高島屋を利用するのに最も適したクレジットカードは、やはりタカシマヤカードで間違いありません。
一般カードでもポイント還元率8%、ゴールドカードなら年間100万利用でポイント還元率10%という超高還元を誇り、これよりメリットの大きいクレジットカードは他に思いつかないからです。
ただし、タカシマヤカードは一般で年会費2000円、ゴールドなら年会費10000円が必要となり、クレジットカードは無料で持ちたい派の人は思いとどまってしまうケースがあります。
そこで今回紹介したいのが、年会費無料でありながら高島屋ショッピングがお得になる2枚のカードです。
- クレディセゾンが発行する「タカシマヤカードセゾン」
- ドコモが発行する「dカード」
どちらも年会費無料で持つことが可能であり、かつ高島屋でお得にポイントを貯めることができます。
下記ではこの2枚のカードを含め、タカシマヤ関連カードとdカードはどちらがお得か比較していきます。
高島屋で買い物する機会がある人は、高島屋ショッピング用のカードを持ってみると良いですよ。
公式サイト タカシマヤカード
公式サイト dカード
年会費ありですが、通常のタカシマヤカード情報を詳しく知りたい人は下記記事へどうぞ。
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年会費無料のタカシマヤカードセゾンとdカードの比較
タカシマヤカードセゾンとdカード、同じ年会費無料カードでスペックやポイント性能を比較してみましょう。
スペックの比較
まずはスペックを一覧表にしてみました。
※横スクロール可能です。
タカシマヤカードセゾン | dカード | |
年会費 | 永年無料 | 無料 |
国際ブランド | ・VISA ・マスターカード ・JCB ・アメリカン・エキスプレス |
・VISA ・マスターカード |
ポイント | 【タカシマヤポイント】 ・有効期限1年4ヶ月 ・タカシマヤ(特価品除く)で100円2ポイント ・「ポイントアップ特別ご優待会」期間中100円4ポイント ・タカシマヤ以外は100円1ポイント |
【dポイント】 ・ポイント有効期限は獲得月から48ヶ月 ・タカシマヤの決済で100円3ポイント ・ローソンでの決済は100円2ポイント+3%割引 ・一般加盟店は100円1ポイント |
ポイント還元 | ・2,000ポイント単位で「高島屋お買物券」2,000円に交換 ・同じくオンラインポイント2,000円分に交換 ・ANAマイルに交換 2,000円のお買物券で500マイル |
・1ポイント1円として高島屋、ローソン、マクドナルド、イオンシネマなどで使える ・その他商品交換、クーポン交換、ケータイ料金、dマーケットで利用可能 |
優待サービス | ・タカシマヤ有料催し50%オフ ・西友・リヴィンで毎月5日と20日5%オフ |
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公式サイト タカシマヤカード
公式サイト dカード
ポイントに関しては次で詳しく比較しますが、それ以外の点では国際ブランドが多く選べるという意味でタカシマヤカードセゾンに優位があります。ただVISAかマスターカードを選ぶ人が大半だと思うので、実際そこまでの差はありません。
また、優待サービスについてもタカシマヤセゾンカードなら有料催しの50%オフが付いたりと有利ですね。
とはいえそこまで細かい特典にこだわる人は少数だと思うので、やはり大半が気になるのは「ポイントがどれだけお得か」だと思います。
ではポイントの比較をしてみましょう。
ポイントの比較
ポイントプログラム自体はまったく違いますが、dポイントも高島屋で1ポイント1円として使うことができます。そのため両カードとも同等に比較することができます。
ポイント付与
タカシマヤセゾンカード:高島屋での利用2%(「ポイントアップ特別ご優待会」期間中4%)
dカード:高島屋での利用3%
ポイント有効期限
タカシマヤセゾンカード:1年4ヶ月
dカード:48ヶ月
ポイント交換
タカシマヤセゾンカード:2,000ポイントで2,000円のお買物券
dカード:1ポイント1円として高島屋で買物ができる
年会費無料ならdカードの方が有利か
ポイントの貯まり安さという点では、常に3%貯まるdカードのほうが有利です。
ただし高島屋がポイントカード会員(カード会員含む)に向けて不定期に開催する「ポイントアップ特別ご優待会」に集中して利用すれば、タカシマヤカードセゾンも4%還元になるので、そん色なく貯まるでしょう。
しかし、有効期限とポイントの還元を比較してもdカードのほうが使いやすいのは間違いありません。
タカシマヤカードセゾンには、①2000P貯めないと使えない/②有効期限が1年4ヶ月しかない、というネックがありますが、dカードにはこれらの縛りがありません。
貯めたポイントは少量からいつでも使え、4年も有効期限があります。
結論としては、ポイントに関してはdカードのほうがタカシマヤカードセゾンよりも、貯まりやすく使いやすいということになりますね。
年会費無料カードがいいなら、dカードを高島屋ショッピング用のサブカードとして持っておくことをおすすめします。
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タカシマヤカード(一般)とdカードの比較
年会費無料同士ではdカードがお得でしたが、年会費有料の本家タカシマヤカードと比較するとどうでしょうか?
