

直接申し込みは審査を通過すればすぐにでもプラチナカードを手にすることができますが、審査基準は高いので却下される可能性も高くなります。

上場企業や公務員で勤務年数が長く、年収も安定しているといった属性が高い場合は、直接申し込みをしてみる価値はあるでしょう。

少しでも審査に不安があれば、より入会しやすい三井住友VISAゴールドカードに申込して、インビテーションを待つほうが確実です。

ちなみに、カード審査は短期間に続けて受けない方がいいので、プラチナカードの申込を却下されてからゴールドカードに申込む場合は、6ヶ月以上経過してからにしましょう。

個人信用情報機関では6ヶ月以内の申込情報も記録しているので、審査上不利になる場合があります。最後に審査を受けてから6ヶ月経過後にゴールドカードを申し込みしましょう。

なお、三井住友VISAゴールドカードは30歳以上が原則です。
まだ20代の人は20代専用の三井住友VISAプライムゴールドカードが用意されているので、そちらに申し込みましょう。30歳になった時点で自動的に三井住友VISAゴールドに昇格します。

30代以上はこちら三井住友VISAゴールドカード

20代はこちら三井住友VISAプライムゴールドカード

: 惚れるカッコ良さ！三井住友VISAゴールドカードのステータス感がスゴい

VISAカード発行数国内トップの実績と信頼を誇る三井住友VISAカード。パルテノン神殿があしらわれた洗練されたデザインは、ゴールドカードによってさらにカッコ良く光り輝きます。圧倒的なステータス性を ...

: 評判高い！20代専用の三井住友VISAプライムゴールドカードでモテる男に【ステータス重視】

最近は20代でもゴールドカードを持っている人が増えてきました。といっても、ほとんどはエポスゴールドやイオンゴールドのような提携カードであり、ややステータス性には欠けています。 20代のビジネスマンなら ...

三井住友VISAプラチナカードのメリットと特典内容

↑国際ブランドはVISAかマスターカード。色も2色あります↑

それでは三井住友VISAプラチナカードのサービス内容やメリットについてご紹介しましょう。

三井住友VISAプラチナカードの概要

三井住友VISAプラチナカード	おすすめポイント
	三井住友カードの最上級ステータスプライオリティパスやコンシェルジュサービスなど豪華特典が多数（※下記）
年会費	50000円＋税
付帯保険	海外旅行傷害保険：最高1億円国内旅行傷害保険：最高1億円航空便遅延保険：最高4万円お買物安心保険：500万円
特典	ポイントサービス「ワールドプレゼント」「カード利用プレゼント」プラチナホテルズ空港ラウンジサービス一流旅館・ホテル予約サービス「Relux」 VISAワールドワイドプログラムプラチナグルメ・クーポンプラチナワインコンシェルジュ特選品優待ユニバーサル・エクスプレス・パス宝塚歌劇優先販売コンシェルジュサービスメンバーズセレクション（プライオリティパス、セカンドオピニオンサービス、食の逸品プレゼントサービスのうちひとつ）

三井住友VISAプラチナカードでは上記のサービスが付帯されています。まさにプラチナカードにふさわしいほどの豪華特典ですよね。

ポイントサービスは還元率が0.5％と標準的ですが、6ヶ月間のカード利用金額が50万円以上で0.5％相当のギフトカードが年2回プレゼントされます。

つまり半年で50万円の利用をすると2,500円のギフトカードを2回もらえることになります（最大30,000円）。

プラチナホテルズとRelux

三井住友VISAプラチナカードではトラベルサービスとしてプラチナホテルズとRelaxを提供しています。

プラチナホテルズ

プラチナホテルズでは2種類のサービスがあります

アップグレードホテルズ

……国内約40のホテルと約10の旅館での優待料金と併せて、部屋または料理などのアップグレード

スペシャルプライスホテルズ

……国内約10のホテルのスイートルームが50％OFF

Relux

「Relux」は一流旅館とホテルが予約できる会員制サイト。その料金が5％オフになります。

もともとReluxの料金は最低価格を保証しておりどこで予約するよりも低料金なので、さらに5％割引はかなりお得です。

プラチナグルメ・クーポンとユニバーサル・エクスプレス・パス

プラチナグルメ・クーポンでは東京・大阪を中心に、約100店舗の一流レストランで2名以上の利用した場合、会員1名分が無料になるクーポンをプレゼント。

例えば銀座「サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京店（イタリア料理）」では、2名以上で「季節のシェフおすすめコース」1名 19,040円を利用すると、会員本人分のコース料理を無料で提供。

JCBは東京ディズニーリゾートのオフィシャルカードですが、三井住友カードはユニバーサルジャパンのオフィシャルカードとなっています。

そのため関連したサービスとして「ユニバーサル・エクスプレス・パス」を提供しています

ユニバーサルスタジオに入場後、「ゲストサービス」に行ってカードを提示すると「ユニバーサル・エクスプレス・パス」をもらうことができます。

1日1枚、同伴者4名分までもらえるので家族連れでも利用できます。

このパスを利用すると専用ゲートを利用できるので時間待ちが大幅に短縮できるメリットがあります。

コンシェルジュサービス

コンシェルジュサービスは、プラチナカードのサービスの代名詞と言ってもいいほどポピュラーです。

三井住友VISAプラチナカードコンシェルジュサービスは次のとおりです。

24時間・年中無休
航空券・ホテルの予約案内
高級車を含むレンタカーの予約案内
海外の買物情報の提供（店の場所案内等）
オペラ・バレエ・演劇・コンサート・美術館などの案内
レストランの予約案内
ゴルフコースの情報提供

この他にカードやパスポート紛失時の緊急対応も行なっています。

プラチナカードでコンシェルジュサービスが使えるようになると、「まるで秘書を雇っているよう」とも言われたりしますよね。

メンバーズセレクション

photo credit: The Bali Concierge Arrival Lounge at DPS Airport - Bali via photopin (license)

メンバーズセレクションでは年1回3つのサービスの中から好きなものを選ぶことができます。

プライオリティパス

世界1000ヶ所以上の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティパス・プレステージ会員（年399ドル相当）の登録が無料。

ゴールドカードの空港ラウンジサービスとは違い、世界中の、ビジネスクラスやファーストクラスのラウンジまで入れるようになります（※空港による）。

海外旅行が多い人には特に人気の特典です。年会費4万円相当のプレステージ会員に無料で登録できるので、これだけで年会費の元をほとんど取れてしまいます。

ちなみに、家族カード会員も登録無料になります。家族で旅行するときは家族カードを持たせておきたいですね。

プライオリティパスについて詳しくは下記記事もどうぞ。

: プライオリティパス特典付きおすすめクレジットカード一覧！最もコスパの良い1枚はどれ？

「プライオリティパス」というものを聞いたことがあるでしょうか？簡単に言えば世界中の空港ラウンジが利用できる会員制のサービスのことで、旅行好きの人には特に好まれる上級カード限定の特典です。しかし、「 ...