ポイントの貯め方・使い方

5分で分かる共通ポイント比較|会員数・シェア調べ【Tポイント/dポイント/楽天/Ponta】

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LeoNeoBoy / Pixabay

現在はキャッシュレス化が進み、ポイントでショッピングできるお店が多くなってきましたよね。むしろポイントが全く利用できないお店の方が少ないでしょう。

しかし、それと同時にポイントの種類が増えてすぎて、どのポイントがどんな店で利用できるのか、どんなメリットがあるのかなどを把握しておくのが面倒になってきました。

2019年現在の国内では、下記「4大共通ポイント」が勢力をしのぎ合っている状況です。

  1. Tポイント
  2. Pontaポイント
  3. 楽天スーパーポイント
  4. dポイント

「共通ポイント」とは、その会社のお店だけでなく、様々な他社企業のお店(提携店)でも貯めたり使ったりできるポイントのことを言います。

つまり、この4大共通ポイントが最も効率よくポイントを貯めたり使ったりと活用できるわけですね。

そこで今回は、この4大共通ポイントについて、各ポイントの概要やメリット、デメリットについて最低限知っておきたいポイントを簡単にまとめてみました。

カードのポイントを最大限活用したい人は、なるべくこの4大ポイントのどれかを扱うようにしましょう。

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Tポイント/dポイント/Pontaポイント/楽天スーパーポイントを徹底比較

共通ポイントの市場規模

ポイントサービスの市場規模は年々増加しています。

2015年度のポイントサービスの市場規模は1兆4440億円にも上り、2020年度には2兆300億円にもなります。

その波を逃すまいと、2015年にNTTドコモの「dポイント」が参入し、2016年にはイオングループの「WAON」が参入しています。

特にdポイントは誕生後に怒涛の勢いで勢力を拡大し、瞬く間に4大共通ポイントの一角に仲間入りしました。さすがドコモというところですね。

ポイント市場については、今後も新規参入が増えてくる可能性が高いですが、4大共通ポイントの牙城が崩れるかどうかは定かではありません。

4大共通ポイントの会員数シェアを比較

ポイント名称 会員数
Tポイント 約6,000万人
Pontaポイント 7,792万人
楽天スーパーポイント 11,044万人
dポイント 5,800万人

2016年時点のデータですが、各ポイントの会員数は以上のようになっています。

会員数トップは楽天スーパーポイントとなっており、大々的なTVコマーシャルが功を奏した形ですね。楽天は 楽天カード でも会員数1600万人突破してクレカ界1位ですし、最近はスマホ決済の楽天ペイも登場したり、いわゆる「楽天経済圏」はどんどん拡大しています。

一方、最も知名度が高いのはTポイントでしょう。会員数は少なく見えますが、この会員数の数字は「アクティブユニーク会員」といって、一年間でTカードを利用しており、かつ重複を除いた会員のみカウントしていますので、実際のT会員数はもっと多いでしょう。

DVDやCDのレンタル全盛期に最大手のTSUTAYAが打ち出したポイントであることが大きいですね。映画や音楽をTSUTAYAでレンタルするためにTカードを作った人がほとんどでしょう。

いずれの共通ポイントも会員数は右肩上がりで増えており、今後も増加していくものとみられます。

早いうちに各ポイントの特徴を理解し、ポイントを使いこなすことが出来れば、それだけ後々お得になりますよ。

では、各ポイントの特徴やメリットデメリットを1個ずつまとめていきます。

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Tポイントは豊富な提携先があり、大手に強い!

Tポイントの特徴とメリット

共通ポイントのパイオニアともいえるTポイントは豊富な提携先があり、特に大手のショップで利用できる点に強みをもちます。

TSUTAYAはもちろんのこと、下記の店舗で利用することが出来ます。

  • 【飲食店】吉野家、ドトールコーヒー、ガスト、牛角、バーミアン
  • 【スーパー/デパート】マルエツ、東武ストア、三越伊勢丹
  • 【ガソリンスタンド】ENEOS

これはほんの一部で、他にも多くのお店で利用できます。

Tポイントのメリットは、利用店舗に困ることはほぼないと言えることでしょう。貯めたポイントは必ずどこかで使えるはずです。

Tポイントのデメリット

Tポイントのデメリットは、200円に1ポイントしか付与されないという還元率の低さですね。

他のポイントは還元率1.0%のものが多く、ポイントの貯まりやすさでは他のポイントよりも劣ります。最もメジャーかつ最も多くのお店で使えるゆえ、この点は仕方ありませんね。