年会費2000円のタカシマヤカードと実質無料でモテるdカードとは差があるので、その点も考慮しながらどちらがお得か考えてみます。
ポイント付与の比較
比較するまでもなく、ポイント付与に関しては圧倒的にタカシマヤカードのほうが有利です。
- dカード:3%還元
- タカシマヤカード:8%還元
※高島屋での利用に限った話です。
高島屋の利用だけで考えると還元率に5%もの開きがあるので、タカシマヤカードの圧勝といったところです。
問題なのは、2000円の年会費を差し引いてもタカシマヤカードを取るべきか? ですよね。
同じ10万円を利用した場合で、どのくらい貯まるポイントに違いがあるか?
タカシマヤカードで10万円利用した場合
10万円✕8%=8,000ポイント
dカードで10万円利用した場合
10万円✕3%=3,000ポイント
年間10万円は高島屋で買い物すると仮定すれば、タカシマヤカード8000ポイント、dカード3000ポイントが貯まる計算です。
つまり、タカシマヤカードは年会費2,000円を差し引いても6,000円相当のお買物券が手元に残るので、dカードの2倍お得と言えます。
有効期限の比較
高島屋ポイントは1年4ヶ月しかない有効期限の短さがネックですが、8%のポイント還元率があれば有効期限の短さはまったく問題になりません。
普通にカード利用していれば、1年4ヶ月以内には1万ポイント以上は貯めることができます。そしてポイント交換先のお買物券には有効期限がないので、2000P貯まった時点でお買い物券に交換しておけばいいのです。
「ポイントを貯める」のではなく、ポイントをどんどんお買い物券に交換して「お買い物券を貯めていく」感覚で貯蓄していけばOKです。
dカードの有効期限の長さは、ポイント還元率が同じ場合に初めて有利になります。5%も還元率に違いがあれば有効期限の長さはあまり関係ないのです。
ポイントの使いやすさはdカード
ポイントの使いやすさに関してはdカードにメリットがあります。
1ポイント1円としていつでも利用できるので、タカシマヤカードのように2,000ポイント貯まるまで待つ必要がありません。
しかし、買物の端数をポイントで利用するには便利ですが、大きな買い物に使うにはあまりメリットがありません。
そこで、dカードで貯めたポイントは別の使い方をするという方法もあります。
関連記事dポイントの貯め方とおすすめ使い道を徹底解説!【dカード使い方】
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タカシマヤカードとdカードの併用
年会費無料カードでは、タカシマヤカードセゾンを作るよりdカードのほうにメリットがあることがわかりました。
しかし、タカシマヤカード(一般)のほうがdカードよりもポイント面では圧倒的に有利です。
そこで、2枚のカードを併用することを考えてみましょう。
2枚を活用してポイントを貯めて使う
dカードとタカシマヤカードは発行会社も違うので、国際ブランドは違うものを選び、2枚同時に利用することができます。
dカードは実質的に年会費無料なので、年会費が負担になることもありません。
タカシマヤカードでは高額な買物や「ポイントアップ特別ご優待会」を利用してポイントをガンガン貯めましょう。
一方のdカードは、高島屋以外の利用や、高島屋でそれほど高額でない買物に利用してdポイントを貯めましょう。
- タカシマヤカードは高額な買い物に。ポイントは買い物券に交換して大型買い物に還元。
- dカードは小額の買い物や高島屋以外での利用でポイントを貯め、貯めたポイントは普段の買い物の足しに還元。
タカシマヤカードの8%ほどではないですが、dカード3%の還元率は他のクレジットカードにはない高還元率なのでポイントは思ったよりも貯まるでしょう。
高島屋ポイントはお買物券の交換専用に使い、お買物券を貯めてから高額商品の購入に利用すれば効率よくポイントを使うことができます。
ポイントを貯めるのにゴールドカードは不要
ポイントを貯めるという点に限っては、タカシマヤカードもdカードもゴールドカードは不要です。
どちらも10000円という年会費と比べて、ポイント優遇のメリットが全くないか、少ないからです。
特にタカシマヤカードはゴールドカードでも、年間100万円以上使わない場合は一般カードと同じポイント還元率8%です(年間100万以上使えば10%にアップします)。
もちろん年会費は関係なくゴールドカードのサービスを利用したいという場合は、年会費はデメリットではありません。
それでもどちらか1枚をゴールドカードにすれば充分でしょう。
まとめ
タカシマヤカードとdカードの比較をしましたが、結論としては併用したほうが便利ということです。
それでも1枚を選ぶとすれば、年会費無料で利用したい場合はdカード、年会費を支払ってもポイントを貯めたいという人はタカシマヤカード(一般)を選びましょう。
また、基本的に高島屋での買物が多い人ほどタカシマヤカードを選んだほうがお得になります。
いずれにしても、どちらにメリットを感じるかは使い方しだいなので、自分にあったカードを作ってみてください。
特に年会費無料カードであれば負担ゼロなので、高島屋を利用する人は1枚持っておいた方がいいでしょう。
公式サイト タカシマヤカード
公式サイト dカード
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