 

Pontaポイントは特にローソンでの引換券がお得、グループで利用も

Pontaポイントの特徴とメリット

Pontaポイントは、ローソンでのお試し引き替え券がお得に利用できます。

pontaポイントは通常1P=1円の価値ですが、このお試し引換券を利用すると1ポイントあたり1.5~3円相当の価値になり、お得に食品や飲料、酒類などを交換できます。

いくつか例を挙げてみると▼▼

商品 通常価格 引き換えポイント
スーパーカップ1.5倍ブタキムチラーメン 216円 100P(1P=2.16円相当)
キシリッシュボトル(94g) 512円 220P(1P=2.33円相当)
オールフリー(350ℓ) 147円 40P(1P=3.68円相当)

表の通り、1ポイントあたりの価値が2~4円程度に倍増しています。

カップ麺やアルコールなど誰でも購入する日常品においてポイント価値が倍増するので、日用品を買うならローソンの引換券を上手く使うと2〜4倍程度おトクになるということです。

また、ポイント利用できるお店もTポイントほどではありませんが数多くあります。

ローソンはもちろんのこと、AOKI、ケンタッキー、ピザハット、ゲオなどいろいろなお店で利用できます。

Pontaポイント独自の仕組みとして、会員同士でグループ作成の作成が可能であり、10人までのグループを作成してポイントを共通で貯めることが出来るという特徴もあります。

ポイントカードを作ったけれども、交換するまでのポイントが貯まらないというありがちの悩みもこれで解消してくれますね。家族や恋人同士でグループを作っても良いでしょう。

Pontaポイントのデメリット

Pontaポイントは利便性が高く、目立ったデメリットは見当たりません。ただし、大手の提携店舗がTカードと比較すると少なくなります。

またローソンで利用しなければ、Pontaポイント最大のメリットであるといっても過言ではないお試し券を利用できないので、ローソンを利用しなければそこまでお得ではないとは言えます。

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楽天スーパーポイントは楽天関係でポイントが貯まりやすい

楽天スーパーポイントの特徴とメリット

楽天スーパーポイントは、お馴染みの楽天が運営しているポイントサービスであり、楽天市場をはじめとする楽天関係のサービスにおいて圧倒的にお得なポイントです。

楽天はとにかくキャンペーンやポイントアップシステムが多く、通常100円で1ポイント貯まるポイントが利用シーンによって数倍貯まることも珍しくありません。

楽天サービスは基本的に、楽天の有料顧客ほどポイントが優遇される作りになっている(いわゆる「楽天経済圏」)ので、例えばクレジットカードは 楽天カード 、スマホは楽天モバイルなど、楽天サービスを併用している人ほどポイント還元率が高まっていきます。

後述しますが、 楽天カード を利用すると楽天市場では常時最大7倍ものポイント還元率が可能となります。

楽天スーパーポイントのデメリット

楽天スーパーポイントのデメリットは、ポイントアップ制度などでお得に獲得したポイント分は「期間限定ポイント」といって、利用期間が短いポイントがあることですね。

期間限定ポイントは獲得から1~2か月程度で失効になる場合が多く、まとまったポイント利用ができません。

ポイントが貯めやすい分、早く使わないと失効してしまうのがデメリットです。

 

dポイントはローソン、マクドナルド、高島屋でお得!

dポイントの特徴とメリット

dポイントは主にローソン、マクドナルド、高島屋などで利用することができ、特に dカード を併用するとローソン、マクドナルドは5%OFF高島屋はポイント3倍になるという特典が付いています。

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ローソンというかなり身近なコンビニで最大5%オフが実現できるのは非常に嬉しいですよね。後述しますが、dカードは年会費実質無料でもてるので、ローソンをよく使う人は持っておいて損はありません。

また、他の共通ポイントは利用期限が1年前後となっていますが、このdポイントの有効期限は約4年間ありますので、失効になる確率は少ないというのもメリットです。

dポイントについては下記記事にさらに詳しくまとめているので、興味があれば参考にどうぞ。

dポイントの貯め方とおすすめの使い道を徹底解説!【dカード使い方】

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dポイントは、2015年12月に共通ポイントとしてデビューしたばかりの新人です。

なので他の3ポイントと比較すると利用できる店舗はまだ少なく、ドコモユーザー、ローソン、マクドナルド、高島屋を利用する方以外は保有するメリットは少ないといえるでしょう。

ただし、dポイントはサービス開始から怒涛の勢いで成長しているので、今後も提携店舗はどんどん増えていくと予想されます。

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共通ポイント別おすすめのクレジットカード

Tポイントを貯めるならYahoo! JAPANカード

Tポイントを貯めるなら Yahoo! JAPANカード がおすすめです。

年会費無料かつ基本ポイント還元率も1.0%という高還元率で、ヤフーショッピングを利用するとさらにポイント3倍になるので、Tポイントが最も貯まるクレジットカードといって間違いありません。

Tカード一体型か、別だけどポイントはまとめられるタイプかを選べます。一体型にしておくとTカードはもう必要ないので、財布を薄くできて良いですよ。

審査も非常に早くて優しいので、初めての1枚にもぴったりですね。

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Pontaポイントを貯めるならJMBローソンPontaカードVisaかリクルートカード

ローソン目当てでPontaポイントを貯めるなら、JMBローソンPontaカードVisaが良いでしょう。

ローソンで利用するとPontaポイントが100円につき2P付与されるという高還元率です。ただし、ローソンにメリットが寄りすぎているので、「ローソンでPontaをお得に使う」という1点の目的で作るのはなぁ……という人も多いかもしれません。

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どこで使っても1.2%還元でリクルートポイントが貯まり、Pontaポイントと等価交換が可能です。

交換の一手間はありますが、現存のクレジットカードの中でもかなりの高還元率でポイントを貯めていくことができるので大衆向けなのは間違いなくこちらでしょう。

リクルートカードは高還元率に加えて、年会費無料、旅行保険も完備と、極めて優秀なクレジットカードです。年会費無料カードでは間違い無くトップクラスのスペックなので、持っておいて損はしません。

>> リクルートカード公式サイトはこちら

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楽天スーパーポイントはもちろん楽天カード

楽天スーパーポイントはもちろん、楽天カードが最も貯まりやすくてお得です。

基本ポイント還元率がすでに1.0%と高いことに加え、現在開催中の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により、楽天市場ではポイント2倍が可能になります。

楽天ユーザーであれば、楽天カード+楽天モバイルが最強コンボです。こちらは下記記事に詳しく書いていますので参考にしてください。

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dポイントは当然dカード!ドコモユーザーならdカード GOLDが最強におすすめ

dカード VISA

dカード GOLD VISA

dポイントを貯めたい方も当然、ドコモのdカードがおすすめです。

ローソンではポイント還元と割引合わせて常時最大5%もお得になりますし、マックや高島屋でもポイント倍増します。

一般クラスのdカードは年会費無料です。年会費をかけたくない人はdカードを作って無料カードとして使いましょう。

ただし、ドコモユーザーであればdカード GOLDの方がはるかにお得です。

dカード GOLDは年会費10000円(+税)ですが、ドコモユーザーであれば毎月のスマホ代金の10%がdポイント付与されます。

仮に月のスマホ代が8000円とすると、1年間で9600円分のポイントが貯まります。

つまり、スマホ代の10%還元だけで年会費10,000円(税抜)の元を取れてしまうので、ドコモユーザーにとってdカード GOLDはゴールドカードでありながら年会費の元も取れるのです。

さらに、水没などに対応できるケータイ補償も年間最大10万円が付帯してきます。

ドコモユーザーであればもはやdカード GOLDを持たない意味が分からないほどお得なカードです。

一般 dカード

ゴールド dカード GOLD

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まとめ

4大共通ポイントの特徴、メリットデメリットを簡単にですがまとめてみました。

各ポイントとも利用できる店舗が違いますので、よく利用する店舗が近くにあればポイントカードは利用しないと損です。

共通ポイントは貯めおくことで日常のあらゆる店舗やシーンでお得に使えるので、なるべく効率的に貯められるよう専用のクレジットカードを愛用するのがおすすめです。

自分に最もお得のある共通ポイントを選び、そのポイントを最もお得に貯められるカードを持っておきましょう。

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